おまけ Xmas 後編 心の声が見えるバージョン
本編とは一切関係が無いお祭り編です。
役職などはルーレットで完全にランダムに決めております。
最初の発言や、姫様ボックスで話す人もルーレットでランダムに決めています。
1日目の夜アクションもルーレットで決めています。
実は、最後の最後の選択もルーレットで決めちゃいました
なので、会話の流れや状況などを考えるのに凄く時間が掛かりましたw
こういった企みは、初めてなので凄く新鮮で楽しかったです。
※こちらの話は、参加者の心の声が駄々洩れです、役職を推理したい人は違う方をお選びください。※
『それじゃ、休憩も終わったし!泣いても笑ってもこれで最後!後半戦だよー!!状況をまっとめっるよー!』
元気いっぱい、溢れる笑顔で司会進行を開始する姫様。ノリノリである。
現在のポイントの確認だっよー!!
2ポイント ご褒美が貰える可能性が一番高い人は、この四名
No2 ベテラン お爺ちゃん メイドちゃん
1ポイント 罰ゲームも、ご褒美も、天と地獄、両方の可能性があって、油断できない人!
団長 旦那 ティーチャー
0ポイント 罰ゲームが最も近い人ー!ふっふっふー
女将 長
『さて、壇上に皆さん勢揃い!ぁ、掛け金の払い戻しはみんなちゃんと受け取ったかなー?次もしっかりと的中させて、お小遣いゲットしちゃってよー?次の賭けは細かくわけるからねー』
賭けについての説明が入る
誰が罰ゲームを受けるのか個人にBET
誰が褒美を受け取るのか個人にBET
先ほどと同じでどちらの陣営が勝利するのかBET
『全部的中出来たら結構なお金になるから、美味しいご飯や、欲しい物をゲットしちゃってねー!』
姫様の声に反応して会場の全員が歓声を上げている
先ほどの負けを取り戻すんじゃー!倍賭けじゃー!宴じゃー!全財産いったらぁー!などなどの狂った声が会場全体に響き渡り、その声と表情に姫様は恍惚とした表情で見下ろしていた。
『それじゃ!さっそくだけど、役職を配っていくよー!今回は会場の皆には役職は伏せるからね~、会場の皆もしっかりと考えてね!投票の時間は、朝の挨拶が終わってからだからね?その挨拶を見て~、この人はどの陣営なのかなーっとか自分なりに予想して、賭けるんだよー?挨拶が終わりしだい投票の受付を開始するからねー!!』
姫様が手元の持っているカードをシャッフルして、ポイントが0の人から順にカードを引いてもらっていく
『さぁ!カードが全員に生き渡ったので裏返して何が書かれているかみてねー!』
一斉に全員がカードに何が書かれているか確認する
団長
(…安心していいのかどうか、罰ゲームを避けるためには勝てばいい、勝てば確実に回避できる、死んでもいいから、勝てばいい!!)
No2
(きったぁ!これは、回避確実じゃない!?やったやったー!)
女将
(死ねない、絶対に死ねない、死なずに勝てば、2ポイント、褒美は絶望的だが、罰ゲームは回避できそうじぇねぇか、お月様はあたいを見放してないねぇ)
ベテラン
(つまらぬ、今回は傍観者としてゆったりとさせていただくか、死ななければ褒美が貰えるのがほぼ、ほぼ、間違いないのであるが…吾輩が望むモノは、少々、頼みづらい褒美である、姫様に直接言うのは気が引けるのであるなぁ)
お爺ちゃん
(ほ?ほほほ?楽しくなってきたわい!!年甲斐もなく滾っておる!ふふふ、達観者となってつまらぬゲームになるのは嫌じゃのぅっと思っていただけに、狙ってみたくなるのぅ、完全勝利を、滾るぞ!待っておれ、愛する妻達よ良い手土産を持って帰れそうじゃわい)
ティーチャー
(うーむ、勝てば避けれるって感じだし、無難に攻めないで、上手く立ち回れば、活躍も出来る、姫様が言っていた一発逆転でポイントをゲットして褒美をもらうのも出来るし、考えないと)
長
(0ポイントだから、死なないで勝てば、2ポイントだから、死ねない、迂闊に話せない、そんな状況で死にやすい役職ーー!!始祖様に突き放されちゃったよぉ~やだなぁ、罰ゲームを避けるためには死ねない、生きて勝つのが最低条件・・・・まてよ?女将がもし、敵側だったら女将を蹴落とせば?いける、女将を犠牲にすれば、罰ゲームを免れる!!)
メイドちゃん
(きぃたぁ!!安全圏からの達観した暴力!!!ふひひひひ、最高の役職じゃな~い!!)
