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異世界転生したら最上位種族の「銀龍」になりました。  作者: 黒瀬 瞬
ルアラス王国 王都編
45/59

第45話 悪戯

第45話 悪戯




ルーク「なぜ、1000年もの間歩いていたのですか」


インダス「あれはね、結構前の事なんだけどー」


ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

約1000年前 ※ラベリア(銀龍)


ラベリア 「おい、インダス」


インダス「はい!何ですか?」


ラベリア「お前また、ルベルリア鉱石食べただろ?」


インダス「食べてないですよ!モグモグ」


ラベリア「…」


ラベリア「そんなに石が好きなら好きなだけ身体に石がくっつく魔法をかけてやろう!」


ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー


インダス「その魔法自体は300年ほどで自分で解けるようになったんですけど石から自分の方に来る魔法が便利すぎてそのまま1000年ほど各地を歩き回って美味しい石を食べ歩きしてました!」


ルーク「そんな理由が、」


リア「全然重い話でもなくレイカさんの推測も外れてますね…」


レイカ「…」


佐藤「まぁとりあえずこれでルアラス王国の危機は去ったって事かな…」


佐藤が龍化を解き人間の姿に戻る。


その時鋭い「何かが」インダスの首を突き刺した。


佐藤「!?」


?「これでも死なぬとは相当なレベルだな」


佐藤「インダスは?」


?「下がってなさい、こんな可愛い装いをしているが中身は怪物だ」


佐藤 (なんだコイツは、人間か)


ルーク「あの人はルアラス王国最強…筆頭騎士の1人、リバイス・シュライン」


見た目は20代後半…?

ただその人ならざる存在感が漂う。


レイカ「これが筆頭騎士?人が持っていい力なの?」


リッド「Sランクの2人が完全に圧倒されてるね」


リア「私でもあの方の強さが分かります。」


佐藤 (鑑定…!)


佐藤 (ん…?)


リッド「どうしたの?ギンくん」


リバイス 「すまない、あまり自分のステータスを見られるのは好きじゃないんだ」


佐藤「俺の鑑定を防いだのか!?」


リア「ギン様の鑑定を防御出来るなんて、」


インダス「イタタタ、」


インダス「もう!いきなり何するんですか!」


リバイス「ふぅ…」


リバイスの身体の周りに魔気が漂う。

その魔力の濃さがインダスを本気にさせる。


インダス「岩圧戦神(ロプレウス)


この技は遥か上空から直接半径10メートルの岩が堕ち対象に攻撃を加えるのと同時に地面から大量の魔力を持ち質量が遥かに重くなった小石が対象に攻撃を続け上空からの岩を不可避とする必殺技である。


リバイス「くっ」


レイカ「王国最強の男もあの技から抜け出せないのか?」


ルーク「おい、逃げろレイカ!」


ルーク「あの上空から来る岩はただの岩じゃない!小さい岩に見えるが中に込められてる魔力の量が尋常じゃない!ここ一帯吹き飛ぶぞ!」


インダス「痛い思いさせた罰だぞ!」


リバイス「…」


リバイス「リザルト流…天ノ霧裂(あまのきりさき)


佐藤 「リザルト流…!?」


無限に飛んでくる小石ともう少しで墜落するはずの岩が霞のように儚く散っていく。


インダス「お前!勇者の末裔だな!」




次回へ続く





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