表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
最前線  作者: TF


この作品ページにはなろうチアーズプログラム参加に伴う広告が設置されています。詳細はこちら

PR
30/843

とある人物が歩んできた道 No2の過去編

加筆修正完了!


誤字脱字の見逃しあれば教えてくださいませ~><;


後、後書きにネタバレなどが含まれてる設定資料とかも残していこうかと思っていますので

初見さんは見ないようにしてくれますと嬉しいです!

こんなのは、何処にでいる、誰でも私と同じようになれる、居ても居なくても世界は変わらない。


見える世界の色は灰色、貴族同士の会話なんて木々の騒めきと等しい、中身何て、何もない、ただ音が流れるだけ、中身があるとすれば、あの領主に如何に気に入られるのか、そんなの何も意味が無い、どうせ、私みたいなのは側室候補…候補にあがるだけでも家の事を考えれば良い方だ。


何時も通り、手を振って、愛想だけでも振りまいておこう、幸いにも私の美貌はマシな方だ、一級品の様な特別に上等でもない、かといって下民ほどひどくはない。

何処にでもある貴族の一欠片、頭が良いわけでもなく、運動神経が鋭いわけではなく、取柄なんて何もないわ。

そう、私は十把一絡げ、何処にでもいる有象無象…悲しいけれどそれが現実なのよ。

だから、だから…恋い焦がれてしまう。あの方を…



私もあの方と同じ様に自由に生きれたらどんなに、幸せだったろうか…



あの方って?決まっているじゃない私達の騎士。この学院に、いいえ、私の世代なら誰しもが憧れてしまう雲の上のような存在。

我が王国の筆頭騎士、王を守る為の近衛騎士になると謳われ続けていた騎士様。


衝撃でしたわ、初めてお会いした時はなんて、あの大きな体だというのに品がある方なのだと心打たれました。

その気品さはまさに高貴な者のみが纏える美しさ…

どの様な女性に対しても気遣いが行き届いていました、それだけではありません、同僚や下の者に接する態度も素晴らしく、上の者に相対するときの凛としたお姿は私達の感情を最高潮に迄高めてくれました…

所作雰囲気吐息に至ってまで!全てにおいて優雅で勇ましく品がある、孤高の存在でしたわ。


この世全ての乙女達の憧れだと言っても過言ではありません。


学院、全てからの、いいえ、王都に住まう若い乙女は全員が憧れていたと言っても過言では無かったわ。彼が道を歩くだけで皆々が見惚れてしまうほどの勇ましさ、アレこそが、始祖様の純粋なる系譜ですわ。


気品だけではなく、その勇ましき体が様々な武勇を物語っていました、彼の武勇を耳にしない事なんて1日もありませんでしたわ。

そう、あれは、学院での模擬戦での出来事、当時、学院最強とまで謳われていて、卒業後は噂の死の街へと勇敢にも志願しているという誰もが認める強者、その人を模擬戦で圧倒知らしめた、あの模擬戦で拾うなさってくれた!彼の大きな体格から考えれない程の優雅な体捌き。

アレなる動きに、心射抜かれない乙女はいないですわ。ええ、勿論、私も、彼の姿を見て何も考えられなくなりました。



そんなお方が、この上流階級からお隠れになるなんて、誰が想像したでしょう?

あそこまで高貴を体現したような方が下民に降るなんて、誰がお考えになりまして?



あの人が王城から消えた瞬間に私達、乙女達の世界から色が失われてしまったの、全てがどうでもよくて、つまらない世界に変わってしまったの。

嗚呼、いと高き麗しの騎士様!どうして、どうして去って行かれてしまったの!?


理由はみんな知っていますわ、ある下民に惚れたからという理由


そんな、嗚呼、そんな、約束された成功の道を、輝かしい未来が待っているのに、それら全てを捨ててでも、愛に生きるなんて、誰もが真似できない真なる愛の為なんて叫ばれてしまっては乙女達は納得するしかなかったですわ。

なんて高貴で高き心の持ち主なのかしら。より一層、惚れてしまいますわ。


ただ、私達の憧れが何処にも目に留まる場所にいないのだという現実だけが残され

彼の騎士様に憧れていた乙女達は皆、干乾びそうになっていましたわ


ええ、そうよ。私も例外なくそうだったわ。

それからというもの、日常からの潤いがなくなってしまって、どうしたらいいのかと、人生への喜びを、歓びを、悦びを失ってしまって、悩んでいたの


毎日が灰色で何一つ心揺れることが無い未来に絶望を抱き続けていた…そんな日々を送っていましたら…

ある日、学友であり、私と同じく騎士様の大ファンだった方からお聞きしましたの、騎士様が死の街に行かれると!!

