第四章(中)
有名税・・・要は人気商売をしている者は社会の模範となる行動をしなくては誹謗中傷の的になって仕方ないというもの。誹謗中傷自体が悪なので品性的にどうかと思うが、確かに人気のある者が社会に与える影響力は大きいので品行方正であることが望ましい。
ギロチンの話・・・主に日本の話になるが、仇討ちを許されなくなって僅か200年程度。それまで人々は理由ある仇討ちは寧ろ美徳としていた。それを出来なくした上に死刑制度を廃止すると被害者遺族が仇討ちに走るなどの新たな犯罪に走る可能性を考える。
そもそも、死刑を廃止している国の殆どは凶悪犯をその場で銃殺するような国ばかりであるし、捕まったとて、獄中で他の受刑者や看守に撲殺されることもしばしばーそこら辺を踏まえた上で、制度を廃止するかどうか考えるべきであるというもの。
流され、落ちる・・・日本語の凄いところは本質的な意味で使われる場合、対象を選ばないということ。この場合、水が流され落ちるのも、感情が流され落ちるのも、本質的には変わらない。
アーニャは激怒した・・・走れメロス。凄いテンポ感の良いストーリーですよね。
xy遺伝子の欠損・・・当時は男性の女性化、女性の男性化は遺伝子の欠損から起きていると考えるものとされていた。しかし、現在は楽園実験のマウスの状態の方がしっくりくるため、恐らく人も動物も本質的には大差ないと考える。
頸動脈にグッバイ・・・最近見ないなぁ。時の人のギャグより。