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詩20
夏と思いきや風が冷たい
昼の強い直射日光とは裏腹に
この風の冷たさはどこか儚さを感じる
そうか秋が近づいているんだな
日によっては雷雨がある
季節の変わり目とは雨の降る日々
雨を境にして徐々に季節が移りゆく
あれほどうるさかった蝉の鳴き声が聞こえない
そうか今年の蝉は死んでいったんだな
極めて短い一生
そんな一生を自分と比較して違いはあるか?
蝉は地上に出て来て数週間の命
かたや俺は80年の命
宇宙の悠久から見ればどちらも短き命
ならばこの人生を猛烈に輝かせるものにしたい




