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最前線  作者: TF


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9/843

決意を胸に!

加筆修正完了!


誤字脱字の見逃しあれば教えてくださいませ~><;


後、後書きにネタバレなどが含まれてる設定資料とかも残していこうかと思っていますので

初見さんは見ないようにしてくれますと嬉しいです!

決意を胸に固めていく中、次の一手を実行するために車へと気取られないように向かっていく。

車の中に積んであるんだよね、いざというときの為に、万が一の為に用意してある道具が山ほどある、その一つを使わなくてはいけない。


だから、まずは、車に向かわないといけない、そして、車に積んである、映像録画録音する為の魔道具を取り出して、映像と音声を収録する。

内容は決まっている、収録できる映像はかなり短い物になるので、要点を簡潔にまとめて収録しないといけないけれど、なるべくストレートに伝え過ぎないようにも気をつけないといけない、何処で誰が見ているかわからないからね。


どの様な内容にするのかしっかりと、頭の中でイメージし手順や流れを計算していく。


車の前には既にメイドちゃんが居て、収録する準備を終えて待ってくれていた。

どうして、先手が打てているのかこの人は本当に、恐ろしい人。

でも、こんな優秀な人がメイドとして傍にいてくれるのが本当に心の底から感じれる、頼もしいと。


車の中で収録を簡潔に手早く終わらせ、きちんと発動するのかおでこに充てて収録した内容が刻まれている紙に魔力を通して確認する。

先ほど収録した内容と音声、多少の劣化はあるものの、特に問題は無さそう。

音もくぐもった音だけれど、きちんと内容が伝わるので問題はないと判断。


収録した内容が刻まれた紙を封筒の中に入れて、まずは、信頼できる団長に届けてもらうように手配する。

船団の方からもらった毛皮の方は、研究所の塔にいる長に届けてもらうように手配する、彼女たちならきっと、次の一手に必要な物を見定めてくれるはずだ。


現状で出来る、一手を打った後にふぅっと深呼吸をする、心と体が落ち着きを取り戻すと各国の現状や、最前線の街での対策状況が一瞬だけ頭をよぎる


「これは、ちょっと不味いことになりそうね」

つい、出てしまう焦りの感情、これから起こる悲劇の数々を想像しちゃうと、平穏を保つのは難しい。


全世代から見ても、今回、起きてしまった敵の動きは、初めてで今までと比べると異質な動きだった、知恵ある者の動きに通ずるものがあるのがまた、恐怖や、不安を掻き立ててくる


今までは、ただの獣で物量や、個々が持つ、ポテンシャルだけで攻めてきた。

単純な力圧しが多かった、連携した動きがあるときは人型と共に攻めてきたときくらい。


その時は、きっと人型に便乗して暴れに来たのか、はたまた、人型が簡易的なそれも、練度が低く低位な指揮があったのだと思っていた。


現に人型と対峙した時も、人型が何かをしている間に、何処かを重点的に攻める、っといった連携は無かった。

人型が暴れているところに追加で獣が出てきて暴れ始める程度のものばかりだった。

連携も、何かしらの作戦も、何処かで指揮を執っているような感じは一切感じられなかった。

単純な物量戦ばっかりだった。惨劇は起きないだろうと思っていた。


こんな虚をつくような、隙をつくような、相手の出方を見ながら作戦を遂行するような、明確な悪意を今までは感じたことが無い、今回は悪意を感じる、知恵ある者がするような悪意を。嫌な予感がこびりついた泥のように思考からはがれそうもない。


敵の悪意ある作戦などであれば、確実に、連鎖的にドンドンと流れるように次々と世界中で何かが、動き始める可能性が高い。

私達が何世代も戦っている間に水面下で、作戦を練っていて準備を進めていたのであれば、相手はかなりの知恵ある者、賢ある者である可能性が高い。


出来れば、たまたま、偶然、海を渡る事が出来た一団が、目の前にあった都市を壊滅させた、そんな偶然が重なっただけだったらどんなに良かったか


これが、偶然ではないという理由は?根拠は?


