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俺のクラスの完璧女子

 俺のクラスには「完璧」な女子がいる。名前は丹波牡丹。

肩くらいのくらいの黒髪にぱっちりの二重瞼。頭もよく、常にテスト100点。

そんなわけないと思うかもしれないが、真実なのだ。

こんなに完璧だと女子から嫌われそうなものだが、彼女はそもそも喋らない。

どっちにしてもと俺には関係ない人種だ。と、思っていた・・・。


 え?俺は、見てしまった。あの優等生の牡丹が校舎の裏で眼帯をつけて何やらブツブツ呟いていたのだ。

え?え?え?俺の人生いちばんの衝撃だ。眼帯・・・ブツブツ・・・。なんだっけ。この感じ。

何か名前があった気がするけどなかったような。とにかく後で牡丹に聞くか。


 「ぼ、牡丹。」

緊張しながらも牡丹を呼んだ。

 「な、何?」

同じく牡丹も緊張しているようだ。

 「昨日、校舎裏で何かしていなかったか?」

 「なんのことかしら?」

しらを切るらしい。

 「俺はわからないことを放っておくのは嫌なんだ。答えてくれ。」

 「わかったわ。バラされるのよりマシだから言うわ。私、俗に言う厨二病なのよ。」

ん?厨二病ってなんだっけ?こないだはわかったのに。俺がそんな顔でいると

 「厨二病もわからないの?自分で言うのもなんだけど厨二病とは思春期の中で起きることよ。具体的には1人でいたがる、みんなと一緒なのを嫌がる、興味を惹こうとするなどね。」

そうなのか。勉強になる。

 「で、何?」

 「いや、もういいよ。知りたかったことはわかったし。」

俺が立ち去ろうとすると、

「待ちなさい。私の秘密を知ったのに逃すわけないわ。

「何がして欲しいんだ?」

牡丹はフッと笑って答える。

「皆は厨二病だと言うとバカにする。だから厨二病は悪くないと言うことを知ってもらうのよ!」



はじめまして。ソニアです。書くのは初めてなので辿々しいかもしれませんが、宜しくお願いします!

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