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  作者: 豊田直輝
49/77

詩49

桜の花が満開で


見物人も増えたけど


強烈な降り注ぐ雨は


皆の期待を裏切るが如くに


桜の花を綺麗に散らせた


桜が輝くのはひとときなれど


雨で終幕を迎えるのは


なんとも儚い


綺麗なピンクの結晶が


音を立てて崩れ落ちてく


落下の様があまりに無情で


落ちた花びらを再び木の元につけてあげたい


たちまちに気温は下がりたる


気難しい人達も


態度はやはり強硬なのか


地面にビニールシートを敷いてみて


散った桜の花びらを


眺めゆくのも


悲しい春の一出来事

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