旦那
(…うーん、村人が良かったなぁ、やっぱり生き残ってみんなと一緒に長く楽しみたいよねぇ)
『それじゃ、今からボックスから出てきた順番にコメントをいただくからねー!誰が出るかな誰が出るかなっと!』
姫様がボックスから取り出したボールを見て指名すると椅子から立ち上がり
ティーチャー
「一番手が僕ですか?何を話せばいいのか、ポイント的にも罰ゲームに近いし、褒美も、狙える立ち位置だからね、どうせなら、ご褒美をもぎ取って奥さんと一緒に楽しみたいから、死なないように頑張りますよー!」
爽やかな声色に落ち着いた雰囲気に惑わされた多くの女性や一部の濃いファンから、黄色く熱い声援が響き渡り、満足そうに着席する
『いいねー、ちょっと場に慣れてきたかな?次はー』
次の人を指名すると椅子から立ち上がり余裕のある声を出す
お爺ちゃん
「ほほほ、賭けるのであれば、わしに賭けるのが無難じゃぞ?なんせ、2ポイントもあるかのぅ!」
着席すると会場が一気に湧き上がる、勝ち馬にのる!俺たちの勝利は貴方が掴む!と賭け狂っている人達の熱い声援が飛び交う
『一発目から場の空気を支配してるような大物な雰囲気を出していたお爺ちゃん!確かに、彼に賭けるのが無難だと私も心で感じて全財産をBETして脳から興奮物質を分泌しまくって震わせたいね!でも、破産するような無茶な賭けはさせないからねー?ちゃーんと上限決まってるからねー?』
最後の一言に賭け狂っている観客からブーイングが飛び交う
『はいはい!次いくよー』
小さなブーイングをさらっと流して次に発言する人を選び、選ばれた人も同じように立ち上がり
ベテラン
「勝てばよいのだ、褒美という欲も沸くのである、皆には悪いが己が勝ちを優先させていただくのである」
着席すると、これといったどよめきもなく、不思議と信頼感によって会場の人達が一体感を得ている、今まで共に戦い抜いてきた人たちからすれば、危なげなく状況を乗り切るその手腕や判断能力をかっているのだろう
『長年の信頼関係って大事だよねー、この発言に誰に賭けるか悩むところだよねー!』
賭け狂っている観客からどっちにかければいいのだー!っと叫び声が聞こえてくる
その叫びが会場に響き渡る中、次に指名された人も立ち上がり
団長
「さっきは、迂闊な発言も多かったけれどー!罰ゲームから逃れるために次は死なないぞー!」
がんばってーっと純粋な応援の声が湧き上がる。
賭け狂っている人達からはもう、完全に興味の対象外になっているのか声が上がらない
『優勝はまだ、諦めてはいけない立ち位置なんだけど、会場の皆が優勝はできねぇだろうなぁって、諦めの感情がここまで伝わってきてるよ~?それでいいの?だんちょー』
団長
「うっさい!私だってわかってることをストレートに言わないでよ!!」
会場が笑いに包まれる中、それでも応援する声が聞こえてくる
『うひひー、さぁ次の人は~だっれかなー』
楽しそうにボックスからボールを取り出し名前を言うと立ち上がり
No2
「この流れで私って、姫様、細工してない?そっちの運営側に何か細工してないのかな~って、疑っちゃうよねー?」
『するわけないでしょー。出来るけどしないよー!』
「ほんとにー?まぁ、信じましょう!っま、私はもう罰ゲームが襲い掛かってくることはないからね!姫ちゃんの思惑から外れてるからねー、私を罰ゲームに陥れたいならもちょっと露骨に攻めてくるよねー?」
『わかってんじゃん』
お互いの軽口を会場の人達が微笑ましく見守りながら会話が終わる
『ほいほい、お次はっと、女将ー!』
女将
「ほいさ!罰ゲームなんてしたくねぇからなぁ!しっかりと立ち回るからよ!」
おおー!っと雄たけびが会場から聞こえてくる
『罰ゲームに近いからねー、何とか、生き残って逃げ切るんだよー!次はー、メイドちゃん!』
メイドちゃん
「ふっふーん、私は罰ゲームから遠い女ですー!賭け事が大好きなみんなー!4択から誰を選ぶのですかー?決まってますよねー?わ・た・し・ですよねー?」
パチーンっとウィンクをして会場を沸かせる、あざとい仕草をよくわかっていらっしゃる
歓声にありがとーありがとーっと手を振って愛想を振りまいている、恐らく、来るべき逆転の一手、投票ポイントを今から狙うために媚びを売り、稼ぎにいってるのだろう
朝の挨拶が終わったので、この後は賭けをBETする時間となる
『それでは、全員の表情や意気込み、思惑が、垣間見れた会場の皆は、投票してねー!今回誰がどれだけの数BETされたのかって細かい結果は発表しないよ!更に、壇上の人達から、会場の皆の様子も見えないように阻害するからねー!ぁ!会場の皆には、誰が一番投票されたのかーってのは公表するからそこは安心して楽しんでねー!』
会場全員の賭けが終わり、会場の人達だけが見える場所に表示される
一番人気
お爺ちゃん
罰ゲーム受けるのは誰だ
長
どっちの陣営が勝つ
暗殺者が7割
村人が 3割
今回は、前回だと初めてってことで、会場の雰囲気からも何かしら情報を得るために雰囲気が伝わる程度にしていたが、今回はその情報をシャットアウトする。
そう、会場の雰囲気が伝わらないので、純粋な言葉での勝負となる
湧き上がる歓声に包まれながら後半戦が始まる
『はーい。それじゃ夜の時間だよー!暗殺者、守衛、術士はお仕事の時間だよー!』
お爺ちゃん
(初手は勘じゃ勘、どうせなら、褒美を独り占めっというのも悪くないしのぅ、それに、相方が彼女であれば、頼もしい限りじゃわい、っであれば、切り落とすのはこの二人、意外と曲者じゃからのぅ、先に消えてもらうぞ)
長
(さっきの戦いで小さな因縁が生まれちゃったし、蟠りも解消したい、こういったときに、対立させるために団長が敵陣営だったりする気がするの!なら、調べるのは彼女だよね!…って、もう結果きた、うわ、村人だぁ、予想外れちゃったなぁ、ううん、どうしよう?隠れるのが無難かな~襲われませんように)
ティーチャー
(村人陣営で頼りになり、キーパーソンとなり、生き残っててほしい人といえば、やはり尊敬に値する彼だろう勝ち筋に乗らせていただく!)
