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画面内の裏事情。  作者: 無名→琥珀→名無→ユキカゴ
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新たな地へ


無名です

インフルエンザにかかっちゃいましたpq

よろしくおねがいします



        [おかえり のあ]


グライノ湖についてみると迎えてくれたのは満面の笑みのネアルだった

ネアルは自分のことのように喜んでくれた


  [どうだった?テレポートは」

 「うーんっとね なんだろ ふわーってなってぶおーってなってひゅーん!」

 [あはは・・・w]

  「もおー バカにしてるでしょ!」


私の腕の中ではツキも満足そうにふんっ!っと息をならした


「それでもこれで戦うには大分慣れないと無理そうね・・・」

 [まぁ、そんなすぐに慣れられたら俺の出番がないっての!]

  「あら、ネアルにはもう大分感謝してるんだよ?」


スキル画面を出して、必要なスキルを探し当ててそれに触れ発動する。

それまでの流れがいかに短くできるかが問題なんだろう。


 [うーん・・・とりあえずスキルは使えるようにはなったから]

   [えーっと次は・・・]

[外に出る方法がすぐにわかる訳でもないしなぁ・・・]


ネアルは私のために考えてくれてる

 そりゃは私が答えを導きだせればそれにこしたことはないんだけど・・・


[そういえば]

   「む?」

 [リリアとウィル長老に助けてもらったっていってたよな?]

「うん」

 [それってさ、やっぱりゲーム内と同じことしか喋らなかった?]

 

うーんっと・・・いやそんなことないよなぁ・・・


 「ううん なんかね、道案内とかいろいろしてくれたよ!」

[ふむ とするとゲーム通りのことを喋らないどころか

               ゲーム通りじゃない動きまでするのか]

 「うん」


  [もしかしたらNPCがなにかしってたりしてな・・・]


 「・・・!!」




         ―――ありえるかもしれない。


「だとしたらぁ・・・なんか知識が豊富そうな人・・・」

  [レナに居るエルフのレノンフロストは?」



レノンフロストとはレナ雲海のレノン城いるエルフの女王

 ウィル長老と同じような立ち居地で弓使い教官の中で一番位が高い

  そしてなによりもエルフというからには長生きである 

   もう何百年も生きてるっていうゲーム内設定だったはず・・・


 「いってみる・・・?」

   [俺はつきあうよ]

  「じゃぁおねがいしよっかな」

    [おうまかせとけ!]


 私がまだ完全にスキルを使いこなせないうちはまだ危険かもしれないけど・・・


レノン城は「ここにある」といった地図にはのっておらず

  とりあえずは上にあるのだが いくのが少し厄介だったりする


上る手段はいくつかある

塔を上っていったりとか特殊な空を飛ぶ乗り物でいったりとか

それぞれのスキルとかとか・・・


私の場合テレポートで移動できる範囲には限りがある

リーンライトとグライノ湖は距離が近いため

  それぞれの中心から中心まで楽に移動できたが

レナ雲海は場所も特定されていなければ距離も遠い

 空を飛ぶこともできるが、空に住むモンスターのほうが危険で何より

   飛ぶというスキルを使ったまま戦うこと自体難しいのが目に見えた

ネアルがいれば大丈夫かもしれないが・・・ネアルは・・・

 

 「あ、飛べるか」

   [え?]


ネアルは盗賊。それも高レベルの盗賊だ。

 盗賊は皆知識の高い鳥と仲がよかったりする 

ネアルもたくさんの鳥を飼いならしているがその中でいつも

             イヌワシに乗って移動してた記憶がある


※イヌワシというのはすっごーくでっかい鳥さんで

      子供ぐらいならつかんで巣にもってっちゃうぐらいです 

※それでも実際は人が乗れるほどの大きさがあるわけじゃないです


「ネアル、レナ雲海にはどうやっていくつもり?」

 [え、飛んでくんじゃないの?]


そう。私もゲームやってたら間違いなく飛んでく。

 このレベルなら空の敵だってなんだってお構いなしだもの!あたっても痛くないわ



  ・・・・・・・・・なんだけど・・・


   そもそも飛ぶのが難しそうっていうのが最初のイメージだった


  ネアルもそれをさとったのか


[大丈夫だって!俺がなんとかフォローしてやっからさ]




  っていってくれたのはいいものの・・・

まだ不安がのこるなあ・・




そう思いながらも頭にスキル一覧を思い浮かべ

飛行魔法にそっとふれる 

  ツキもふれる直前に肩から伸ばした腕、手の先へと移動する

そして私がふれるのと同時にツキの鼻がちょん、とスキルへとふれる


ふわっと下からの風がふきつける、と同時に空へ舞い上がる

 私の周りにはツキの周りにあるのと同じような狐火が飛ぶ

  ツキはといえば私の肩にもどってきて「けーん」と高く、楽しそうに鳴いた


ネアルもあとからイヌワシにのって私のすぐ近くまで浮上する


 [さすが 慣れるの早いね?]

  「うーんとりあえず浮くことはできたけど進み方とか・・

                     いろいろ大変そうかも」

 [www まぁがんばってな]

   「おーう!」




二人はもう少し浮上してレナ雲海を目指して飛び始めた




レノン城の女王様の名前ちょっと迷いました・・・

フロストって言うのはエルフじゃなくて氷の妖精さんなんだけどいいかなぁ?


いぬわしさんは地味に好きなのです。怖いけど><

前に書いてた漫画にもいぬわしさんが出てきたりしたり・・

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