4話 異世界
意識が戻った時、自分は、部屋の中にいた。自分の部屋ではない。自分の部屋の天井は木だがここは金属っぽいからだ。どうやら夢ではないらしい。
近くの椅子に赤髪で黒目の人がいた。
「あぁ、目覚めたか。私の名前は、黒井 ほのかという。
こっちではホノカと呼んでくれ」
…。神様から聞いた時、男性かと思ったけど、女性だったんだな。ちなみに男性だと思った理由はすごく鍛えているってきいたからだ。
「自分の名前は長谷川 遥希だ。これからはハルキとでも呼んでくれ。」
「まずこの世界の説明をしよう。この星で信仰されている神は君が
会ったヴェノ神だ。そして今いる国は王政のリンダ王国だ。そして多分君たちが召喚された理由は魔王とかではなく、邪神を倒すためだろう。」
「邪神!めっちゃ強そうじゃないですか。」
「いや、そう名乗ってるだ。本当の神ではない。」
「な〜んだ。弱いってこと?」
「いや、お前のステータスじゃどう足掻いても勝てないぞ」
「そういえばどんなスキルをもらったんですか?」
「世界言語スキルは共通らしいけど。他に自分は攻撃力アップ(小)をもらったよ。今じゃ進化して攻撃力アップ(大)になった。」
「自分はワープというスキルを手に入れた。自分の半径1km以内ならどこにでも行けるというスキルだ。高さ制限はないらしい。ところでいつあなたはこの世界に来たんですか?」
「こっちの世界でいう6年前だ。こっちの世界は1ヶ月とは言わずに1身と
いい、28日だ。12身まである。1日22時間だ。」
「なるほど!地球とは時間が違うのですね」
「あぁ、それとこの世界はまだ時計が一般的に普及してないから教会の鐘が1時間経った目印だ。覚えておくといい。」
「時計自体はあるんですね…」
「あぁ、地球から来たうちの一人が時計に精通していたらしくてな。ちなみに他の星から来た人もいるぞ。」
「見た目とかは?」
「あぁ、どうもこの世界に釣られて少し見た目が変わるらしくてな。この星には、魔法があるだろう。だからそれに適応するためにあの神が作り替えているようなんだ。お前は地球にいた時、見た目はどうだった?」
「黒目で黒髪の少しガリガリの見た目ですが。」
「今のお前は、髪が紫色になって、少し紫色の混ざった黒目になってるぞ。後見た目が、健康的そうな感じに。後、ちび。」
「えぇ…。鏡とかはないんですか?」
「鏡はないが水はあるから反射で見たら?」
「なるほど、…なんじゃこりゃ!!身長小さくなってるし、見た目も幼い。ほぼ見た目別人だって…。」
「私も来た時、小さかったぞ。なんでも小さい方がこの星に馴染むらしい。ただ、身長は3年ぐらいしたら元に戻るぞ。」
「意外と早いですね。」
「あぁ、そういえばステータスはどうなってる?ステータス魔法教えるから唱えてみろ。」
「気になってましたし、教えてください。」
「こう唱えるだけだ。開け、ステータス!といえば出る。」
「開け、ごまみたいですね。開け、ステータス!」
『わかりました、マスター。ステータスを表示します。』
ん?今なんか聞こえなかった?気のせいか。




