52/77
詩52
夕暮れの中に人を見出す
暮れゆく中に消えるのは
ひとかけらだけの希望だけ
太陽と共に沈んでいく
世の中が無常であることに
はかなさが仄かに色をにじませ
店の看板の光が灯る
残された時間はあまりに少なく
活用出来る範囲は限定
自由であればふんだんに
得難い時間というたからもの
存分に授かるが
現在の自分の境遇は
雲にのまれた夜空のように
隠れてしまう小さな存在
救いの手を差し伸べてくれるなら
無駄な学生時代をやり直す機会が欲しい
時間の大切さを知りた22歳
それまでの人生があまりに空虚で
いつわりの人生
時間は元に戻らない
23歳から全力になる