『はーい、夜のお仕事が終わりましたー!朝になるとー!!』
ダラララララっと音が鳴り終わる同時に、ガン!っという音が聞こえ、姫様のシャウトが響き渡る
『ベテランの死体が発見されたー!!!これは、明確な殺意をかんじちゃうー!では、朝の討論おねがしまーす!!』
お爺ちゃん
「ほほー、今回は奇跡が起きなかったみたいじゃな、8分の1じゃしの、そうそう、かぶらんの、さて、守衛さんや、誰を守っていたのかのう?それに、術士さんは誰を調べたのかのう?わしのような役職のない村人では、判断が出来ぬのぅ」
今回の口火を切ったのはお爺ちゃん、それに続くように
団長
「んー今回は村人だからー、私も何もできないかなーベテランさんには申し訳ないけれど、何も出来そうもないかなー」
女将
「そうさぁねぇ、日頃から女にてぇばっかりだしてっから、刺されてもおかしくねぇからなぁ」
その発言に会場が笑いに包まれ、壇上の人達も「暗殺者は女性か!」っと、盛り上がっている
No2
「まぁまぁ、最愛の奥様が遠くに居るのだから、しょうがないでしょ?坊やだって男なのよ?」
長
「恋の伝道師が仰ると、重みがちがうなー」
メイドちゃん
「でも、自分の恋は、おっと」
No2
「ん、っんー?誰かなーいま、握りこぶしを下から綺麗にみぞおち目掛けてフルスイングしてきたのは?」
旦那
「それにしても、初日から自分の役職を発表する人はいないみたいだね」
だねー、それがセオリーじゃないの?っと全員がまちまちに気楽に日常的な会話を楽しんでいると
『はーい、時間だよー!っで、誰を追放するのか、話し合ったの?無効票はないんだよー?』
その言葉に全員がはっとする、運が悪いと投票がかぶって2票になっただけで、落ちるということを忘れていた
『さぁ、悩みに悩んで投票してねー!』
団長
(投票しようにも怪しい人がいないよね?なら、決まってるよねぇ?罰ゲームに落ちて欲しい人を投票する!長ごめん!!)
No2
(うーん、流れ的にだれに投票するべきかわからない、判断材料が少ない、ってことはーやっぱり罰ゲームを回避したいじゃない?0ポイントの人がいるわよねぇ?ごめんねー貴女の体は目立つのよ)
ティーチャー
(誰を投票したとしても、問題が無い状況だけれど、ここは・・・私情を挟む気がする、0ポイントの人は確実に票がはいる、そして、罰ゲームに近いのが、女将に、妻…私情を挟みたくないが、申し訳ありません、偉大なる大先輩、粉砕姫様!!僕は、妻を守りたい!!ご退場願います)
長
(…生き残ったことに安堵してないで、投票しないと、非情な人達ばっかりだから、確実に私か女将を蹴落として罰ゲームから逃れようとするはず、そんな気しかしない!!だから、やるべきことは、女将を落とす事!勝つためじゃない!逃げるために!…ってしたいけれど、どうせなら勝ちたいなぁ、でも、何も考えれないし、ぅぅ、怪しい人?団長は違っちゃったし…No2が敵だと怖いよね?…いれとこ)
メイドちゃん
(っふ、今の状況に置いて、皆さんの心理を読むなんて造作もない、絶対に我が身可愛さを発揮する!!さようなら0ポイントの人、選択肢はたったの2択、残っていても害がない人か、意外と判断が鋭い人、残すならだーれ?決まってますよねー?)
