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詩9
眠気のあまりに溶ける街灯の灯る明かり
船は音を立てて出発する
世の中は常ならぬ無常の世界
いつしか船は視界から消えていく
流れる微かな海のざわめきは
余す事なく永遠の深みに沈んでいく
明日晴れたらいいな
雨になるとデニーズに行きにくくなるので
自転車をこぐ俺としては
日々晴れでありたい
濡れている植物の葉と茎は
虫と共に風の流れに揺らいでいる
目の前に見える雑穀は空っぽの入れ物
静寂あたかも闇夜の帷が落ちる暗転の世界なのか
眠気のあまりに溶ける街灯の灯る明かり
船は音を立てて出発する
世の中は常ならぬ無常の世界
いつしか船は視界から消えていく
流れる微かな海のざわめきは
余す事なく永遠の深みに沈んでいく
明日晴れたらいいな
雨になるとデニーズに行きにくくなるので
自転車をこぐ俺としては
日々晴れでありたい
濡れている植物の葉と茎は
虫と共に風の流れに揺らいでいる
目の前に見える雑穀は空っぽの入れ物
静寂あたかも闇夜の帷が落ちる暗転の世界なのか
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