敵の死骸が無いのが不自然すぎる、船団の方からの報告だと、敵の死骸も無かったという点

敵が死体を隠す理由があるという事だ。そんなことするのは知恵ある者だけ、今までの獣達だったら、そんなことはしない

共食いであれば、消化や食べるのに時間のかかる骨も残さずに食べるわけがない。何処かに運んでゆっくりと食べているのであれば話は別であるが、死体を引きずったであろう血の跡も無かったそうだ、あれ程の質量ある獣が引きずりもせずに運べるなんて


可能性があるとすれば、人型しかありえないわけで、そう考えると人型が獣たちを率いて襲った可能性も、もちろんある。

そもそも、死体が無いのに毛皮の断片が残されているっていう点も…これは警告として受け取るべきなのだろうか?何かのサインだったりするのだろうか?…確証を得られない、現地に向かいたいけれど向かう事が許されない。


腕を組んで天を仰いでしまう。


ああもう、考えれば考える程、可能性が浮上してくる!特定できない!状況証拠も乏しい!でも、嫌な予感だけはずっとするの!


時間さえ、時間さえあれば、ここから遠くない場所であれば、海を渡らなくてもいい場所だったら!私自身が赴いて現場検証に出れるのに、そうすれば、次の一手が絞れるし、こちらとしても最善手が決まりやすいのに!


恐らくだけれどそれをしている暇はない。


現場に行って、戻ってくる頃にはこの大陸は手遅れ。

なんて事態もありえるわけで、それだけは絶対に避けるべき事。


最善手は分からないが最悪手はわかるのが現状ってところかしら、情報が欲しい、精度が高い情報が欲しい…


こんな事態の最中だと、各都市で請け負ったインフラ整備どころの話ではなくなってしまっている。

この瞬間だって貴重だ、悠長にしている場合ではない、直ぐにでも最前線に戻るべきであるとわかってはいるが、もしもの事を考えると、今から起きる可能性を各街の領主に伝えといた方が良い、その為にも、前々から進めていた計画も前倒しで進めるべきだと直感が告げている。


今を逃すと手遅れになってしまい、盤上は詰みの状態へと追い込まれる。

そんな恐怖のせいで、背筋をぞくりとするような悪寒を伴い全身を駆け巡る。


まずは、この土地を納める領主に伝える方が良いと判断し、領主の居る屋敷へと向かっていく


急ぎ足で向かいながらメイドちゃんに色々と指示を出す、混乱しているであろう船団の方達に幾ばくかの報酬を渡して貰えてるようにと…

こんな値千金の価値ある情報を持ち帰って、尚且つ、私にも、真っ先に知らせるという状況判断能力、ほんっとうに値千金だと私は感じたわけで、当然、これから先に待ち受ける困難を考えれば、お金の価値なんて無くなってしまうかもしれないけれど、先立つものが無いのは、船団の皆も困るだろうからね。


取引先が急に消えるなんて、予想外の不利益は業者としても辛いだろうからね、負債抱えるマジ危険なんでね!

あ、あと、今後の為に食料の備蓄は増やしたいから、船団の人に、もし、取引する内容に食料関連の物があれば、全部買い取って、たぶん冷凍されているはずだから、そのまま冷凍状態で最前線の街に運んでもらうように手配してもらって…後は何があるかな?何をするべきかな?忘れては絶対にいけない抜けてはいけない、気を引き締めないと!


歩きながら今後の対策と今後の展開を同時進行で考えメイドちゃんに指示を出していると

他には何かありますか?っと他にも何か忘れてないか?っという問いかけを向けてくる、てことは何か忘れている指示があるということだよね?わかってる。これだけじゃないさ。


現地で救難作業をされた方たちから、他にも情報のもれが無いか苦しいだろうけど根掘り葉掘り聞き出して欲しい、聞き出した情報をまとめて、出来る限り書類に起こして欲しい、全員で共有するために、全員?当然、他の領主も含めてだよ。


