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第十四話〜大きな街〜

弟が騎士を見て「あの人たち、だ〜れ??」と聞いてきたので「騎士様だよ」と俺が言うと、弟は「きし〜?」と不思議そうにしていた。

日本じゃまず見ないからな。珍しがって目をランランと輝かせていた。

Sランクの冒険者だと領主様に会える特権がある。これを使わない手は無い。俺達は領主様のいる城を目指した。


門番に「Sランクパーティーの皆さんが、領主様に何用ですか?」と尋ねられたが、まさか門番に理由を教える訳にもいかずそこは領主様にしか話せないと言葉を濁した。

程なく領主様から謁見の許可が出て城に入っていく。一階の謁見の間と思われる広い部屋につくと、領主様から

「Sランクの皆様方が何用ですかな?」と尋ねられたので、「異世界召喚について何か知っている事はないですか?」と尋ねると「なぜその事を?!」と、驚かれた。(何か知っている…)と踏んだ俺達は「あなたは何を知っているのですか?」と尋ねると「ううむ…。」と黙り込んでしまった。

固唾をのんで見守っているとおもむろに

「…王都で異世界人の召喚を行うと言う噂が流れた事がある…。もう2か月程になるか…。そんな事が出来るのかと思っていたが…、君達を見るとどうやら成功していたらしいな。私をどうするのかね?言っておくが私の知っている事など貴族の皆が知っている事ぐらいしか知らんよ。」

と達観した顔をしていた。

この人は悪くない…、解っているけどやるせない気持ちが湧き上がる…。「俺達はどうすれば…?」と悲観に暮れていると領主様から「王都でなら、あるいは…何か知っている者も居るかも知れない」と助け船を出してくれた。

やはり王都か…。そこに行けばあるいは帰る方法を知ったいる者も居るかも知れない。と希望を捨てずに俺達は前を向いた。

今回は少し短いです?。

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