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第9話 商人

第9話 商人



馬車近くで降りこのままの服装だと怪しいと思われると思い冒険者の格好を魔法でした。


佐藤「大丈夫ですか?」



商人らしき男性「もしかして今の君たちが倒してくれたのかい?」



……




色々とあり、とりあえず馬車で近くのルアラス王国という国まで乗せてくれることになった。

ちなみに気絶した馬は魔法で治しといた。


商人らしき男性「俺の名前はラーグだ!見た目通りかもしれんが商人をやっている!」


陽気で少し太り目で商人…そしてその商人が襲われている所を助けるというありがちな展開とリア以外の人間を異世界で初めて見たので少し安堵していると…


ラーグ「あんたたちは…冒険者には見えねぇな」


綺麗すぎる防具と無さすぎる荷物そしてリアの見た目的に誰がどう見ても怪しさの詰め合わせである。


ラーグ「まぁ、これでも色々と顔は通る方なんだ!色々とおせっかいさせてもらうよ」


ラーグ「えーと名前は…?」


リア「私はリアと申します。そしてこの方が…ぎ」


ラーグ「ぎ…?」


リア「ギン様です」


いくらなんでも単調過ぎるとは思ったが自分もネーミングセンスはある方では無いので致し方ないと思った。佐藤とかでもこの世界じゃ変な名前になると思うしリアが間違えて言いそうになった時も誤魔化せそうだからな。


ラーグ「いやぁ護衛の冒険者を雇ったんだがレッドウルフの群れを見た途端逃げやがって…」


冒険者は護衛としての仕事もあるんだな、というか冒険者ってやっぱり存在するんだと少し興奮しているとラーグが少し怖い顔で…


ラーグ「これでも冒険者ギルドにも顔が効く方だからな後で言いつけてやろう…あのパーティー…輝きのシャイニングめ」


輝きのシャイニング…?輝きの輝きじゃないか…そんなダサいパーティー名もあるんだなと思いつつもラーグの愚痴話を聞いた。


ラーグ「あの野郎ども出発した時は任せてくださいとか報酬弾んで欲しいとかほざいてたくせに野営では5人全員一緒にして見張りもしやがらねぇんだ」


ラーグ「案の定レッドウルフが出てきた時は俺らじゃ勝てねぇとか言い残して逃げやがったんだ、全く参ったもんだよ」


佐藤(輝きのシャイニング…なんにも輝いてないな)



ラーグ「所でお前さんたち冒険者でもねぇのにそんな格好してるって事は色々訳ありなんだろうがまさか騎士でも目指すのか?」


騎士…やっぱりそういう存在もいるのか


ラーグ「まぁ今から行くルアラス王国には最強の騎士たちがいるからな!行ったことがねぇなら色々見てきた方がいい!」


佐藤「最強の騎士たち…?」


ラーグ「お?なんだ知らねぇのかい」



ラーグがもの珍しそうな顔でこちらを見る



ラーグ「知らねぇのかい…?筆頭騎士」




次回に続く…













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