てんちの才能の話
てんちの世界には多くの才能が登場するが、戦闘において、リュシカの才能は最強ではないと考える人が多い為、軽く説明を入れたい。
というより、リュシカが最強ではないというのはある意味正解であり、彼女の才能を一言で表すと「何でも最高レベルに出来る」というもの。
勿論、一点特化、戦闘に集中すれば、最強にもなれるが本人の意思が伴わなければ、ある程度で終わる。所謂オールラウンダー。
次にアーニャの比較が多いので答えると、彼女の場合はそもそも何かしら特化した才能があるというよりは、単純に頭が良い。IQ想定230で考えている。
その為、基本的に文章を読めば何でも理解できる為、結果的にはリュシカと似たような状態になるというもの。
因みにシラユキは人の枠ではないので、人の才能と比べるのは少し違う。読み進めて貰えば解るが、種族が最強。
エルフレッドに関しては努力の果てに無理を重ね続けている為、良い時期に最強に到達した設定ーーだが、例えば、10年違えば、とか同じ時期に全盛期のシラユキが居たらなどで大分ぶれる。無理の結果はエピローグにて。
ルーミャはリュシカの下位互換だが、ことカリスマにおいては、ずば抜けており、彼女が右を向けと言えば、大抵の者が何も疑わず右を向く。
イムジャンヌは剣術一点特化でその他の才能は、ほぼない。寧ろ、魔法についてはエルフレッドが居なかったら精々中級魔法が使える程度。
アルベルトは魔法準特化のオールラウンダー。完全魔法特化はメルトニア。但し、後天的な手に入れ方をしており、元来の才能ではない。
ヒロイン枠で言えば、フェルミナ等はホーデンハイドの能力含めると最強クラス。だが、虐めによって心が壊れていたことと回復までに時間が掛かったことで、才能が生かされる時期がズレた。
思いつくところだと、そんな感じ。因みにエキドナは熱烈過ぎて神に敬遠されており、単純に死が遠退くスペックに設定されている。