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  作者: 豊田直輝
9/77

詩9

眠気のあまりに溶ける街灯の灯る明かり


船は音を立てて出発する


世の中は常ならぬ無常の世界


いつしか船は視界から消えていく


流れる微かな海のざわめきは


余す事なく永遠の深みに沈んでいく


明日晴れたらいいな


雨になるとデニーズに行きにくくなるので


自転車をこぐ俺としては


日々晴れでありたい


濡れている植物の葉と茎は


虫と共に風の流れに揺らいでいる


目の前に見える雑穀は空っぽの入れ物


静寂あたかも闇夜の帷が落ちる暗転の世界なのか

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