自宅守衛者は家で輝く
最終決戦から半年。
流通市場は大人しくなり、両国の統一が少しずつ進められていった。時間は掛かるが、平和で全ての物事が解決した。
一方。俺の家では…
「リカール今度暇?」
「まぁ、暇ですけど」
「一緒に出掛けない?私も暇だし」
「ラヴェール、そういうの飯の時ぐらい止めてくんね?」
「いやー、二人の女性に好意を向けられて羨ましいですねー」
「黙ってろ」
「あ、ユウトさん。この食べ物には特殊な調味料とか使ってないんですか?」
「アーレンさんも仕事のことは今は忘れようよ」
「なぁ、リカール。今度刀作ってくれよ。軽いやつ」
「ガイゼンさんも黙っててください!」
その他にも両国の団長やライン商会のメンバーがいた。
そして、そこで行われているパーティーと呼べるか分からないほど自由な食事会で盛り上がっていた。
まぁ、とりあえず色々と一件落着。っことで。
近々、レストランを経営するなんて話もちらほらと…。
ユユに言ったのは少し違うが二つの国を手に入れるという目的を果たしたので、これからはのんびりと暮らしていこうと思う。
自由に生きていこう。
「ユユこれからもよろしく」
「…おぅ……」
何故かユユは顔を反らした。
ユキ「再来年の今ごろには、私生まれてるから」
ユウト「!!?」




