プロローグ
小説を投稿するというのは初めてなので気長にみてもらえればと思います。
初めてで異世界ものって………ウッ(野太い声)
頑張りますね……………………。
「これで……終わるか……」
俺の名前は 緇川影樹 普通に高校に通う高校2年生である。
特に変わった特技とかはなし、アニメ、漫画、ゲームなどはしっかりと熟練のモノである。
だがしかし、俺はこの学校で虐めを受けている。
世の中っていうのは、人権とか何とかで人は皆平等とか言ってるけどもな、そんなのこんなちっぽけなコミュニティの中では何の意味も持たないんだよ。
誰も聞いちゃくれない、俺の声を、叫びを、嘆きを、見て見ぬ振りをしてその後は何もしちゃくれない。
俺はこんなに助けを求めてるのに何故だ?
決まってるそんな事したら自分が次の標的にされるに決まってる。
人間ってそんな単純な生き物だから逆に予想しやすいんだなそういう事が。
まあ、そんな訳で俺は今、学校の屋上に向かっている。幸いにも漫画などの世界にしかないと言われるなんか、神聖な屋上だが俺の学校にはあったのでとても助かる。
それで向かっている理由だがそれは勿論、「自殺」飛び降りるためである。
これからの人生を生きていく気力が持てないとか、もう耐えれませんとかそんな理由でわない。
じゃあ何で飛び降りに行こうとしているのかというと____
まあ、簡単に言うと生まれ変わりたいなと思ったからという理由かな。
まあ、言わいる転生というものだろうか。おっと、言っとくが俺はそういうのは信じるほうだからな。
だって憧れるだろ?異世界転生だぞ?アニメや漫画とかラノベ系とかいろいろ見たり読んだりしてるやつなら1度は行ってみたいと思うだろ普通。
そうなんだよ、そういう事に憧れるだろ普通の高校生なんだよ俺はな。
だからこそ、この世界で味わった屈辱を糧に生まれ変わって強くなってやるんだ。
この考えに至るのにはあまり時間は要らなかった。毎日の虐めに耐えてはいたが、そのストレスはいつかは溢れる。
もう、俺は止まらない。生まれ変われても、そうじゃなくてもこれは決めたことだ。
昔から決めたことは最後までその通りじゃなきゃ嫌だったしな。
そしてようやく、屋上への階段に終わりが見えてきた。俺はこれでこの人生を終われるのか。
ハハハハ!いいねぇ!逆にいい気分だな。
見てろよ運命、俺は抗ってやるよ。
そして屋上の扉を開ける、風が勢いよく吹いくる。これでこの世界とはおさらばだ。
一歩、又一歩と徐々に歩いて行く、特に怖い気持ちも無ければ留まる気持ちもない。
生まれ変われるかもしれないと思えば何も強くはない。
そしてようやく屋上の端の方まで辿り着いた。
さぁ行こうか、誰にも頼らずに自分だけで何でも出来てしまう力を求めて…………
そして俺は屋上から飛び降りた ________
そしてその後しばらくして学校内にいた生徒により影樹は発見されるその時でも相当な騒ぎが起きていたにも関わらず、その時世界にも響き渡るかのような無機質な声が轟いた。
『今、存在している世界から他の世界への転生要求を確認、
緇川 影樹の人体を再構築、異世界への転送を開始_____』
そう、その声は世界にも誰にも届く事はなかった。だが、それは着実に行われた。ひっそりとだが確実に影樹の望みを叶えるように確実に……………
更に声は淡々と喋り続ける。
『_____ 身体転送を確認、転送先の世界環境に合わせて身体変化______ 確認しました。転送時に記憶の中から一定値以上の感情を確認、これにより魔法適正変動、闇属性魔法の適正値100%、続いて一定値以上の感情によりスキル「闇の探究心」
を獲得しました。』
____________。