原本が完成して不備が無いのを確認した後に、車の荷台の中に、紙を自動で複写してくれる魔道具があるので、一定数複写して、各街の領主宛に手紙を出して欲しい。

あ、あと、最後に一筆だけこんな感じで入れて欲しい

「出来る限り、私達の方でも対策を練って対応しますので、決して自棄にならず、心をしっかり強くもって、人類一丸となって困難を乗り越えましょう」

こういった気遣いが大事、相手を不安にさせるだけではダメ、恐怖は思考を歪める、停滞させる、負の連鎖が起きる。


明日への希望を見失わせない。それが私達最前線で戦う猛者たちの宿命であり覚悟だ。

最初、放り込まれたときなんて、そんな酔狂な事思うわけないって思っていたけれど、人って変われるんだよ、団長。


メイドちゃんは、こくりと頷き、録音できる魔道具片手に、船団達が普段居る休憩所などに走って向かってもらった。


私も領主様がいる屋敷へ早歩きで向かっていく。


この街は本当に、穏やかで人類の生き死になんて、殺伐とした現実から隔絶されたような楽園だ。

昔からずっと、争いもなく、穏やかに、観光地として生きてきた街。

こんなご時世じゃなかったらみんなと一緒に休暇として一週間くらい滞在したいくらい。


そんな街を代々と納めてきた領主様はね、血生臭い話題なんて慣れていないの。

この街出身で最前線で働いている人は戦士ではなく、研究者が多いのと食堂とか営んでいる方が多い、食堂とかを営んでいらっしゃる方も輸送車を作ってから来てくれるようになったんだよね。


この街にとって海向こうの街は歴史を辿ると祖は同じらしく、ここの生まれの方達が意を決して冒険して辿り着き開拓した都市だそうで、海向こうの大国が周囲の町々、国々を統治するようになってから、この都市は、海向こうの都市みたいな扱いになってちょっと他国って感じになっちゃったみたいだけど。

滅ぼされた都市はこの都市と大元は兄弟であり親戚であり、家族だった。

そんな街が壊滅したなんて、この都市に居る人達からしたら物凄く重い話であり、現実を受け止めるには厳しい話。


領主様も、きっと心は街の皆と同じだと思う。

だって、今、目の前にいる人の顔から伝わってくるもの、大きな大きな悲しみが


取引先であり、兄弟同然の街である海向こうの都市が壊滅している事実は既に伝わっており、とても不安そうにされていて、とても悲しい顔されていて、いつ倒れてもおかしくないくらい顔が真っ青だった。

血の気が引くとはこういうことなんだと目の当たりにした。


そんな表情をされてしまっては、領主の心中を察することが出来てしまい直ぐに話を進めるなんて出来やしない。

ゆっくりと話しかけ平穏を取り戻す様に落ち着かせてから、今後の対応や、対策を講じることを約束し、ゆっくりと予定していた商談を開始する、こんな状態で商談なんて人の心が無いのか?なんて思われるかもしれないが


こんな状況だからこそ、日常をしっかりと過ごして、少しでも気持ちを切り替えて欲しいっというのもある。

責任ある領主だからこそ、引きずって、心塞いで民に心配をかけるわけにはいかない、貴族たるものとしての心構えがある。


全ての商談を終えるころには、落ち着きを取り戻しており、最後には熱い握手をして商談は終わりを告げる。


領主の家を後にして、私は車に向かって真っすぐに早歩きで向かう、ここで、慌てて走ってしまうと、まだ知らない人達が何事かと勘ぐってしまうからである。


どんな時も優雅に、気品を忘れずに、背筋をまっすぐ伸ばして、足を大きく上げずに、地面擦れ擦れで足首で走る!お母様!私、ちゃんと貴族してるよ。


本来の予定だったら、この街で一泊して、美味しい物を食べて英気を養って、次の日の朝にみんなから笑顔で見送られながら、次の街に向かう予定だったのだけれど!

悠長な事はしてられない、私の予想や、勘が当たってしまうとしたら、ここからだ、ここから一気に加速的に人類滅亡へのカウントダウンが始まる、そんな気がしてならない。


嫌な予感って意外と馬鹿に出来ないし、可能性が1%でもあるならば、対処しないといけない、失いたくない。いや、失わせない!

気を引き締めて!ここからがきっと、私の分岐点!ここからが私の大変な時!

張り裂けそうな心臓を落ち着かせつつも、油断はしないと心に強く杭を打ち込む。


滅ぼされた街みたいにあそこは大丈夫、だって、大穴と面している大陸じゃないし、敵は海は渡れないっていう、油断を捨てる!緊張感や危機感を失うのはよくない!


