Chapter1-荒れ狂う街-
誰かが全てを支配しない限り争いは永遠に続くだろう・・・
The Chapter1-荒れ狂う街-
タンタンタン!
どこからか銃声が聞こえた。しかし、この街セントラルシティーではそんなこと日常茶飯事である。マフィア、ギャングの抗争もよくあることだ。
そのマフィアとギャングの抗争が今起きてるとこだ。しかも大胆に街のど真ん中で戦っている。
「ギャングの分際のくせに・・・死ね!」
ダンダン!
キュンキュン!
「糞!隠れやがっ・・・」
「!あれは・・・!マイク伏せろ!」
「あっ?」
ドン!!
「なっ!」
「まっ!マイクー!」
どうやらマフィアの一人が上からスナイパーに撃たれたらしい。
「はん!これで相手はたったの2人だ!ハハハ!」
「いーや。3人だ。」
「あぁ?・・・」
ズバァ!
何者かがいきなりスナイパーを後ろから刀でおもいっきり斬った。どうやらマフィア側の人間らしい。「ゴフッ!」
男はスナイパーが使っていたライフルを持ち。ギャングに狙いを定め、発砲した。
ドン!!
「ぐわあぁ!」
見事に命中した。
「なに仲間に向けて撃ってんだ!?おいジョニーなんとか答え・・・」
ドン!!
バタ・・・
「あいつジョニーじゃねーぞ!マフィアだ!」
マフィアとわかった瞬間ギャングは男に向け一勢砲火した。
男はすぐにその場所から離れ下に降りた。
「相手はあと5か・・・じゃあ。」
男は路地に走った。
「おい追いかけろ!逃がすな!」
ギャングの一人が、男を追いかけにいった。
「鼠はどこかなぁ〜」
建物の路地に入っていった。その瞬間後ろから・・・
ズバァシャ!
「あ゛っ!」
マフィアの男はギャングが持っていた銃を手に取り、壁に向け何発か撃った。
パンパン!
その銃声を聞きギャングは
「はっはは!どうやらおまえらの仲間は逝ったようだなぁ!」
「くぅ・・・」
歯をくいしめるマフィア達。
「おい!一気にたたくぞ!」ギャングが総攻撃し始めた!
ダンダンダン!タタタタタ!!
「これでここら一帯は俺らヒール(ギャングの名前)のもんだ!」
「なにいってんの俺達のもんだよ。」
男が言葉をはなったと同時に刀でギャングの胸を刺した。
「なっなんでおめえ・・・が!く・・・そ!」
「うぁぁあああ!!」
タタタタタ!
残りのギャングが発砲してきたが
「遅い。」
シュパッ!
あっけなく殺された。
「あと一人・・・」
「あっ、す、す、す、スイマセンでしたー!」
残りの一人は全速力で逃げていった。男は刀を鞘に納め仲間のとこへ走って向かった。
「大丈夫か?」
「来るのが遅いんだよ!クロード!マイクが撃たれちゃたよ・・・」
「撃たれたからって・・・死んでねーぞ。」
「マイク!生きてたの!?」
「勝手に殺すなよ・・・ジョン。」
「あはっ。ごめん///」
「とりあえずマイクを病院に連れていくぞ。テリー。車を捕まえてきてくれ。」
「わかった!」「てかなんでクロード来るの遅かったの?」
「いや・・・携帯がいうことを聞かなかったからな、斬ってやったら連絡が・・・」
ゴン!
ジョンがクロードの頭を叩いた。
「アホカ!絶対馬鹿でしょ!」「す、すまん。」
そこへテリーが
「おーいこっちだー!」
どうやら車を捕まえたらしい。
「わかったー!ほらいくよ!」
「お、おう。」
クロードはマイクを担ぎ車の後部座席に横にさせた。
「クロードはどーするんだ?」
「俺は自分のバイクがある。」
「そうか。じゃあ帰りがけヒールに襲われんなよ!」
「ああ。」「じゃ!またアジトでな!」
「じゃあな。」
ブロロロロロロ・・・
テリー達の車は去っていった。
【さてここでいろいろと人物がでてきたが、紹介しよう。
まずこの話の主人公となる人物クロード・スミス
いつも冷静な口調で話すが機械音痴。しかし、銃の腕剣術はピカイチ。
そして仲間のジョン・ディール
女のような口調が特徴的。あまり戦闘は得意ではない。
同じ仲間のマイク・ローン
餓鬼みたいな性格ですぐにでしゃばる。
なのでよく戦闘中に負傷するが、積極性、行動力はだれにも劣らない。
最後に同じ仲間のテリー・カーテル
慎重な性格である。
A級以上の運転技術をもっている。】
クロードもバイクに乗りアジトに向かった。
「取りあえず今日の抗争のことをボスに報告するか・・・」
これからクロード達の支配するか、されるかの長い戦いが、この荒れ狂う街セントラルシティーで幕を開けようとする・・・
Chapter1-荒れ狂う街-
END
ありがとうございました。アドバイスがあれば教えてください。