これは神が与えた試練でもあり、チャンスなのではと天啓を受けましたわ。


私の未来何て、何処かの、貴族の側室以外ないと思っていましたけれど、死の街はどんな人でも受け入れてくれますし、そこで名を上げることも出来る、どんな人にも可能性を与えてくれる場所ともお聞きしております。



そうと決まればやる事は一つですわ。



私もそこで才を誰よりも発揮し私の輝きを魅せて!私の存在を誰よりも輝かせることで!騎士様に気が付いてもらう!その後はもちろん!奥様から遠い異国の死の土地で盛り上がる生存本能!燃え上がる生命のサガ!


…いけますわね。この計画!やるしかないじゃないの!!


そこから一念発起!今までしてこなかった努力をする日々が始まりましたわ。


騎士の方達に手解きをしていただいたり、研究者の方達にお話を聞かせていただいたり、医療を志す人達から人体の構造などの講義をレクチャーしていただきもしましたわ。


それを全ての努力を、経験してわかったのが一番適性がありそうなのが、医療、次いでは研究の方、最後に戦闘でしたわ。


とはいっても直ぐに第一線で成果を出せるほどの才はありませんでしたわ。

きっと、諦めず目標をもって願いを胸に抱き願望を掴み取るまで!続けていけば、何処かで花開くこともありましょう。なので!


まずは一年!


一年だけでも!今までしてこなかった努力を!全力で!取り組む!!

今まで灰色で何処にでもいる様な体たらくではなく!あの輝ける騎士様の様に個として周りからも認識されるような、あの騎士様の隣を歩けるくらいの輝きを身に纏って魅せる!!


そこからの一年は、世界が灰色なのは変わっていなかったけれど、何か目標があるのはとても素晴らしい物なのだとわかった。


堕落して自分の価値を下げて、卑下して、不貞腐れて、そんな人間が、あの輝ける騎士様と会話しようものなんておこがましすぎる。

彼はどんな人にでも態度を変えずに接してくれるけど、それを望んではいない!望んではいけない!そうではない!私は彼の隣に立つことを許してもらえる人にならなければいけない!

そして!誰にでも優しく接する彼のその鉄壁を剥がして!態度を変えて見せる!彼の人のオンリーワンに私はなって魅せる!!!


今まで、側室としての生き方しか学んでこなかったツケを払うかのように一念発起して頑張り続けた。

代々と受け継がれてきた血の命脈なんて知りません!代々、側室として生きてきた私達の生き方なんて知りません!私は…夢を、色を見つけました!!


一年の実際に血が滲んだ努力の末…

私の努力が上の方達にも目を留めてもらうことが出来ました。

日々の頑張りで得た成果を多くの方に認めて貰える様になりましたわ。


その結果、学院の推奨も頂き、死の街へと赴き働く許可を得ることが出来ましたわ。

学院からの見学ではなく推薦を捥ぎ取り!更には!学院での功績が認められ!正式に王城からも推薦を頂きましたわ!これで私は正式な貴族としてあの街を支える一員になることが許されたのですわ!


学院+王城から推薦された立場を持っての参戦!

きっと、先にいる彼の耳にも届いているはず!

王都から凄い人がくると!!彼も期待してくれているはず!!

嗚呼、嗚呼、ああ!!彼との蜜月という期待感が高まってきましたわぁ!

胸の鼓動が鳴りやまない!!!血の滲む様な努力の成果が報われる瞬間が待ち遠しい!!!


ソコからはもう脳内のアドレナリンが途切れることが無く、眠れない日々が続きましたわ。

瞳孔も開いて脳内麻薬ガンギマリでしたねー。

心臓の音がずっと耳に響くくらい高鳴り続けて、医学的観点からみると、死ぬんじゃねこれ?って感覚でしたけれど!抑える術が無いの!期待感が高まり過ぎて高揚が抜けなくて!もう誰にも私を止めることは出来ないの!もうどうにでもな~れ!?



