感覚は、あてにならない! 54章 危険な試験
こんにちは、葉桜 KONです!
最近、お布団が暖かくて、離れたくないですね…逆にお布団が離してくれません。この現象に名前とかあるんですかね?
皆さんも、遅刻しそうになったり遅刻したら、お布団のせいにすれば助かります!ぜひやってみてください?
それでは本編どうぞ!
今日は、私の試験の日。いつもの任務よりも緊張する。隣に座る絲山君も珍しく、緊張しているようだった。いつも涼しい顔で飄々としてたのに、今日は下を向いて顔がこわばっていた。
「YASSHR、入りなさい」
試験官も、いつもよりも声のトーンが低い。なんか少し怖い感じだ。
「失礼まs」
と言おうとした瞬間。目と鼻の先まで短剣の刃が迫っていた。
私はとっさによけようとしたが背後には今入ってきた扉がある。反撃するにも間に合わない…っと久しぶりにお告げが
『後ろに5㎝そってからしゃがめ』
了解!
回避はできた、けど反撃のチャンスは微塵もない。ただ逃げ回るだけ
相手、かなり訓練されてる…MASTERなのは間違いない。隙が無い
ドッ!
鈍い音とともに、背中の方に飛ばされる。私は、武器を持ってないのに距離を取られるとかなり困る。
「ちょっとまって!」
嘘!銃も持ってるの!?こんな距離なら外さないだろうし。絶望的な状況だ。
『2時の方向2歩ののち近づいた後、銃を奪い取れ』
そんな無茶な!できるわけ…やばっ構えてるとりあえずやるしかない。…いまだ!
銃弾をぎりぎりでかわし一気に距離を詰める、それでも相手は一枚上手だった。銃から短剣に持ち替え、逆に私の方に向かってきた。
服と左肩が切りつけられる、実際はカラーナイフなので切れはしないが、服は切れたくらい素早い剣撃だった。
その時、私はなぜか一気に体の力が抜けリラックスした。なんで!こんな時にリラックスしちゃだめじゃん!
でも、一瞬だが相手も動きが止まった、それにさっきまで重かった体運びも滑らかになり、素早い剣撃が楽に避けられるようになった。それにさっきよりも、相手の動きが鈍い私の動きがつかめないようだ。
『相手の動きが鈍い、左から来る剣撃をいなして右から来る拳を右に流せ姿勢が崩れ、隙ができる』
了解、未来予知できるんだこの能力知らなかった…
左、右でいなした!お腹が開いた!
思いっきり、蹴りを入れ20メートル近く吹っ飛ばした、さすがに相手も気絶した…はず…えっ?殺してないよね?
まぁ一応これで合格かな?
「YASSHR試験合格、任務への推薦を行う。それと昇進試験も兼ねていたので、EXPERTに昇進する」
絲山君はどうなったかな…でも心配はいらないよね!
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