女将
(嫌なことにきがついちまったねぇ、さっきの負けによって、あたいって狙われやすいってことじゃないのかねぇ?罰ゲームから逃れたい一心で蹴落とす、するねぇ、確実にそれを狙ってくるやつらに心当たりしかないねぇ…長に入れれば…しかし、戦士ともあろうものがこんな、勝ちを諦めて、保身に走るなんて、戦士長が居たら、なんていう?できるわけがないねぇ…直感であたいを蹴落とそうとして、尚且つ、ポイント有利のあいつに退場してもらおうかねぇ!すまないねぇ!No2!!)
旦那
(みたいなことを僕の尊敬する偉大なる粉砕姫なら、そう考えると思う、なら、僕は、長には入れない、長以外の誰かに入れる、怪しい人はいない、脅威になる人はいる、村人陣営であれば、頼もしい人が陣営ならいいのだけれど、敵側だったら怖い、かといって、敵かどうかわからないのに、追放するのは最悪の結果を招きかねない、ぅぅ、よめない、僕にはわからない、愛する奥さんを守ってあげたい部分もあるけれど…また、敵陣営だったらどうする?ああ、時間が無い!?…居なくても問題なさそうな、だ、団長!ごめんね!)
お爺ちゃん
(ほっほー。こちら側が手を下すまでもない、手に取る様に、皆の心が動きが見える見える、狙っちゃう?完全勝利、老骨の心に野心が芽生えそうじゃわい)
『さぁ、投票が終わりましたー!さぁ、誰が追放されてしまうのか!?』
ダラララララ、ガン!っとお決まりの音が鳴り終わるとスポットライトに照らされる
観客だけが見える場所に表示される、投票された人と、誰が誰に投票されたのか
長1票団長
女将4票お爺ちゃん No2 メイドちゃん ティーチャー
No22票女将 長
団長1票旦那
賢い観客は誰が暗殺者陣営なのか、薄っすらと感じ始めている
賭け事に狂っている人は、現状に歓喜している人もいれば、悲しんでいる人もいる。
大博打にもほどがある人がいるものだ。
女将の頭上に輝く…女将は手を挙げて何も言わずに去っていく…
女将(罰ゲーム、あたいだねぇ、まぁ、姫ちゃんの我儘なんて、毎度の事さぁねぇ、可愛い娘からの我儘なら、怖くないさぁねぇ・・・きっと、大丈夫、無茶ぶりはしねぇ、しねぇと信じよう、冷や汗がとまらねぇ)
『はーい、心底から安心してるかもしれないけどねーここで毒をいれちゃおっかな?女将が仮に村人陣営だった場合、勝利すると1ポイント入ることになりまーす、同率ポイントは罰ゲームだよ?…寝返っちゃう人、いるかもね?ふっふっふ、さぁ、待ちに待った夜が来ました、仕事のお時間ですよ、暗殺者、守衛、術士、探偵は仕事の時間だよー』
お爺ちゃん
(姫ちゃんは意地が悪いの、いけない子じゃのぅ、そんなに現場をかき乱して、今度、欲しい物が何か聞いておくかの。
現時点で、長は生かしておいてもよいじゃろう、次の投票で自然と長は消える、役職もわからぬしな、ポイント的に自然と消えそうなのは長じゃ。
ポイント上位陣は残しておくのが正解じゃろ、自然と長に牙を向ける、っで、あればじゃ、1ポイントの人達を落とすのが正解って思うじゃろ?わしもそう思う、狙うのは孫、畜産の、王の忘れ形見っといったところか?…うむ、ティーチャーじゃな、あれは賢い、申し訳ないが孫ちゃんは油断し過ぎておる、あれはただの村人じゃろ)
ティーチャー
(守る!愛する妻を守る!罰ゲームを避けるためにも、妻を守る!毒を、毒でも構わない!)
長
(やった!やった!頑張って生き残って罰ゲームから逃れないと!死ねない!…
勝つためにも、アクションを起こさないといけない、信頼を得るためにも、ここが運命の別れどころだよね?
だって、流石に、次の昼は、追放される未来しか想像できないもの、残りえっと、誰が残ってる?ベテランさんが殺されて、女将が追放されて、7名で、敵が2名、または1名残ってる、団長は村人、つまり6分の一、確率は16%前後ってとこ、そこに直感を+する…
メイドちゃん?メイドちゃんが味方だったら頼もしいし、敵だったら怖いし、うん、メイドちゃんを調べよう!…っわ!?内通者!?当たり引いた!!これを手土産にいきのこ…あれ?守衛って生きてるのかな?メイドちゃんが敵ー!って言っても、内通者だし、手を下してるわけでもないし、これをいう事で次の夜以降も執拗に狙われない?…ぅぅ、どのみち、詰んでない?)
旦那
(調べる必要あるのかな?何も判明しそうにもないけれど、もしかしたらってあるよね、奥さんを調べてみよう。結果ってこんなに早く来るんだ、えっと、うーん。村人かぁ、これを次の議題に出したところで…村人陣営を勝ちに向かわせるにはどうしたらいいのだろうか?)
