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どこかの星のお話

作者: 松岡七海

僕は小さい頃からお母さんに言われていた。


僕たちが住んでるこの星では18歳になって成人すると、肉体を機械の体と取り換える。


脳味噌は運動をしないので200年は生きられるけど、肉体はそうはいかない。


機械の体になることで格段に長生きして、その分、人生を長く楽しめるんだって。


僕は無事に18歳を迎えて、機械の体を手に入れた。


そして今、僕は36歳になって、『チキュウ』に行くためのお金と地位を手に入れたんだ。


『チキュウ』は僕たちのご先祖様が住んでいた星で、今もその子孫(僕たちにとっては兄弟だ)が暮らしている。


『チキュウ』では、『キゾク』と呼ばれている人たちがそれはそれは豪華な暮らしをしているんだって。


小さな頃から『チキュウ』のお話を聞いていて、いつかは行ってみたいなぁと思っていたんだ。


『チキュウ』に着いてみると、想像を絶する世界に唖然としたよ。


僕たちとは文明のレベルがまるで違うんだ。


でも、もっとビックリすることがあったんだ。


僕に瓜二つの人を見かけたんだ。


というか、18歳の時の僕そのものだった。


その人はとても偉そうな態度で、周りの人に命令してたんだ。

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