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  作者: 豊田直輝
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詩6

照りつく太陽の輝きが


あまりにも全てを飲み込んでしまいそうで


固めた決意に揺らぎが生じる


煮え切らない意志の固まりである志は


はみ出ることのない空気の隙間へと


スルスル流れる澄み切る水流の如し


あまねく降り注ぐ大地の恵みは


生活困窮の底辺サラリーマンに


極めて不細工な孤独へと


変換されているなら悲しいほど美しい


目を瞬きする間もなく


颯爽と通り過ぎるカラスらは


目をギラギラさせて睨みつける


どうしようもない圧迫空間で


蝉が激しく鳴きしきる

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