『はーい!夜があけたよー!朝になりましたー、広場の真ん中になんとー!!』
いつもの音が聞こえた後
『ティーチャーが死んでいましたー!暗殺者は悠々と大胆不敵に仕事をしているぞー!?村は生き残れるのか!?さぁ、暗殺者を追放しないとー!探しだすんだよー!』
お爺ちゃん
(よしよし、順調順調)
メイドちゃん
(お爺様、さすがですぅ、仕掛けますか)
お爺ちゃん
「うーむ、昨日は流石に遊び過ぎたのぅ、ほれ、そろそろ、出てきてくれてもいいんじゃぞ?情報が無さ過ぎてわしらのような善良な市民では恐怖しかないのぅ」
団長
「お爺ちゃん、どうしてそんなに役職を知りたがるの?って思うけれど、私も知りたいー、このままじゃ、蹂躙されて終わるだけじゃない?」
メイドちゃん
「では、名乗りましょう、私が術士です、更に!報告しましょう、初日で調べたのがベテランさんです、村人です、先ほど調べました、団長も村人です」
長
(ぁ、しまった、発言のタイミング伺ってたら先越された!?っていうか、団長が村人って、私も知ってたー!!これで、メイドちゃんを名指ししても、今更って感じだし、うわ、どうしよう、何も言わないと、どのみち…道ずれだ!!)
「違います!私が術士ですぅ!!初日に団長を調べました!村人です、だけど、メイドちゃんが嘘をついています、だって、調べたの!メイドちゃんが味方だったらいいなって思って、そしたら、内通者!!敵側!敵側だったのー!夫を返してー!」
メイドちゃん
「後だしですかー?情に訴えですかー?聞こえませんよねー?みなさーん、どう思いますー?」
メイドちゃんの返答に全員がしばし沈黙し、各々の意見をゆっくりと話し出す。
団長
「うーん、私が村人ってのは、本当だよ?二人とも正解だしなぁ、情に訴えてくるのは卑怯じゃない?」
No2
「まぁ、メイドちゃんも怪しいのは間違いないし、取り合えず、どちらかを追放してその後に・・・探偵の方がいらっしゃったら調べてもらったら?」
旦那
「僕が…探偵です!今の混沌とした状況で名乗り上げるのは後悔しかありませんが、勝つためです!追放された愛する妻は、村人でした!次の夜、僕が生きていたら、昼に追放された人を調査します!それで真実が見えてくるはずですよね?」
団長
「そうだね、それがい」
『はーい、お時間でーす、追放する人の名前を書いて投票だぁ!!』
団長が話し出すといつも、途中で会話を切られることに観客から笑いがこぼれる
団長
(私って、タイミング悪いのかな?それは置いといて、長か、メイドちゃん、勝ちにこだわりたいのであれば、先出したメイドちゃんを信じたい、長はその、ね?0ポイント組だしさ?やられてくれた方が…長にいれよう怪しいし)
No2
(メイドちゃんも、長も怪しいのは変わりなし、メイドちゃんからするとポイントを持ってるから、達観してた、だからこその高みの上からの発言ってことで、様子を見てた?それだったら、死んでもいいから、初日から調べたっていえば、いいえ、それだと長生きできないから?陣営を勝たすために耐えた?そんな人かしら?…罰ゲームを考えれば、長、でもね、もう既に女将っていう生贄がいるから、投票する必要性はないのよ、直感を信じましょう、メイドちゃんね)
お爺ちゃん
(ふむ、ここは長に入れておくのが良い、夜に旦那を殺せばよい、勝ちへのルートが決定してくれたわい、メイドちゃんはめんこい上に賢いのぅ、わしのとこにいるボンクラ達の嫁に来て欲しいわい)
長
(…これ、村人側勝てるの?だって、これで、私が追放されちゃったら…夜はどのみち、死ぬよね?敵の陣営を追放できてないよね?まだ二人いそうだよね?女将が村人だったら、うん、そうだよね?敵が二人いるよね?ううう、このゲーム難しい、投票はもうメイドちゃん一択だよ!!)
メイドちゃん
(完全勝利は無理でも、私達の勝ちは揺るがない!!このゲーム、敵陣営が思っていた以上に有利!最初は敵陣営が不利すぎるダメダメなゲームだと思っていたけれども!これは、イージーゲーム!!相方に恵まれすぎてたってのもありますけどね、長にいれてっと!これで良し!)
旦那
(昼のよくわからない追放はこれで、されない、ちゃんと理由をもって追放してくるはずだから、僕が対象になることはない、追放すべきはどちらだろう?これが、わからなすぎるから、絶対に票が入らない団長に入れて、見極める時間を作ろう、そうすれば、一日猶予ができないかな?村人陣営が確実に減っている今、これ以上、間違いで減らすわけにはいかない。もっと、確実性をもって、ってのが理想。
だから、票を分散するために…いや、駄目だよ、今6名だから駄目だ、二人に絞られているのなら、僕を覗いて5名になるから、票が奇数に割れるから、絶対にどちらかが追放される。
団長に入れちゃだめだ、票を割って追放を無しにするには、誰がどちらかに入れたのかを見極めて、長3票、メイドちゃん3票にもっていかないといけない、二人が生き残っているのであれば、後は夜にしっかりと探偵の業務をすれば、勝てる!。。。勝てるのかな?この先に待ち受ける局面が予想できないなぁ…じっくり考える時間もない!?敵陣営が二人いると考えれば、怪しい方に2票はい…不利過ぎる、この局面に持ち込まれた時点で負けってことじゃないのかな?