これが、本当に地に足がつかないってことなのだと思う。

ずっとずっとずっとふわふわとお空を飛んでるような気分。



荷造りも全て終えて、最後にやることがある、王都を離れる前に心残りを…憂いを無くしたい。


憎くはないが、心のしこりとなっている、あの高貴なる騎士様の心を射止めた人に遠目でいいので一目見てから出発しようと思い向かっていく。

この王都に住んでいる限り、あの騎士様に憧れを抱いている乙女なら全員が知っているわ、何処の誰でどんな仕事をしているのかも、だから、会おうと思えばすぐにでも会えるわ。


最近では貴族の間でも話題となっている仕立て屋がいる、そこにアイツがいる。


仕立て屋の近くにいくと、人影が見える、恐らく、アイツだろう


あいつから私達の騎士を、私だけの騎士様にしてみせると決意を固める為に!全神経を集中させて眼に焼き付けるように遠目で気付かれないように見る!

ええ、認めましょう、貴女はとても美しい女性だったのは認めましょう、そして、とてもとても小さなお子さんを抱っこされていた。


そう、子供が生まれていたのね、だから、彼はかの地に旅立ったのかもしれないわね。


いと高き至高なる高貴な魂の持ち主である、彼であれば、安全な王都で自身の愛する家族を守るのではなく、未来の脅威となる可能性が高い死の根源を!憂いを!断つために!愛する未来の為に!勇者として旅立ったのね!はぁはぁ、興奮が止まりませんわ、流石は私達の孤高なる魂の騎士様!


それにしても、お子さんは服装から見てもたぶん、男の子でしたわね。

嗚呼、あの騎士様のお子様ってだけでも尊く感じれますわぁ、興奮が、まだ、あの方にお会いしていないのに胸のトキメキが爆発しそうですわぁ。


そんな彼らを遠目に見て何も動かないと怪しまれるので、ただただ、この先に用事があるのだという雰囲気を装いながらすれ違っていくと、尊きお方のお子様は私を見て手を振ってくださいましたの!嗚呼ダメ、興奮しすぎて倒れそう、でも、ここでそんな失態を見せるわけにはいきませんからね!心は天国にいきそうですけどね!



決意と野望がより深く、心の奥底まで刻まれたのを感じ取れましたわ。

この覚悟さえさればどんなことでもしてみせる。

どんな試練にも打ち勝ってみせましょう。



出発の準備も物理的にも心構え的にも、完璧、かんのぺっきぺき!心はばっきばき!さぁいきますわよぉ!!


興奮を抑えきれず、活き込んで馬車に乗り込んだのは良いのですけど…

馬車の中は何もすることが無かったので気が付いたら爆睡熟睡完睡だった。


ふと、目が覚めたらいつの間にか夜になっていて、それでもまだ、目的地にはついていなかった…王都から死の街へと真っすぐに向かっていただければよかったのに、方々を巡って方々の方を拾ってから向かう流れになっておりましたの。

ですので、私が一番長く乗っていることになりますわね、それに、いざとなれば槍をもって野党と戦うための要因としても馬車に乗っておりますのよ。人に刃を向けるのは苦手ですけど、やらなければならないのであればやりますとも。槍だけに…


街へと向かう流れをお聞きしていた話によると…恐らく、明日の昼には到着するらしいですわね。

馬車の中だと暇すぎてやることが無いため、目を閉じると自然と耳が研ぎ澄まされてしまう、聞こえてくる音は…ゴトゴトと車輪が揺れる音が聞こえる、それも一つじゃない…私が乗っている馬車以外にも他の馬車の音が聞こえる。


どうやら、同じ目的地へ向かっている馬車が複数集まってきているみたいだ。


死の街に行きたいなんて、酔狂な人が他にもいるなんて思わなかった、人に言えない理由があるのかもしれない、深くは関わらないように気をつけましょう。

たぶん、目的は各々違うのだろうと思う、この馬車の集団の中に、死の街に喜んで馳せ参じる様な愚者は私だけだろうな。


馬車の揺られる刺激に、夜の爽やかな風、神聖な月の光、その全てが相まって私の心は冷静になっていくのが解る。

この一年の頑張りが報われる日が近いのだと思うと、もっともっと、刻が近づいてくればくる程、高まるかと思いきや、こんな落ち着いた気分になるなんて思ってもいなかった。



やっぱり、神聖なる月の導きがある時間だからかな?



我が王都では、月夜輝ける日は始祖様の御心に触れるといわれていて、月の光や始祖様が信仰の対象となっている。


その御心なる光の導きよって、きっと、私の心が洗われ磨かれ、清浄なる正常へと戻れたのだと思う。

嗚呼、始祖様からも我が行いが認められていると肌で感じれる、この先の未来が良き未来へと繋がっていくのだと感じれます。嗚呼、始祖様の後押しに感謝の言葉が止まりません。



ありがとうございます、始祖様、感謝を捧げます。私はやり遂げて見せますわ。

感想、評価、いいね、Xのフォローよろしくお願いします。

感想は一言でもいいので、頂けると嬉しいです。

お気持ちだけでも励みになりますので、よろしくお願いいたします。


▼XのURLはこちら

https://twitter.com/TF_Gatf


───────────────────

追記:

完結してから、一度、見直して修正するところとか、読みにくい所があれば修正してます。

当時の目標が完結優先で、急ぎ足で書いていたので見直していなかったのです。

完結後に見直し訂正する予定でしたので!

