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ニートの異世界交響曲  作者: 田上武人
第1章 始まりの国
5/27

その5"召喚"

2月19日、加筆しました

3月2日、加筆、修正しました

3月10日修正しました


俺と、クリティカは

カサブランカ王の妻、メリー王妃の

昏睡状態を治すため図書館の本を

片っ端から見ている

気づけば、朝になっていたが気にせず作業を続ける

ここで気になるワードを見つけた

「クリティカ、ここに書いてある

 "属性の王"とはなんだ?」

「そのまんまの意味よ

 無以外の各属性にはそれぞれ王がいるの

 火属性は炎帝

 水属性は水帝

 雷属性は雷帝

 地属性は地帝

 風属性は風帝

 影属性は影帝

 光属性は光帝と、言うの」

「じゃぁこっちの"召喚獣"は?」

「それは、[召喚]コールで召喚した召喚獣で

 自分の使い魔みたいなもんよ

 ただ、自分の使い魔にするには

 契約が必要なの

 そして契約した魔獣の事を眷獣と言うの」

「契約?ちなみに[召喚]コールで召喚できる

 召喚獣にはどんなのがいるの?」

「召喚できる召喚獣はバラバラなの

 下位の魔物が出てくることもあれば

 上位の魔獣が出てくることもあるわ

 ちなみに、さっきの属性の王も

 召喚できるらしいわ、聞いたことないけど

 で、契約とゆうのは

 召喚した召喚獣がその人を主と認めること

 そして契約の証に血と名を与えるの」

「なるほどね、やってみようかな」

「今は、メリー王妃の事が先よ」

「わかってるって

 でも属性の王なら回復に関しては、光帝

 呪いに関しては、影帝とか役にたちそうだよな」

と、言ったらクリティカが固まった

そして、こう言った

「それよ!」

「なにが?」

「だから、光帝と影帝を召喚して契約する事よ‼」

俺は、適当に言ってみたつもりだったが

以外にも良い案だったらしい



「やってみるのは良いけど

 属性の王なんだろう?、

 そんな簡単に召喚できるか?」

「レベル100のあなたなら大丈夫よ」

「襲ってきたりしないか?」

「基本的に召喚した魔獣は魔方陣から出られないわ」

(基本的に、の部分に不安を感じるが

まぁ良いか、やってみたかったし)

この前みたいに、魔力の流れを意識し唱える

「[召喚]コール、その姿を現せ影帝、光帝」

その瞬間大きい魔方陣が現れて

その場が、黒と白の光に包まれる

「ダメもとで言ってみたけど、案外成功するものね」

「なんだよ、それ」

クリティカの言葉に呆れつつ魔方陣の方を見る

そこには、黒と白の霧があった

そして語りかけてくる

「我らを呼び出したのは君か?」

「そうだけど、」

「まったく驚きました

 この影帝だけでなく光帝も召喚するとは」

「久しぶりですね、光帝」

「そうね、影帝

 2000年ぶりくらいかしら?」

「所で、あなた何者?

 私たち、属性の王を召喚するなんて

 普通はありえないわよ」

なんか、霧が会話をしている

「あの、すいません

 どっちが影帝でどっちが光帝ですか?」

そこには、霧しかないため

どっちが話しているかがわからなかった

「それは、すまない」

そういうと、霧が形を変え人の形になっていく

黒い霧は、黒い紳士服を着た男性に

白い霧は、白いドレスを着た女性になった

「これで、良いかな?

 さて君は私たちとの契約をお望みかな?」

静かにうなずく

「そうか、では君の魔力の質と量を確かめよう

 何せ、眷獣は主の魔力の質と量で

 強さが変わってくるからね」

「その必要は、ないんじゃない?

 だって属性の王を召喚したのよ?」

「確かにそうですけど

 一応確認はしないといけませんから」

そう言って、影帝が手を差し出す

「私の手を握って魔力を流してください」

俺は、手を握り魔力を流す

「ん····これは!」

急に、影帝が手を放す

「どうしましたか?」

「この魔力の質に量、私のよりも遥かに上です」

「えっ」

ここでクリティカが声を上げて驚いている

「どうした?クリティカ」

「属性の王とゆうのはね

 神に一番近いと言われているの

 なのにその属性の王を越えた?」

「そうです、私達は神に1番近い存在

 それを、越えるのは不可能なはず」

影帝が補則説明をする

「だから、言ったでしょう?

 属性の王を召喚できるなら私達の主でも問題ないと

 それに、彼からは奇妙な魔力を感じます」

「そうだね、光帝

 君、名前は?」

「鑑聖人」

そう言うと2人は俺の前で膝をついた

「カガミ様、私達、影帝と光帝は

 あなたを主として認めました、契約を」

「たしか、血と名前をあげるんだっけ?」

「はい、我らに新たな名を」

(名前ねぇ、どうしよう)

数分間考えた結果こうなった

「よし、決めた

 影帝は、月影

 光帝は、シリウスだ」

「月影」、「シリウス」

2人が、自分の名前を確認する

「わかりました、我々は以後この名を名乗ります」

「あと、血だっけ?どうすれば良い?」

「腕を出してもらってよろしいですか?」

「良いよ」

腕を出す

「失礼します」

すると2人が俺の腕を噛んできた

(こうやって血をあげるのか

なんか、痛々しいな、なぜか痛くないけど)

「ありがとうございました

 これで、我々は主の眷獣です、何なりと」

「1つ良いかな?

 月影とシリウスはずっとその姿なの?」

もし2人が人の姿なら色々と目立ってしまう

「いえ姿、形は自由自在です」

「じゃあ2人とも

 小さい動物になってもらって良い?」

「わかりました」

そう言うと、2人とも黒と白の鳥になった

「ありがとう」

「いえ、我々は主の眷獣ですから

 これくらい当たり前です」

「その姿でも話せるのか」

「はい、でも[念話]テレパシーもできますよ」

「そっか、動物の姿の時は[念話]テレパシーで

 これから、よろしくね」

{承知しました}

月影の声が脳内で聞こえる




「まったく、あなたは恐れ知らずなの?」

「なんで、そうなるの?」

「だって属性の王よ?

 まぁ良いわ、レベルが100の時点で

 普通じゃないものね」

(ディスられた気がしたけど、まぁ良いか)

こうして、

影帝"月影"と光帝"シリウス"が仲間になった


今回も読んで頂きありがとうございました

今回は、新しい仲間ができましたね


裏話をすると、

最初は影帝のみ登場するはずでしたが

なんか、光帝も登場させてしまいました。

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