直感、直感だよもう、苦手だなぁ煽ってくる部分に違和感が強い、メイドちゃんだ!!賭けに出る!)
長3票 団長 お爺ちゃん メイドちゃん
メイドちゃん3票旦那 長 No2
この投票結果に会場の盛り上がりはどんどん、上がっていく、勝敗がどちらに傾くのかわからなくなってきている。
一回目で読みあいの本質を理解しつつあるメンバーの脳みそがフル回転していく
姫様は、この企画を開催した際に見たかった、望んだ光景が見えているみたいで、心の底から楽しそうにしている。
『はい、投票が終わりました!今回追放されるのは!!!』
長が始祖様に祈りを捧げる姿勢を取っているのに、対してメイドちゃんは心強い味方がいるので安心しきった表情をして余裕をもって長が追放される言葉を待ち望んでいる
だが、姫様から聞こえてきた言葉は望んでいた言葉ではなかった
『同率投票となり、無効!追放は無効!!誰も村から追放されることはありませんでした!!さぁ、夜の時間です、恐怖の、夜の時間です、仕事の時間だよー!!』
メイドちゃんの絶望的な表情が垣間見えた姫様は物凄く邪悪な笑みを浮かべていた。
お爺ちゃん
(っく、寸でのところで耐え抜いたか、だが、やるべきことは変わらない、自称探偵である旦那を落とす、現状、他に落とす必要性はない、何故なら、ここで長を落とせば、メイドちゃんが敵であると確定する、時点で3票あるのであれば、旦那を落とすことで票割れを狙える、ふっふっふ、完全勝利が見えてきたのぅ、だが、次の昼で、両者の援護はできない、達観するのが勝利を得るのであれば、それが最優であろう、だが、どうせなら、目指すのが漢ではなかろうか?良い手土産に良い武勇伝、うむ、愛する妻に、孫達にカッコいい話を持って帰りたいのぅ…懸念があるとすれば、守衛じゃが、もういない気がするしのぅ、よい流れじゃ)
長
(首の皮一枚、繋がった!!…でも、ぇ、誰を調べたらいいの?
旦那は除外で、メイドちゃんも除外で、団長も除外で、残されたのは…
No2かお爺様!?ぇ、敵に回したくない二人、どっち?どっちが言動が怪しかった?どっち?どっち!?正解は50%!!
ぅぅぅ選びきれない、でも、時間が迫ってきてるぅ…っは!?天啓が走った!No2はメイドちゃんを怪しんでいた!!ならお爺様よ!…
やった!やった!!暗殺者だ!!!勝った勝った!!生きて勝てる!!罰ゲームを回避できるし!勝てるのなら女将が…が?村人って言ってたよね?
死なないで勝てたら回避で、死んだら罰ゲーム?…ぇぇ?うそぉ生存ルートが狭すぎるよぉ…)
旦那
(ティーチャーが何の役職についていたのか知るべきだよね?追放者よりも、殺された人の方が重要な気がする。結果が返ってきた…守衛!?守衛だったのか!!それじゃ、それじゃ?これを報告したとして、どうすればいい?先を読む、頑張って考えよう、昼の時間までに!!)
メイドちゃん
(予想外!私って凄く疑われていたってことに驚きの余り、手が震えちゃってる、何処がダメでしたー?完璧で究極のメイドだったと思いますけれどー?調子に乗りすぎた発言です~?可愛い可愛いお茶目なメイドの戯言じゃないですかー?…
発言に苛立ちを覚えた人が私に票をいれたはず、可能性が高そうなのがNo2と長、団長は長に入れてそうな気がする、愛がそう囁いてくれる、なら、消去法で旦那ですね、仮初の術士としてすべきことは一つ、信頼を勝ち取る、お爺様を調べて…
村人にするのがいいかも?今更、声が出ていない守衛でしたは、無理がある?
判明しているのが団長が村人、私が内通者疑い、ベテランさんが村人、旦那が探偵、つまり、不明なのがNo2、お爺様、うん、席が空いてるのが守衛か村人であれば、村人だと伝えるのが無難、だって、そうしないと、お爺様の発言に矛盾が多くなってしまう。
守衛は既に死んでいる人に担当してもらいましょう、判明していない人だとティーチャーしか当てはめれない、ここも勝負勘ってところですね!!)
