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過去、私を嫌ったキミは今、私を溺愛する  作者: ひなた


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133/140

127、 結婚祝いを探すのは思ったより大変かもしれない

本作の芸能界は作者の妄想で構成されております。


本編の更新は毎週日曜のAM8:00ごろです。

「と1/2」シリーズは不定期です。

「これは?」

「んー、良さそうだけど、たくさん持ってるんじゃない?」

「それ言い出したら決まらないだろ」

金曜の夜。

雨宮と仕事終わりにデパートに寄った。

由里香と滝への結婚祝いを探しだ。

「こういうちょっといいタオルセットの方が使うだろ」

「そうだろうけどさー」

他のフロアも回って色々見てみる。

「てか、中倉は俺と結婚祝い贈るのでいいのかよ」

「え?」

「向こうと一緒じゃなくていいのか?」

雨宮の言いたいことを理解して頷く。

「あっちはあっちでみんなで贈るんだって」

智と結婚祝いについて話してそれぞれで贈ることになった。

『蓮華は裕也と同期組として贈るでしょ?』

『その話になってはいるけど…』

『俺もメンバーと贈ろうってなってるからさ、それぞれで贈るでいいんじゃない?』

『そう?』

『うん。俺たち二人からのお祝いするならウチ呼んでご飯しよ』

智の提案に私は頷いた。

「あ、なるほどな」

「うん、だから大丈夫。気にしてくれてありがとう」

「おー」

雨宮は私以上に表情が変わらない。

会社ではクールだって言われてるけど、中身は結構熱い男だ。

「で、どうするかー」

「んー」

智に何贈るか聞いておけばよかったな、と思いつつ今まで見たものを思い出す。

「雨宮はどれがいいと思う?」

「俺はタオル、箸、皿がいいかなー」

「ギフトブックもいいかなって思うんだよね」

「それも悩んだ」

二人で来た道を戻りつつお店を見る。

「どうしようかしら」

「厄介なのが連司が妙なこだわりあるところだな」

「そう、それ」

滝はすごいこだわりがあるわけでないけど、変なところでこだわる。

グルグル回ってると閉店30分前。

「どうする?別日にまた来る?」

「お前も俺もこの後結構忙しいだろ」

「そうだけど」

そんなことを話してると雨宮の後ろのポスターが目に入る。

「!!雨宮、あれは?」

私が言うと雨宮は振り返ってポスターを見る。

「お、いいんじゃん!あり!!」

「だよね!」

「間に合うか?行ってみるか」

お店に行くとギリギリ受け付けてくれた。

無事に結婚祝いが決まった私たちは満足して解散した。


1ヶ月後。

「はー、何だよ!!忙しさ!!」

滝が半分キレながら私の隣に来る。

「それは大型契約を取ってきた自分を恨んで?」

「それは恨めない」

「だったら私が恨むわ」

「いや、そこは褒めろよ」

滝がムッとして言う。

「そりゃ恨むでしょ。滝の案件、ほぼ私がサポート担当なのよ」

「いいじゃねーか」

「特殊な条件出しすぎ」

「俺の思考を理解してくれて助かります」

そんなやりとりをしていると周りがクスクス笑う。

「中倉さんがキレてるから忙しいんだなー」

「滝リーダーの案件、確かに重たいの多いもんね」

近くにいた滝後輩くんと私の後輩ちゃんが苦笑しながら言うのが見えた。

「ほら、滝の案件重たいって」

「やりがいあるぞー?やるか?」

「「いや、大丈夫です」」

二人が声を揃えて首を横に振った。

「嫌だって」

「成長できるぞ?というか、お前アサインするから」

「え?マジですか?」

後輩くんが驚いて滝の近くにくる。そうだ、この子は滝のチームの子だ。

「マジマジ。お前に任せてみたいんだよね。期待してる」

背中をバシバシ叩く。

後輩くんは痛そうにするけど、嬉しそうだ。

滝はこうやって人を引っ張っていくのが上手い。

高校の部活で部長をやっているのを見ていた時から思っていたけど、社会人になったらよりはっきりする。

「頑張ります!」

「おう!この案件のMTG、今度設定するな」

「はい!」

やる気に満ちた後輩くんを見送って私は作業に戻る。

「さすがですねー、滝リーダー」

「は?何だよ」

「べっつにー」

カタカタと資料を作る。

「あ、この前、結婚祝いありがとうな」

「いーえ。活用できそう?」

「この俺だぞ」

「なにその自信」

呆れてため息をつく。

前回の同期飲みの時に雨宮と結婚祝いを渡した。

『ありがとう!!』

『ありがとうな!!開けていいか?』

『おう』

滝が包装を取ると箱が出てきた。

『デジタルフォトフレーム?』

『そー。お前ら写真よく撮ってるから』

『スマホの写真も映せるやつにしたの』

由里香はよくスマホで撮ってるし、滝はカメラも持ってる。

思い出を大事にしてる二人にはピッタリだと思った。

「早速使ってるよ。今までの思い出がリビングに流れるのが嬉しいってゆりもテンション高い」

「ならよかった」

「俺ら、同期に恵まれたなって話してるよ。俺たちのことよくわかってる」

PCを操作しながらそう言う滝の顔は優しい。

「当たり前でしょ」

そう言う私はきっとニヤけてる。


二人のことは私たちが一番理解してるつもり。

今回は同期組のお話でした。

写真の半分は同期組との写真だったりします。

次回は智くん視点の予定です。


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