運命の日
プロットなしの 勢い矛盾上等小説ですのであしからず。
人は何かしら何かを求めているのだという。
時に、夢を
時に、幸せを
時に、愛を
しかしながら、
人生とはうまくいかないもので
人は愉快に笑う
人は涙をのむ
生きるという事は嬉しい事半分悲しい事半分なのである。
このお話は
不幸でも幸せでもどちらともいいづらい平凡の少女のお話
...のはず。
探し物
安西優里はごくごく普通の女の子。
少し裕福な家庭に生まれ 上に二人の姉と兄がいる。
+愛犬1匹。
母は専業主婦、父は不景気による会社の合併や倒産で
今はただのスーパー雑務
今をなんとか生きているごくごく平凡の家族で生活している
ごくごく普通の女の子なのだ
決して非凡ではない。一芸もない。
くどいようだが 安西優里は凡人だ。容姿も並。頭脳も並。運動はまぁよしとしよう
ごくごく普通の女の子だ
どたどたどた ばたーーーーん
走ってくる音が聞こえたらすぐに自分のいる教室のドアが勢い良くあけられた
「優里〜。ほうかにノートかしてらー」
毎度のこととはいえうるさい。
「茜さん。。。毎回うるさいからやめてほしいのですけど?」
苦笑しつつノートを机からだし茜と呼ばれた少女に手渡す。
「ごめんって。いや でも 次のクラス 太田ちゃんだらー。優里のノートわかりやすいからさー」
「とかいいますけど。。。茜さん。 私とあなたの学年違うってことわかってます?」
「でもでもー 優里ちゃんお手製英語ノートに学年は関係ないのよ♡ てことでまたあとで」
「はいはい。 今日の放課後、バイト前にクレープね!」
ひらひらひらと手をかえす
安西優里16歳。都内県立高校に通う華の女子高生。彼氏なし
趣味は外国語、貯金
「ほんと優里外国語大好きだよね。」
カフェにて先ほどかったクレープをほおばる二人
「うん。だって 楽しいよね。言語ひとつおぼえるだけで 見た目がまったく違う人と楽しく会話できるんだよ?お金をためること以外でこれ以上楽しい事はないとおもう!!!」
外国語!お金!ともりあがってる優里に 茜はカフェの窓をさして 道をあるいている人をさす
「じゃ あれは?」
「キターーーーーーーー♡美形! 美形もね うん 盛り上がるよね
見てて癒されるよね!」と 優里の目は街中をあるいている美形二人組にそそがれる そんな様子をみて茜は苦笑する
「癒されるだけ?毎度思うねんけど 付き合いたいとはおもわへんの?」
「んーーーーーーー。なんていうか それとこれは別っていうか」
「まぁ わかるけど。。。 あっ ダーリンから電話。。。 ごめん ちょっと外すね」
と茜は席をたつ
茜を見送って 残ったクレープをたべつつ 引き続き先ほどの美形を観察している
(ほーんと かっこいいよねー あの二人。モデルかなんかかな??
でもK高校の制服だし あそこそういうの不歓迎だよねーー。
きっとファンクラブとかあるんだろうねー
あんな美形を彼氏にすると大変そう。。
漫画の読み過ぎかもだけど 集団リンチとかあったりねー
うわーー やだやだ やっぱ 美形はみてるにかぎるよね ワラ
あっ クレープ食べ終えちゃった。。
それに そろそろ時間だ。。 美形観察してるひまないや
急いでバイトいかなきゃ。。。遅刻しちゃう)
と 茜がかえってこないが そのまま レジに残った友人が支払いする事を伝え バイトにむかった
街中にて
「なー 海斗。さっきのカフェで俺らの事 眼視していた女の子すげーな。あの様子じゃ瞬きしてねーんじゃねーの?すっげー俺らモテモテじゃん ワラ」
「ン?そんな子いた?」
とスルーしていた。
どうやら全くきづいていなかったようだ
「あのなー お前 俺より見てくれいいのに なんで そんなに女に興味ないんだよ だから 俺も あっち系?って疑われるんだよ。。。」とこゆびを少したて手を口もとまでもっていき ゲイジェスチャーをする。。。
どうやら海斗とよばれた美形2人組のうちの一人は女の子にはきょうみがないようである。
「んなことねーよ。。。」
「どうだか?」
「あのな俺にだって、好きな子ぐら・・・」
急に海斗の台詞がとまり怪しくおもった由貴夜は、
『ん??」
っと、海斗の視線をたどる・・・。
そこには先ほどの女の子 そう 安西優里がいた
「あっ さっきの眼視してきた女の子。。。 なに?あの子がお前のこれ?」
と小指をたてる
「いや 違う。。。でも そうなるといいな。。。」
と今までクールだった海斗はどこにもいない 恋する乙女
いやいや 恋する青年がそこにいた
そんな海斗をみて あんぐりする
なにやら嫌な予感がする由貴夜は、一歩また一歩後ろにさがって海斗から逃げようとする・・・
が
海斗は由貴夜の腕をがしっと捕まえて
「もちろん 協力してくれるな?」
とキレイな顔をしてすごんできた。。。
いくら由貴夜が美形でも海斗はもっと美形なのである
「はい。。。」
美形がすごむと いやはや 般若のごとくおそろしいものなのだ。。。
こうして海斗の追っかけがはじまろうとしていた
そして そのターゲットはごくごく平凡の女子高生安西優里だった
安西優里16歳。都内県立高校に通う華の女子高生。彼氏なし
趣味は外国語、貯金 美形ウォッチング
近々、ストーキングもどきに悩まされる予定。
そして
いつのひか 彼女の将来の夢は 平凡。 になるのだ・・・
初です。
よんでくださりありがとうございます。
感想とかおくってくださると 大変嬉しいです!!!
プロットなしの 勢い書きなので矛盾とか一杯でてくるとおもいますが
暖かく見守ってほしいです。