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第2話 少女

第2話 少女



暫く空を飛んでいると森の中に大きな花畑がある事に気がついた。


佐藤 「何でこんな所に花畑が…」


綺麗な色をそれぞれ咲かしている花たちに魅了されたのか佐藤は花畑にそっと着陸した。


佐藤「うわぁ」


近くで見ると心が浄化されそうなくらい圧倒される景色が広がっていた。


花畑の中心は少し盛りあがっており丘みたいな感じになっていた

丘の頂上には1本…桜の木みたいなものが生えており、その木によりかかっている

少女を見つけた。


佐藤「こんな所に人…?」


良く見ると少女がボロボロの格好なことに気づく

格好は異世界でよく出る聖女みたいな格好だろうか髪の毛は金色で目は宝石のように青く顔立ちも凄く綺麗である反面ボロボロの格好と少しの傷が大きく目立つ


佐藤「この世界初めての人だ、そばに行って傷の状況とか話してみるか…」


すると少女の口がぴくりと動くことに気づく


少女「助けて…」


この龍になってからか五感が鋭くなり過ぎているせいか少女と少し距離のあるこの位置でもハッキリ少女の声が聞こえた。そして徐々に近づいてくる足音にも気づいていた。


森の中からドスンドスンと重たい音が近くなってくる。かなりのスピードで走ってくる。

そしてその足音の正体を知るまでに時間はかからなかった。


佐藤「熊…?」


ガサガサと薄暗い木々から飛び出してきたのは自分より少し背の低いくらいの巨大な熊であった。


このままのスピードで熊が来ると花畑が荒らされる…!!


しかし熊はお構いなくこちらの方に走ってくる…!


佐藤「こっちに来るんじゃねー!!!」


そう龍の身体で叫ぶと技名が勝手に出た。


龍之息吹(エターナルノブァ)


口の中から眩しいほどの光の玉がくまに向かって直線を描いていく。

その光線は瞬く間に熊を跡形もなく消滅させ森の中に地平線まで続く長い一本道を作ってしまった。


佐藤「えげつな」


そう自分で放っておきながら冷静にツッコミをしてしまうほどの威力


その音に起こされたのか少女の目がすっと開く


少女 「銀龍様…?」




次回へ続く…



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