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2058年、12月24日。
最近、泣ける話によく出会いました。全ての作品は心を揺れ動かします。
そんな物語を書きたいと思っています。
どうか最後までお付き合いください。
私がこれから記しす物語は、自分の過去に起きた出来事。
これが面白いのかどうかはわからない。増して読者がいてくれるのか、誰かがこの本を手に取ることがあるのかさえわからない。
ただの自己満足なのかもしれない。
しかし、私はこれを記したい。
記憶の中で生きてくれている彼をこの世に遺したい。そして、誰かがこの本を読んで彼の様にいきたいと、そう思ってくれたら嬉しい。
彼が生かしてくれた私はもうすぐ死ぬだろう。
だから死ぬ前に、彼をこの世に託そうと思う。
この本を手にとってくれたあなたに感謝し、託します。
彼は、悪魔の子供だった。
小さいことでも結構ですので、感想などください。いい作品になるように頑張ります。これからもよろしくお願いします。