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9月19日 工芸品

なし

会社関係で


弔電やら

なんやらかんやらを

もらっていたので


詣でをする。


いつもお世話になっている御方

ご自宅に伺う。


池のある

鯉の泳いでいる

立派なお屋敷。


玄関にお二人で

現れ


お葬式のお礼を

伝え

地元のお菓子を差し出す


開口一番


「なあに、水臭いこと

 やってんだ。

 まあ、あがっていけ」


と強く勧められるも。

まだまわる先もあり。


たぶん、昼からアルコールの

世界になっていくので

かたくご辞退する。



「そういや

 亡くなった方、

 前におめえが生前整理だとかいって

 もってきた

 工芸品の持ち主だろ」


そうか。そんなこともあったか。


「大事に使っていただける方に

 譲ってくださいと頼まれたんですよ」


とお伝えする。


「そうか・・・」


帰り際に

足を悪くされているのに

奥様が玄関から

外まで見送りに来てくださる。


泣きそうになる。



なし

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