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過去、私を嫌ったキミは今、私を溺愛する  作者: ひなた


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76、 久しぶりに見たな

読んでいただきありがとうございます!

本作の芸能界は作者の妄想で構成されております。


本編の更新は毎週日曜のAM8:00ごろです。

「と1/2」シリーズは不定期です。

「…滝、これどう思う?」

次の商談についてのミーティングを終えて、一息つこうと中倉と飲み物を買っていた時に声をかけられた。

買ったコーヒーを取って顔を上げるとお茶を飲みながら携帯を見せてくる中倉。

「ん?」

カシュッとプルタブを開けて口をつけながら携帯を見て吹き出しそうになった。

「ちょっと、汚い」

「悪い…って!お前!そんなのんきに!」

中倉の携帯にはSNSの画面が表示されていて、【これが噂の元カノ】と中倉の盗撮写真がアップされてた。

「弟が見つけた」

「弟すげーな…って!」

「ごめんって」

ため息をつく中倉。

こうなるのも覚悟してたから落ち着いてんのか?

「もう拡散されてると思うからどうこうできないとは思うんだけど」

「何言ってんだ。訴えれば勝てるぞ、これ」

「まぁね。それよりもこの盗撮の場所よ」

「場所?」

写真をよく見ると背景がよく知る場所だった。

「…これ、ここじゃね?」

今いる自販機が置いてある休憩スペースの壁と貼られているポスター。

自社のポスターを貼ってあるから絶対にここだ。

「会社の奴が撮ったか?」

「そうだと思うけど、これ、課長とかに報告したらどうなるかな」

見たことない悪い顔をしてる中倉。

なんだかんだ怒ってるじゃねーか、と思いながら一緒に課長に報告することにした。


日曜日。

智が家に来たので飲み会だ。

「ってことがあってよ」

「あ、蓮華から聞いたよ」

智が苦笑する。

その様子を見ると、中倉はやっぱりブチギレてたんだろうな。

「蓮華が見たことない悪い顔してた」

「あははー…だよなー」

美人が悪い顔するとマジで怖いって初めて知った。

「その後はどうなったの?」

「ああ、課長に報告して法務にも上がってすぐに犯人わかったよ」

書類とかは写ってないとはいえ、公式SNSでもないのに社内の様子がわかる写真をあげてるんだ。

取引先が知ったら信用問題にも繋がる。

「さすがに会社もすぐに動いてくれて、犯人は厳重注意と減給だと」

「そっか」

申し訳なさそうな智。

中倉の顔がSNSで広まったから中倉も生活しづらいだろう。

「でも中倉のやつ、全然変わらないんだよなー。家とか特定されてそうだけど」

「家は特定されてるみたいだけどさすがに部屋番号までは知られてないみたい」

「オートロックだっけ、あの家」

マンションの場所まではわかっても部屋番号は中まで入らないとわからない。

オートロック様様だ。

「俺たちの前だから今までと変わらない感じだけど、普段外歩いてて大丈夫か?」

「大丈夫って言ってるけど、本当かなとは思ってる。もしくは本当に気づいてないか」

「あー…あり得る」

中倉はちゃんとしてるけど抜けてる時がたまにある。

今回はそれな気がするけど。

そんなことを思ってたらゆりから電話が来た。

「?ゆりからだ」

「どうぞ」

通話を押すと画面にゆりが映る。

テレビ電話だ。

「お、珍しい。テレビ電話」

【やっほー】

手を振るゆり。

「どうした?」

【大嶋さんいる?】

「いるぞ」

智も映すとゆりは嬉しそうに笑った。

【お久しぶりです!】

「お久しぶりです。お邪魔してます」

【いえいえ!ゆっくりしてください!】

今日、智が来ると知ったゆりは自分は出かけると言って智がくるちょっと前に出て行った。

「ゆりは何してんだ?」

【えへへー今はここでーす!】

そう言って画面に映ったのは中倉。

「蓮華!」

「中倉じゃん。中倉の家にいんの?」

【そう!女子会!】

ギューッと抱きつくゆり。

智を見るとちょっとムッとしてる。

「ゆり、智がヤキモチやくって」

「ちょ!別に!」

【あ、ごめんなさい】

クスクス笑うゆり。

【お疲れ様、智】

「うん、ありがとう蓮華」

中倉が声をかけるとより一層柔らかい雰囲気になる。

これは高校の時からだし、中倉も同じ。

【ごめんね。滝と2人で飲むの久しぶりって言ってたのに】

「全然。蓮華と話せるのはいつでも嬉しいよ」

【…ばか】

甘々な空気を高校ぶりに感じる。

「お前ら変わんねーな」

「そう?」

「おう。めちゃめちゃ甘いわ」

【…想像以上です】

電話の向こうでゆりも苦笑。

高校の時、2人がいかに甘い空気をかもしだしてたか話してたけど、想像以上らしい。

【そ、んなこと無い!】

【えー?だって、蓮華すっごい可愛い顔してたよー?】

2人でイチャイチャしてないでくれます?と思いながらビールを飲む。

「お前、中倉といる時は変わらず甘いな」

「え?そう?」

「おう、ブラックコーヒーがちょうどいいぐらいだ」

そんな話をしてるとゆりがクスクス笑う。

「ゆり?」

【こうしてるとWデートみたい!】

ゆりの言葉に中倉は顔が赤くなる。

お、珍しいもん見た。

「確かにそうかも」

【智まで!】

さらに顔が赤くなるのが面白い。

最近は気を張ることが多かったから中倉も楽しそうだ。

そこからしばらく4人で電話をして休日を過ごした。


相方が元気そうでよかった。

連司くん視点のお話でした。

なんだかんだ蓮華さんと智くんのことを気にかけちゃういい男なのです。

由里香さんはきっとさらに可愛い蓮華さんを見てニマニマしてそう。


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していただいたら作者のモチベーションもめちゃ上がって喜び狂い、発狂します( ´ ▽ ` )

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