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この作品には 〔残酷描写〕が含まれています。
苦手な方はご注意ください。
この連載作品は未完結のまま約2ヶ月以上の間、更新されていません。

水槽少女は立ち上がる

祈りを捧げることしか知らなかった少女は、世界に触れてしまった。

フローレスは“聖女”として教会に囚われ、記憶も言葉も奪われて育てられた存在。
魔王討伐の褒賞として、勇者パーティー「暁星の黎明」に引き渡される。

外の世界は、眩しくて、あたたかい。
けれど、教会の祈りは耳の奥から離れない。

そして彼女は知る。
自分は絶えたとされた シシリー族の最後の生き残り。
教会は、彼女の血を「増やす」ために、また少女たちを囚えている。

その事実に触れたとき、フローレスの願いは変わる。

「誰かに祈るのではなく、誰かを救いたい。」

暁星の仲間たちと共に、各地に囚われた少女たちを解放していく旅が始まる。

その旅路の中で、彼女を見守り続ける青年がひとり。
かつて水槽の中の彼女に触れ続け、誰よりも長く彼女を知っていた青年、リュカ。

不器用で、つんとした態度の奥に宿るのは
誰にも口にできなかった、溺れるほどの愛。

けれど、フローレスはその想いにまだ気づかない。

手を引かれるたび、胸が甘く痛む理由も知らないまま
記憶はゆっくりと、やさしく戻り始める。

これは、祈りを手放した少女が、恋と決意を知る物語。
そして奪われた少女たちを、共に救いに行く旅の物語。
プロローグ
2025/11/10 12:09
2025/11/10 12:10
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2025/11/10 12:10
2025/11/10 12:11
2025/11/10 12:17
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