車には、既にメイドちゃんが待機していた、宿ではなく車の前で、それだけじゃない、食事等を車の中に用意してくれていた、この状況を見て、私がどう動くのかちゃんと理解して把握してくれて


しっかりと、援護してくれる。


私の行動パターンをしっかりと理解してサポートしてくれるなんて本当に優秀すぎて頭あがらないよ、頼もしい。

「ありがとう!出して!!」

乗り込むと同時に全速力で車が加速していく。


加速が落ち着いた頃に、用意されていた食事を頬張っていく、急いで食べる必要は無いのだけれど、ついつい、気持ちが早ってしまい、味わう間もなく飲み込んでしまう。

食べながら、脳裏によぎるのは、これまでの事、これからの事、今までずっと、商談は私の戦場ではないと思っていた。出来る事なら誰かに代わって欲しいと願っていた、もし、誰かが変わりにしてくれるのならそれはそれでよいとも思っていたし、現れないのもそれはそれで、しょうがないかな、お父様みたいなことしたくなかったしっと、思ってもいた。

でも、そうは言ってられない状況になるのなら話は別。


お父様の様に、誰かに指示を出して自分は踏ん反り返る、そんな偉そうなことをする気も無かった、権力を振りかざして傲慢な態度を取るお父様が私は大嫌いだったから。

お母様が亡くなった時も踏ん反り返って悲しむ素振りも無く、偉そうに、葬儀の段取りも偉そうに!他人事のようにしてたお父様が大嫌い。お母様を救おうとしなかったお父様が大っ嫌い。ってね。


だから、貴族の真似事なんて絶対にしたくなかった、する気も無かった。

どうして、お母様達があんなのに惚れていたのかわからない、世の中、金なの?って思ってしまっていたけれど

大きくなってから、お父様には、お父様の事情があったのだと知ることが出来たから、今は、昔ほど嫌いじゃない、苦手なのは変わらないけれど。


そんな苦手な人と同じことを私はやっていかないといけない、って思っていたけれど、私が最前線の街から離れすぎてはいけない状況に向かおうとしているのなら!嫌いなことをする覚悟も必要になってくるってことだよね。


昔の私は、只々、自分の夢、願い、目標を成就したくて自分の為に自分の事だけを大事にして頑張ろうと決めていた。


だけど、今回の悲報を聞いてしまっては、嫌だからと言って逃げるのはもう出来ない、人の人生が関わっているのだから。

少しでも判断が遅れたら、全てが無に帰す、人類の敗北につながる、それすなわち滅亡ルート、BADEND、それだけは避けないといけない、誰が好き好んで全滅したいのかってことよ!


それだけじゃない


敗北すなわち人類滅亡=私の願いを達成することが叶わないのが決まる。


腹を括れ、もう、残された猶予が無いと思え。

少しでも、対処が遅れたら終わる。私はいつだってそう!失ってからでしか気が付かないダメな子なの。


守りたいものが増えたの、最前線の街に来てから色んな人と出会った、色んな人と関わってきた、色んな人の人生を知れたの、引きこもって研究ばっかりしてたら出会えなかった素晴らしい人達、守りたい世界が増えたの、あの小さな部屋から、私の世界はどんどんと広がっていった、あそこに居続けたら出会えなかった人達


守りたいの、失いたくないの、お母様のように、失いたくないの…だから、こんな甘ったれた小娘のままじゃだめなの、お母様、私の背中を遠い遠い場所から見ていてね。


だから!気持ちだけでも追い込む!私の甘えを消さないといけない!甘ったれた小娘は良い加減に卒業しないとダメ!


今、この瞬間も確実に、終わりが近づいてきている!!


ここから先は、どんな状況であろうとも逃げない!!


私が全ての責任を背負う決意を!失わせない覚悟を!!勇気を!!!鋼の意思を!!!!


この胸に灯す!!絶対に消えない炎となって灯し続ける!!折れない!絶対に折れてはいけない!!


人類最後の頭脳になろうとも、絶対に、人類存続の灯を消させはしない。


今までは、覚悟が無いっと言われたら、そうだと私自身も思う。

失ってからでは遅い、いや、既に失っている。

遠い土地だとしても多くの、数え切れない程の人類が失われたんだ。

助けようと思えば、助けれたはずだった、油断していたのは事実!

もっと可能性を探れ、過去がそうだったから今もそうだとは限らないの!


私がもっと早く、可能性に気がついて、行動に移していたらもしかしたら、助けれていたかもしれない。

それは傲慢だよって言われても可能性はゼロじゃない!一人でも多くの人を助けれたかもしれない!全滅は避けれたかもしれないじゃない!これは傲慢じゃない!有り得た未来だ!


もっともっともっと!!前に出て!もっと余裕があるうちに、行動を起こしていれば

世界を牽引するくらいの自分自身が絶対的な王として全てを救って見せると思って行動を起こしていれば!!


