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画面内の裏事情。  作者: 無名→琥珀→名無→ユキカゴ
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街と街をつなぐ線

ユキカゴです。

ついに二回目回ってきました。

今回は、一回もミスしませんでしたっ!

んで、今回はアイドル的存在(?)のツキの動作が結構出てます。

ん~・・・伏線?w

杖を振るう…。

ツキ、ネアルがそれを見ていた。


「あぁー…えー…んー…ほいやっ!とう!…ダメだぁ…」


ツキは、それを何をしているのだろうか、我が主は…といったような若干不気味に見ていて、

のあは、こちらを見てやっぱり…といった顔となった。


[やっぱり、出ないか…]


「ななな、なんなのー!」


ツキは、驚いたように、ネアルの後ろに回る。


[ん、なあ…]


「…?何?」


[のあは、テロップが見えるのか?]


「え?ええ、まあ…クエストの確認とか…そんなのならできるみたいね」


そう、あのウィスプ森林で、確認した事だ。

突然目の前に大きな掲示板のようなものが出てきたときはびっくりしたけど…あれがテロップで間違いないわけで。


[んで、その中でスキルの項目って確認できないか?]


「あ、そっか」


私は忘れていた。

そうだ、初歩的な事すぎて、全然考えてなかった。

ツキは、なんだか陽気にネアルと私の周りを散歩している。

優雅で、可愛らしく短い脚が一歩一歩とステップしてて、愛らしい。

私は、テロップを表示してみる。

それは、頭で考えるような感覚。

まるで自分自身をキーボードに置き換えるかのごとく、そっと手を添えるように。


「これ…かな」


と、私はこれ!と思ったものを押してみる。

すると、テロップが、3つ出てきた。


「わっ!」


[ど、どうだ…?]


一つは、自身のアバターステータス。

自分の経験値(EXP)とか攻撃力とか防御力とかが出てる奴。

一つは、装備。

自分が今身に着けている装備が書かれたもの。

一つは…身に着けているスキル。


「あっ!あった!」


[お、やっぱか]


「うん!」


私が喜んだ拍子に、ツキも一緒にジャンプする。

まるで、もう一人の自分みたいに。

私は、ツキに手を近づけて、肩に乗せる。

そして、テロップの移動スキルの項目を見る。


「あっあったぁ!」


[おー!よかったな!(∀^ /]


「うん!」


肩にいたツキは安心したのか、寝ている。

ふわふわした毛から伝わる熱が、どことなく温かく感じる。


[じゃあ、まずは…リーンライトに戻ってみよう]


「ん、そうだね」


[それで、戻って、さらにここに戻ってこれるか、やってみようか]


「おー!」


私は、普通ありえないアクションをする。

ツキの乗っていない右腕を大きく上にあげ、そう叫んだ。

ツキは、いきなり耳元で叫ばれたので、目を覚ましてしまったようだ。


「ツキ、行くよ!」


ツキは、うんうんと頷く。

そして、ネアルは、バイバイというアクションで、私を見送っている。

私は、移動スキルに…手を置いた。

すると、ふわんっという音が鳴り、魔法陣ができて、私は移動スキルを使用した。


[いってらっしゃーい]


というのあのテロップが少し滲んで見えなかった…。


ブワワァン...

私は、一瞬でリーンライトについた。

移動手段として使った魔法陣が、少し残り、使うことができた安心感が自然と私の緊張を無くした。


「ネアルがいなかったら、今頃…はぁ…やったぁあああ!」


ツキも一緒に飛び跳ねる。

周りのアバターからは、[ん、あんなアクションあったっけ?][えー!かわいいー!][おーし、私もレベルあげて、あんなアクションを…!]

とかいうものがコメントで出ていたが、そんなことはどうでもよかった。

そういえば、もう一度移動スキルを使ってグライノ湖に戻らないといけないんだっけ…。


「おーし、ツキもう一回グライノ湖に行こう!」


ツキは、おー!という感じで飛び、私の肩に再び乗った。

そして、移動スキルを使って、グライノ湖に戻った…。

結構頑張ったつもりですw

無名ちゃんが、描きやすいように…と考えた結果がこれなんですが…www

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