『はーい、夜が明けましたー…これが最後の夜になるのかな?かな?では、朝になり、そこにはー!!』
デロロッロロロロロロロロッロっと長い長い太鼓の音が響き渡り、今までよりも大きな大きな力強くがつんっと鍋を叩く音が会場全体に響き渡ると
『旦那が無残にも殺されていました!!さぁ、夜になる前に、暗殺者を見極めないと…』
会場にいる人達全員が、納得する内容で大きな歓声が沸き上がる
お爺ちゃん
「さぁ、こま」
長
「お爺様が暗殺者です!」
メイドちゃん
「お爺様は村人です!!」
お爺ちゃんが口火を切ろうとした瞬間に同時に大きな声が会場に響き渡るとキャットファイトだ!っと会場から大きな声が聞こえてくるとピーピーっと口笛が聞こえてきたり、やれー!まけるなー!などの応援やヤジが飛び交う
長
「黒幕はお爺様とメイドちゃん、貴方達です!!私を信じてください!この二人を倒せば全てが終わります!!最悪、私が死んでも、いいです!罰ゲームになってもいいです!でも、旦那の、愛する夫の仇を討たせてください!!!」
メイドちゃん
「情に訴えるのはよろしくないですよねー?お爺様は徹頭徹尾、村人です!今まで導いてくれた人を疑うのは違いますよね?どう思います?団長!!」
団長
「ふわ、私!?ぇ、どうして急にふってくるの?」
長&メイド
「どっちが怪しいですか!?」
二人から詰め寄られ、言葉に詰まる団長
団長
(ぇぇ、どうしよう、特に何も考えずに優勝は無理だし、罰ゲームは、まぁ、女将が受け止めてくれるから、まぁ大丈夫かぁくらいの気分になっていたから、油断してた~。だから、何も考えずに直感で動きすぎちゃったよぉ、どうしようどうしよう…逃げよう)
「わ、私はぁ、正直、長が…あやしいかなぁなんて、な、No2はどう?冷静な判断で診察をする貴女なら、今の状況みえてるよね!?」
No2
「もー、困ったらすぐに先輩に頼るのはよくないんじゃない?成長しなさい」
(なんてね、どの口がいうのかしらーおほほほほほ、先輩に頼りまくっている私が言えた口じゃないわよねー。先輩が居たら今頃、鼻でふって笑って苦笑の笑みを浮かべているでしょうね!)
「そうね、村人側が勝つためにも排除するべきはメイドちゃんね、そして、メイドちゃんが守ろうとしている時点でお爺様、貴方が私達を導いているようで裏切っていたのですね、娘ちゃんは義父様に騙されて悲しい、さぁ、お爺様、何か弁明があれば仰っていただけますか?」
お爺ちゃん
「そうじゃのぅ、わしは村人としか発言できんわい証明する術もなし、意見も割れとる、後は各々が感じた主観で判断してほしいものじゃ、あとのー、義父さんは可愛い娘ちゃんに言われた一言が胸に刺さって辛いのぅ、じゃから、発言は控えるわい」
団長・No2
(逃げた!!こちらの言葉を使って巧みに逃げた!!口が本当に上手い!!)
長
「こうやって煙に巻く時点で怪しいと思いませんか?お爺様が怪しいのであれば、お爺様を支持するメイドちゃんも、怪しくなりますよね?」
メイドちゃん
「必死になって弁明する貴女こそ怪しいですよー?冷静に議題を続けましょう?貴女が術士であるのであれば、どうして、一日目に名乗り上げなかったのですかぁ?」
長
「そ、それは、罰ゲームが」
メイドちゃん
「それでは、今は罰ゲームを受け止める覚悟が出来たってことですかぁ?本当のところはこれを押しきれば、罰ゲームを回避できるから、勝ちの目が出てきたから浮上してきただけじゃないのですかー?そこの所、どうなんですー?」
団長
「まぁまぁ、挑発し過ぎるのもよくないって、ね?長とメイドちゃんがどっちが正しいのか各々の判断で投票するしかないってことだよね?もうじか」
『はーい、時間ですよー!白熱してたところに水を差すような仲裁をするあたりが団長って感じで空気よめーって会場は思っているでしょうけれど、司会進行としてはすっごく助かるかなー、団長だと会話を切りやすいからー』
テヘっと舌を出す仕草に会場から大きな声援が飛び交う
『さぁ、お遊びはここまでです、運命を分かつ投票をお願いします』
真剣な表情で場の空気をぴりっと張り詰められ、最後の投票が行われる
ここで長が追放されたら、敵陣営の完全勝利が確定する
ここでメイドちゃんが追放されたら、村人陣営の勝利が犠牲を伴い確定する
『では、運命のダイスは振られました、誰が追放されたのか…』
運命のドラムロールが鳴り響き、ドラムが止まり、小さく鍋を鳴らす音が聞こえると、ある人物の頭上にライトが照らされる
『メイドちゃん、さようなら』
メイドちゃんの頭上がライトで照らされ追放される
その瞬間、普段は大人しく、滅多に声を上げない長が大きく声を上げ喜んだ
だが、長は忘れている、勝ちは確定したが、死は免れていないことに、そう、夜が来る
