表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
過去、私を嫌ったキミは今、私を溺愛する  作者: ひなた


この作品ページにはなろうチアーズプログラム参加に伴う広告が設置されています。詳細はこちら

129/140

124、 思わぬ休みが取れました

読んでいただきありがとうございます!

本作の芸能界は作者の妄想で構成されております。


本編の更新は毎週日曜のAM8:00ごろです。

「と1/2」シリーズは不定期です。

今日も朝から収録して、19時には終わり。

【今日は一緒にご飯食べれるよ】

【嬉しい!何食べたい?】

お昼に蓮華にメッセージを送ってると三倉さんがやってきた。

「智、ちょっといい?」

「はい」

「明日の予定なんだけど…」

申し訳なさそうにする三倉さんに俺は首を傾げる。


「え、お休み?」

「うん」

三倉さんとの会話を思い出す。

『先方がちょっとトラブったみたいで、延期になったの。だから明日の顔合わせとビジュアル撮影は無し』

『わー…大変ですね』

『結構もめてるみたいで、連絡くれた担当者が疲れた声してたわ』

明日は主演の映画の顔合わせと打ち合わせとポスター撮りで1日が埋まっていた。

それが無くなるとなると、原作者と制作側で何かあったんだろうなーと思う。

情報解禁前だったからまだいい方だろう。

『でね、明日休みになるから』

『…あ、そういうことですね!ありがとうございます!』

『うん、その認識でよろしく』

急な休みはいつもどうしようってなるけど、日曜だから蓮華も休み。

「蓮華、明日予定ってあるかな?無ければ一緒にいたいなって」

「うん!何も予定ない!」

嬉しそうな蓮華に自分の頬が緩むのがわかる。

「嬉しいなー!」

ニコニコの蓮華。一日一緒にいられるのは同棲して初めてかもしれない。

「何かしたいことある?」

「んー…一緒にいられたらそれで十分かな」

ふふっと笑いながら味噌汁に口をつける蓮華に俺は申し訳なくなる。

「ごめ「だーめ、謝らないで」

蓮華に言葉を遮られる。

「この前言ったでしょ?一緒にいられないことを謝らないでって」

『もう謝らないで。ちゃんと理解して一緒にいるって決めたんだから』

前も謝ったらそう言われた。

蓮華は俺よりも強い。

「うん、そうだったね」

「でしょ!それよりも明日、一緒に料理作って貰い物のワインとか飲まない?」

「あ、いいね」

メンバーや共演者さんからもらったワインや日本酒が溜まってる。

「俺が材料買ってくるね。ついでに重いもので欲しいのあれば買ってくるから言って」

「ありがとう。私は掃除とかしておくね」

「うん、ありがとう」

こんな会話ができることが幸せだな、と改めて感じる。


次の日。

スーパーで買い物をして家に帰る。

「ただいまー」

「おかえりなさい!ありがとう!」

玄関まで来てくれた蓮華。

袋を持とうとするので軽い方を渡す。

「こっち持ってくれる?」

「うん」

二人でキッチンに行き、料理をする。

「蓮華、これ味見て」

「ん!美味しい!初めて食べる」

「この前、ロケで買ってきたんだ」

蓮華がクスッと笑う。

「智がいろんなところで美味しいもの買ってきてくれるから旅行してる気分になれる」

「え?」

「お家で旅行気分って最高じゃない?」

ルンルンで料理を作る蓮華。

「…うん、そうだね」

蓮華にとっては何でもないただの感想なんだろうけど、それが俺にとっては救われる。

「あ、だからって買いすぎちゃダメだからね!嬉しいけど!」

次からたくさん買ってこようと思っていたら注意された。

「さすが、よくわかってる」

「でしょ?」

その可愛さに思わず抱きしめた。


二人で作った料理をローテーブルに並べて、横並びで座る。

「これ、瑛太がドイツにロケ行った時にお土産でもらったんだ」

瓶ビールを開けてグラスに注ぐ。

「本場のビールって初めて」

「めっちゃ美味しいよ」

グラスを渡して乾杯をする。

「ん!美味しい!」

「味濃いよね」

「日本のと全然違う!」

ニコニコしながら飲んでるのが可愛い。

思わず携帯で写真を撮る。

「ちょっと!」

「いいじゃん」

「だったら二人で撮りたい」

蓮華が携帯を取り出す。

テーブルに置いてタイマーをする蓮華。

「じゃあいくよ!」

スタートボタンを押して5秒のタイマーが動く。

カシャッと音がして携帯をチェックすると綺麗に取れてる。

「いい写真!嬉しいなー♪」

「後でPCに移そうな」

「うん」

流出を防ぐ為にツーショットやお互いの写真はPCに移して携帯には残さないようにしてる。

たまに蓮華が家でプリントして飾ってくれてる。

「智が作ってくれたの美味しい!」

「ありがとう、蓮華の料理もいつも通り美味しい」

「ありがとう」


お互い感謝を忘れない、甘えられる時は甘える

そう決めたわけじゃないけど自然とそうなった

それがより一層心地いいと感じるのかもしれない


蓮華の肩に頭の乗せる。

「俺、蓮華といられることが一番の休息だな」

「えー?なに急に」

クスクス笑う蓮華の振動が伝わる。

「それは私もだよ」

欲しい言葉をくれる、それが俺にとってどれだけ力になるかキミは知らないだろう。


キミが俺にとっての休息場なんだ。

同棲してから初めての同じお休みの日。

蓮華さんといることが一番休めることに改めて気づいた智くんでした。

「お互い感謝を忘れない、甘えられる時は甘える」を伝えたい回でした。

挿絵するなら玄関で軽い方の買い物袋を渡すシーンを入れたいと思いました。←美術2


====

いいなど思った方は、ぜひブックマーク、評価をよろしくお願いします!

していただいたら作者のモチベーションもめちゃ上がって喜び狂い、発狂します( ´ ▽ ` )

感想もお待ちしております(^ ^)

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

↑ページトップへ