第十話〜街での暮らし〜
2025・7/19 誤字を修正しました。
俺達は5日の距離を歩いて町より少し大きな街に来ている。
途中で狩った、ワーウルフは食べてしまった。
魔石だけゴブリンの物と合わせて換金してもらうつもりだ。
門で簡単な検査を受けて冒険者カードを出して入り口を入って、冒険者ギルドにまず向かった。
着いたら、鑑定してもらうことにした。俺たちのレベルは、
シェリーさん75、トムさん85、マイケルと俺は50、弟500、
HPは俺3,000、弟5,000になっていた。MPはトムさんだけ1,000に上がっていた。これで俺達は宮廷魔術師団に入れる。
ここでも俺たちのレベルに驚かれた。平均レベルが20から30なのに対して俺達は強すぎたのだ。特に弟が…(遠い目)。冒険者のランクもDからCランクに上がっていた。
その後、魔石を換金して貰って手持ちのお金が心もとなかったのでクエストを受ける為に5人で掲示場の前で会議していたら破落戸っぽい冒険者たちに絡まれた。
「お前たち見ない顔だな。有り金置いていけや。」となんとも三下っぽい言葉で挑発してくるが、いつでも魔法を放てるように準備していたがトムさんのひと睨みで追い返してしまった。俺達は強かった。「これならドラゴンでも倒せそうだな」と冗談半分で言ったけど、「それなら良いのがあるぜ」と横から声を掛けられた。
少しは強そうなギルド職員だった。どうやらここのギルド長のようだ。俺たちには、かなわないけどな。
「さっきはうちの破落戸どもが失礼したな。」と謝られた。
「ところでさっきの話だけど、本当に良い話があるんだ。この近くに巣を作って居座っているドラゴンがいて困っているんだ。お前達の強さなら何とかならないだろうか?」と相談してきた。
賞金も弾むと言ってくれた。こんなうまい話があっていいのだろうか。ドラゴンか。1度会ってみたいものだ。知性のある龍なのか、それともモンスターのドラゴンなのか、気になる所だ。
みんなも「俺たちの強さを確かめるチャンスだ」と言って乗り気になってくれた。ありがたい。
資金も不足していることだし、渡りに船とはこの事だな!
ご飯を食べたら早速討伐に向かった。