ゆっくりと修正して行こうと思います。




─※ 完結まで読んでから見てね ※─ 

─※ ネタバレ注意 ※─ 


この物語は、本編での後半で自分語りとして団長に話す内容で

本来はフルカットの予定でした。

多少、いれたとしても、ほんっとかなり端折る予定でした。

がっつりと書かないと飛ばし過ぎてよくわからなくなるのではないかっというアドバイスを頂き、書いていたのですが、何処のタイミングで公開するべきなのか完全に見失っておりまして

本編は12時更新、おまけは18時更新、過去編は21時更新っと言う形で更新していく形をとりました。

外伝として、新しく枠を作っても良かったのですが、外伝にしては本編に深く突き刺さっていますので、それもなぁっと…

これは何処の部分だ?っと、大変読みにくいかもしれませんので、今後、タイトルに過去編っと付け直して行こうと思います。



設定資料


街でのあだ名 No2

本名 ターア・ジラ オレンジ色の彼岸花が由来


父親が実は、王族の血筋ではあるがもうその席から降ろされている。

3代ほど前王様の妾の子の子の子が父親 設定上だけで特に物語に絡んだりしません。

父親も基本的に側室の間に産まれた娘の事はどうでもいいと思っています。

何かの駒にでも使えたらそれでいいくらいの認識です

なので、屋敷も使用人が数名、警護する人物もその辺の騎士になれなかったものです。


ご先祖様はラジアータっと白き黄金の太陽から名前を貰った人物で

聖女を支えたと言われる人物です。

あの時代に、名もなき薬師として頑張り続け、聖女を支え続けてきた人物の一人

その人物の名前を母親から彼女は授けられております。なので家名も父親と違います。

寧ろ、父親の家名を名乗る許可をもらっていません。


ラジアータの花言葉として

「情熱」「悲しき思い出」「あきらめ」「独立」となり

オレンジ色は妖艶も意味しております。

彼女の生き様として相応しいと、白き黄金の太陽が名付けてくれました。

ただ、彼らの文化と白き黄金の太陽の文化では、文字を読む方向が逆の為

ラジアータと書いていても、ターアジラっと読んでしまい

文献でしか残されていない部分もある為、後世ではその様に伝えられるようになりました。


彼女の一族は、ラジアータっという人物の血脈で

ご先祖様は、ある日を境に色を見失ってしまい、それも受け継いでいます。

一応、色が見える時もあります、感情の昂りによって見える時があるっという感じで限定的に色が見える精神性由来の色盲です。


身長176センチ

Fカップ 物語後半だともう少しある 白髪の長髪、昔は金髪


生涯の研究テーマ

1騎士様との子供を設ける

2始祖様に近しい存在を作り出す

3始祖様そのものを作り出す


魔力放出器官 弱

魔力精製器官 弱 肺

魔力精製器官 弱 心臓

魔力貯蔵機関 弱 肝臓


魔力に関係する因子を全て受け継いでおり魔力タンクとしての才能がとても高いのが特徴だけど、本人が魔力の扱い方をよくわかっていないので幼少期は体の秘めたる才能に対して宝の持ち腐れ状態でした。


実は、彼女の秘めたる才能として始祖様の血を濃く受け継いでいます。

側室として生きてきた家系の為、上流貴族の間で子をなし血脈を紡いできた一族でもあります。

その為、彼女を見ると力を求める者は本能的に彼女の中に眠る始祖様の因子に惹かれます

なので、ある種の王族キラーでもあります。


戦士長の血筋と、彼女の血筋が混ざると、始祖様の第3世代の子供と等しい力を持った子が産まれる可能性が非常に高く

お互い、そういった部分でも遺伝子的に惹かれ合っていた部分もあります。


なので、姫様も例外なく…


No2の中に眠る因子に惹かれ心を許していた部分もあります。

聖女達もまた、始祖様の血を濃く受け継ぐ人物たちであり始祖様を恋願っている部分もあります。

故に、始祖様の因子を求めているもの同士であれば惹かれ合うっという裏設定があります。



評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

↑ページトップへ