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過去、私を嫌ったキミは今、私を溺愛する  作者: ひなた


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123/128

118、 未来のために今を頑張る

読んでいただきありがとうございます!

本作の芸能界は作者の妄想で構成されております。


本編の更新は毎週日曜のAM8:00ごろです。

「と1/2」シリーズは不定期です。

家に帰ってソファーに倒れ込む。

「…疲れた」

時間は夜中の2時。

映画の撮影が延びてこんな時間。

しかも明日(もう今日だ)は6時にタカくんが迎えにくる。

「…シャワー、浴びるか」

今にも眠りそうな身体を起こしてシャワーに向かう。

むしろ目が覚めてしまうかも、と思ったけど疲れが溜まりすぎてそうならなかった。

髪を乾かして、歯を磨いてすぐにベッドに潜ったら一瞬で意識が無くなった。


『え?仕事を増やしたい?』

三倉さんとミーティングをしている時に相談をした。

『はい、新しいこともやっていけたらって』

『どうしたの、そんなこと言い出して』

いつもなら新しいことをしたいなんて言わないから驚いてるんだろうな。

『…力を付けたくて』

『力?』

不思議そうな顔をする三倉さん。

俺は頷く。

『なんでもできるようになりたくて』

俺の言葉に三倉さんは何かを察したようだった。

『そう、じゃあ仕事増やすけど、新しいことはまだ先で』

『え?』

『個人的にはその意欲は認めるし、嬉しいことだわ。

でも何でもすぐにできるわけじゃないし、いきなり仕事を増やして新しいこともしてって空回りするだけよ』

『でも』

『智、焦りは禁物よ』

そう言われて俺は頷くしかなかった。


携帯のアラーム音に目を覚ます。

止めて時間を見るとタカくんがくる15分前。

「…あ、ぶなぁ」

まぁ、タカくんなら俺が出てこなかったら鬼電してくれるけど。

顔を洗って歯を磨いて着替える。

バックを掴んでジャージを入れたらキッチンへ。

冷凍庫を開けると味がついた冷凍おにぎり。

3つ取り出して電子レンジで温める。

『朝が早くて帰りが遅いんでしょ?冷凍のおかずもいくつか作るけど、おにぎり多めにするね』

蓮華の気遣いに感謝しつつ温め終わったおにぎりをビニール袋に入れてるとチャイムが鳴った。

「ほーい」

【おはようざいます!】

タカくんの元気な声に思わずクスッと笑う。

「今行くね」

【はい!】

タカくんは俺よりも寝れてないのに、ありがたいと思いながら車に向かう。

「おはよ。今日もよろしくね」

「はい!よろしくお願いします!」

元気なタカくんに癒されながらおにぎりを一つ渡す。

「これ、よかったら」

「え!いいんすか!彼女さんおにぎりだ!!」

『マネージャさんにもよかったら』

俺たちのことを話してると言ってから蓮華はタカくんの分も用意してくれる。

本当に優しい、でも俺の独占欲でそんなに多くは渡さないのは秘密。

「うまーい」

すぐに食べたタカくんは嬉しそう。

「よかった」

俺も一口食べるとお手製佃煮が出てきた。

「うま」

「彼女さん、めちゃ料理上手いっすよね!羨ましい!!」

「いいででしょ」

ふふっと笑う。

最近、俺が忙しいせいで蓮華とまともに会えてない。

週末は来てくれてるけど、蓮華が寝てる時に帰って起きる前に家を出る。

寂しいなぁ、と思いながらおにぎりをまた一口食べた。


車が現場に向かっている間におにぎりを2つ食べて仮眠。

あと5分で着くのに寝れるって我ながらすごい。

映画の撮影をして午後にはグループの仕事。

車でまた仮眠してレッスン室に向かう。

「おはよ」

中に入るとみんな揃っていた。

「智くんおはよ!!」

「はよっす」

「おはよう」

いつもの席に座ると善ちゃんが左側に移動してきた。

「智くん充電ー」

「あ、ずるい」

「へへーん」

そんなやりとりを聞きながら携帯を見ると蓮華からメッセージが来てた。

【由里香から美味しいスープの作り方教えてもらったから今度作るね】

疲弊した心が軽くなる気がする。

蓮華ってすごい。

「智くん、仕事めちゃくちゃ詰めてるけど大丈夫?」

ハルくんが心配そうに聞いてきた。

「大丈夫。てかみんなもじゃん」

「いやいや、あなたの仕事量、今までの倍ぐらいあるけど」

瑛太が呆れたように言う。

三倉さんに相談した後、本当に仕事を増やしてくれて休みは蓮華の誕生日以来無い。

しかも来月からツアーも始まる。

今、まさに追い込みだ。

「んー、でも自分で頑張るって決めたから」

俺がそう言うとハルくんは小さくため息をつく。

「無理しないでね。心配するのは俺たちだけじゃないでしょ」

そう言われて小さく頷く。

「俺、着替えてくる」

バックを持ってレッスン室のパーテション裏に行く。

ジャージに着替えながらこの前の蓮華を思い出す。

深夜に帰ってきたから先に寝てたけど、俺がベッドに入って抱きしめるとモゾッと動いた。

『ん…』

『ごめん、起こしちゃった?』

ぼんやりしながら俺を見る蓮華。

『さとしだぁ』

『うん、ただいま』

『おかえりなさい』

寝ぼけながらも抱きついてきた蓮華はその後すぐにまた寝息を立ててた。

その可愛い姿に俺はギュッと抱きしめた。

「…絶対に離さない」

だから今頑張るんだ。


蓮華と一緒にいたいという気持ちが俺をこんなにも変えるんだ。

智くん、ハードワークしてます。

その為、蓮華さんとすれ違い生活になってますが、たまに蓮華さんからの癒しが来るので頑張れます。


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していただいたら作者のモチベーションもめちゃ上がって喜び狂い、発狂します( ´ ▽ ` )

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