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異世界転生したら最上位種族の「銀龍」になりました。  作者: 黒瀬 瞬
ルアラス王国 レイシー街編
32/59

第32話 事件

第32話 事件



エフナ「お金も出来たことにゃし!どっか食べに行くにゃ!」


佐藤「ん?」


佐藤 (時間が戻ってる?)


リッド (蒼龍が現れる前の時間に戻ってるね!)


佐藤 (最初から停止させとけば良かったんじゃ…)


リア 「ギン様、どうかしましたか?」


佐藤「な、なんでもない!じゃあ何か食べに行こうか!」




マリア「で、どこの店も混んでいて帰ってきたと」


リア「はい…」


マリア「ハッハッハッ!任せな腹いっぱい食べさせてあげるよ」


エフナ「へー、ここがギンくんたちが泊まってる宿にゃのか」


佐藤たちは、どこの飲食店も混んでいたためマリアの宿に帰ってくることにした。


佐藤「まさかあれほど混んでいるとは」


エフナ「多分、筆頭騎士が帰ってきた影響だにゃ」


リア「筆頭騎士の影響ですか?」


佐藤 (ラーグから聞いた騎士のことか)


エフナ「遠征から帰ってきたんだにゃ」


佐藤「遠征?」


エフナ「ギンくんたちは世間知らずそうだけど流石に魔界の事は知ってるにゃ?」


リア「はい、知ってます」


佐藤 (知らねぇ)


エフナ「人間の活動範囲が世界の10分の2と言われてるにゃ」


リッド (10分の2かぁ)


エフナ「その他が1部を除いた海も含め魔界と呼ばれているにゃ」


エフナ「その魔界は未開拓の地ばっかにゃ、だから当然貴重な資源も沢山あるからそこに行くにゃ」


佐藤「なるほど」


リッド「で、その騎士さんのお出迎えパーティーが今日ってことなのか」


エフナ「そうだにゃ!リッドくん頭いい!」


リッド「それほどでもぉ」


佐藤 (キャラ変わってないか、こいつ)


エフナ「遠征で持ち帰ったものは国益に繋がるからにゃ、生活が豊かになるにゃ」


マリア「まぁうちはあんまし影響ないけどね、ほらメシ出来たよ」


マリアがそう言い料理がテーブルに置かれていく。


ソフィア「…」


ソフィアも静かに料理を食卓へ並べる。


エフナ「なんにゃ!この可愛い子は!」


リア「マリアさんの娘さんのソフィアちゃんです」


エフナ「ふへへ、ちょっと撫でさせてもらうにゃ…」


エフナがそう言うとソフィアはすぐさま厨房へ逃げ込んだ。


リア「何やってるんですか」


佐藤「アホだな」


リッド「アホだね」


エフナ「いきなり嫌われたにゃ!」





夕食を終わらせ一段落しエフナは自宅へ帰った。

またどこかで会おうとの事。

彼女とは何かと色々教わったから次会った時はお礼をちゃんと言おうと思った。


マリア「おかしいわねぇ」


佐藤「どうしましたか?」


マリア「ソフィアが帰ってこないのよ」


リア「え?」


マリア「さっき塩が切れたって呟いたら買ってくるって行ったきりもう30分は経つのよ」


マリア「10分くらいで買って帰られる距離なのに」


佐藤「ちょっと探してきます」


リア「私も行きます」


リッド (僕も行くよ)


リッドはマリアに正体をまだバラしていないため

念話で言ってきた、


リア「この人混みですからね、迷子になっているかも知れません」


佐藤「そうだな…手分けして探した方が良さそうだ」


佐藤とリッドは念話でいつでも連絡が取れるため、佐藤1人とリアとリッドのペアで二手に別れて探す事にした。


リッド (気をつけてね)


佐藤 (あぁ)




次回に続く…









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