暗殺者の無情なターンが一度だけくる、敵側の陣営は、既に勝敗が決している、負けが決まっている、けれども、ただ一人だけ殺すことが出来る無情なターンがやってくる
『さぁ、暗殺者はまだいます、夜がやってきます、誰が殺されるのかな?』
その一言で、自分がまだ、危機的状況にいることを思い出した長が認識阻害の術式に干渉し始める、命乞いをするためだ
だが、それを許す姫様ではない
長の目の前にまで歩き
「ダメだよ、ルール違反は、そんなことをする悪い子は、きっつい罰ゲームをしなきゃいけないね」
にっこりと笑った後、親指で首を切るような仕草をした後、
「Good Luck Baby」
立てた親指を天指す方向から、肘からぐるりと立てた親指をそのままにして、地面へとぐるりと回し地面に向かって親指を突き刺す
そして、ゆっくりと司会の席に戻ると
『はぁ~い、悪い子はいねがー、朝になりましたー誰が死んでるのかなー?そうだよねー長だよねー、娘や孫ちゃんに甘いお爺ちゃんがどっちを天秤にかけるかーなんて、決まってるよねー?』
会場から拍手が沸き起こり、健闘を称えている声が響き渡り、気が付くと、観客席の人達が一人、また一人と立ち上がって歓声を上げている
『では、議論の時間でーす、誰を追放しますかー?』
団長&No2
「お爺ちゃん」
綺麗に二人の声がそろい、お爺ちゃんが有無を言わさず追放され
村人陣営が勝利した
安パイだと思われていたお爺ちゃんが陥落したことにより大博打を打っていた賭け狂い集団からも歓喜の声が上がっている
熱狂的な空間の中で、姫様は結果を楽しそうに告げていく
村人陣営の勝利により、村人陣営に1ポイントが加算されまーす
団長 No2 女将 ベテラン ティーチャー 長 旦那
さらにー!生き残った二人には追加で1ポイントが加算されまーす!!
団長 No2は合計で2ポイントゲットー!!
はい。前半、後半が終わりました、結果の方を発表したいと思います!
1位が驚きの!!
No2!! 合計4ポイント!!
2位とかその辺は、皆も興味が無いと思うからしょうりゃ~っく
では、罰ゲームは誰なのか!?
まぁ、もうね、皆もすぐわかってると思う
前半0ポイント、女将に長
後半1ポイント、女将に長
この二人が罰ゲームだよー!
長はね、勝ちを優先した、それは素晴らしいことだよ?
あの時にお爺ちゃんにどんなことをしてでも訴えかけて、殺さないでもらえたら、罰ゲームは回避できたんだよ?でもね、必死になりすぎていて忘れてしまったのが敗因だよー?
だってね、No2が死んでも合計で3ポイント獲得、団長が死んでも合計で2ポイント獲得で二人とも罰ゲームは回避できてたんだよ?
それだけじゃない、No2が死んだら合計で3ポイント、生き残った団長には2ポイントが入る、合計で3ポイントになる。
つまり、No2と団長が同率1位になって、二人ともご褒美が貰えたっていうのをお爺ちゃんに進言すれば、お爺ちゃんは可愛い可愛い娘ちゃんと孫ちゃんを優先するから、罰ゲームから逃げることが出来たんだよー?
それについて、気が付いていたのか、き~てみよー!
お爺ちゃん
「そうか、そうじゃのぅ、言われてみればそうじゃわいな、きがつかなかったなー」
ご老公は明後日の方向を見て気が付かないふりをしているが、気が付いていそう…
『って、わけで、貴女の思慮深さが己の道を決めてしまいましたー!罰ゲームを楽しみにしててねー!!』
姫様の締めの言葉と共に会場は大きな熱気の中、各々、掛け金の払い出しを受け取ってから会場を後にする
壇上には項垂れ、動けないでいる長の方を色んな人が肩を叩き去っていく…
会場を出た後
かわいい孫ちゃんにどうして、No2を暗殺しなかったのか詰められて、本音を言うと
「ちゃんと、そこまで考えが追い付いていればする予定だったし、あの状況からあそこまで奮闘したことを称えたいと思っていたのじゃが、ルール違反をしようとしていたのでな、そればっかりは見過ごせん、道を踏み外すような性根では救うわけにはいかないのぅってことで罰ゲームを受けてもらったってわけじゃ、それにの?一つ忘れてはいやせんか?」
【会場にいる人達からの投票によるポイント獲得っというルール】
その言葉を思い出した団長は、たしかに!っと、つまり、会場の全員が温情で長に投票する可能性があった、でも、不正をしようとした長を姫様は助ける気がなくなった、だから、そのルールを挟み込ませないように、皆がそれを思い出せないように、急ぎ足で終わらせた!?
これにて、姫様が突如始めた、街全体を楽しませることに成功したエンターティナーショーは終わりをつげ、数日後に褒美を受け取ったNo2
辛い罰ゲームを受ける二人の姿があった。
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