変わっていたかもしれないじゃない!あの街が壊滅することがはなかったはず。


何処か遠慮していた部分や、自分の不甲斐なさ、薄っすらと消し切れていなかった可能性、自分の甘さに苛立ち、気が付くと唇を噛み締めすぎて血が出ていた。


悔しさのあまり涙が流れそう、ううん、既に滲んでた。そんな私を察したのか、それとも声が漏れていたのか

「姫様、こういっては何ですか…」運転中のメイドちゃんが私を慰めてくれた。



確かに、メイドちゃんが言うように壊滅した都市の領主はちょっと性格に難があるって思うよ?ぇ?ちょっとどころじゃない?下手に軍事力を与えるとまずは、人類同士での争いが始まってた?

いやいや、さすがにね?そこまでは~・・・・あるんだ。え?メイドちゃんって向こうの大陸出身だったの!?ぇ?ちょっとまって


メイドに志望したのって、私が向こうの領主に軍事力を渡さないように見張る為もあったの?

向こうの大陸にある滅ぼされた都市を総括する統治するあの大国から遣わされたスパイだったの!?


で、あの都市が壊滅したから、メイドとして共に行動する理由は無いけれど、姫様と共に過ごしてきた情もあるし、今現在姫様から伝わる覚悟を見て。


私も決意を!覚悟を!決めました!祖国を離れ、姫様と一緒にこの人類最後の砦で、骨を埋める覚悟です。

彼女の強い意志を受け止め、心が平穏へと導かれていく。


メイドちゃん、、、、すっごい出来る人だなぁって思ってたら、そういう事だったのね。

そりゃ優秀だよね、スパイとして選ばれるくらいだもの。

なら、最初っから商談とか代わりに行ってくれても良かったんじゃないのー?ぇ?それをすると祖国に有利な方に商談をまとめてしまうので優秀な人から見たらバレてしまうから前に出るわけには行かなかったって?その代わり、どこの国も得するような状況にはさせないように印象操作や情報操作していたぁ!?


や、やるじゃないの…さ、さすがだわ…


世界の命運を分ける可能性のある頭脳と優秀なメイドとは偽りの姿、他国のスパイという極めて優秀なメイドと共に、月夜を全速力で舗装された道路を魔導車が走っていく。


団長、帰るの出来るだけ早くするから、何とか、私が戻るまでに何とか持ちこたえててね。

たぶん、今すぐ戦況が変わるなんておも・・・・最近、人型の目撃が少なかったのってもしかして、人型って海を渡れる可能性がやっぱり高い?

それとも、全ての獣が海を渡る術を持っている?ダメだ、嫌な予感しかしない。

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感想は一言でもいいので、頂けると嬉しいです。

お気持ちだけでも励みになりますので、よろしくお願いいたします。


▼XのURLはこちら

https://twitter.com/TF_Gatf


───────────────────

追記:

完結してから、一度、見直して修正するところとか、読みにくい所があれば修正してます。

当時の目標が完結優先で、急ぎ足で書いていたので見直していなかったのです。

完結後に見直し訂正する予定でしたので!

ゆっくりと修正して行こうと思います。




─※ 完結まで読んでから見てね ※─

ネタバレ注意

今代の姫様は、過去の記憶の殆どが夢の中で経験し、起きている間にしっかりとした情報が残されていない。

それも、最後のDeadEndを辿った人物がそうさせないようにしているため。

その為、断片的な記憶しか無く、その多くが悲しい結末ばかりだったのもあって心が弱い傾向にあるのと、魔力が足りなくなってきていて心の意思が弱くネガティブな傾向に行きやすくなっています。


メイドちゃんの過去も、調べようとしたけれど、調べさせないようにし、断片的な記憶のせいで姫様自身もどれが夢でどれが本当なのか確たる証拠が無い限り気にしないようにしているのと、過去の悲惨な記憶のせいであまり、前に出たがりません。

普通の村娘として、皆の為に仕事して、自分の時間を作って自分の好きなことをしたいと願ってもいます。

遊び呆ける道化として無残な最期を遂げていった自分がしたかった事をしてあげるように…


取り合えず、暫くは後書きの方でのネタバレは控えようと思っています。

皆さんもこれはこうなのかな?って思って読んでくれると嬉しい限りです。

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