第8話 分析
第8話 分析
朝になり人化を解きリアを背に乗せ空へ飛ぶ。
リア「うわぁ凄い」
昨日の夜…リアが寝静まった後自身について調べてみた。
試しにステータスというと自分の目の前に画面が出てきた。
異世界あるあるならこう言うのは誰か説明してくれるものなんじゃないのかと思いつつも自身のステータスを見てみた。
種族 銀龍
Lv 2000
【体力】127020/127020
【魔力】1215/1215
【神力】57820/57820
【魔法】ーーーー
何故魔法の詳細が分からないのかはそこまで気にしなかったがデタラメ過ぎる数字に少し呆れ、おそらくこの世界でも異常な数字なのだろうと思いつつもリアのステータスも見れないか試してみた。
すると今回も脳裏に言葉が走った
分析
すると寝ているリアの頭の上にステータスが出てきた。
種族 人間
Lv 19
【役職】聖女
【体力】51/51
【魔力】68/68
【神力】30/30
【魔法】回復・浄化・解呪
リアも神力があるのか…というか聖女！？
…一体今まで何があったんだ
と昨日の夜はステータスの確認だったり使える魔法の確認だったりと色々していた
そう振り返っていると
リア「銀龍様…あれ！」
リアが地上に指を指してそう言った。
指を指した方向にはもの凄いスピードで森を駆け抜けている馬車であった。
その後ろには赤いオオカミが5.6匹
リア「あれはレッドウルフですね！襲われているそうです！助けましょう」
佐藤「レッドウルフ…」
とりあえず
分析
種族 レッドウルフ
Lv 9
【体力】22/22
【魔力】14/14
【魔法】共有
うーん、やはり自分のステータスは異常なのか
レッドウルフが馬車に追いつきそうなので最適な魔法は無いかと少し考えていると勝手に魔法が発動した。
威圧
あっという間にレッドウルフが気絶をしてその場でバタバタと倒れていった。
プレスのせいでか馬車の馬までもが気絶してしまい馬車もその場で止まってしまった。
リア「流石銀龍さまです！」
佐藤「とりあえず降りてみようか」
次回に続く…
