「3」 Aの世界のルール
今いる世界のルールを早く知りたい。
前の世界で学んだことは、いろいろある。
ルールを知り、働く。
働く理由はいろいろある。
まわりのみんなが働くから、とりあえず働くというケースもあるようだ。
逆に言えば、自分が働かないとどんな目で見られるかも想像できる。
例え、自分が働かず遊んでいたら普通の人間は離れていく。
理由は明白だ。
人間は空気を読む生き物だ。
みんなで目的を持ち、それに向かって活動する。
自分と違う目的・考えなら、仲間となりにくい。
グループや組織には目的がある。
僕は早く「Aの世界」のルールを知りたかった。
僕はまだ小さかったので、前世の世界のルールを思いだしていた。
学問はそれなりに進んでいた。
礼儀や道徳もあったが、
神を語る人間は少なかった。
国が決めた宗教は特にない。
昔からある、宗教、哲学、道徳があり
宗教を信じない人間もいるようだ。
前世を知らない人間もいたのだろうか?
なら、自分が生まれる前はなんだったのだろう?
ルールを知るものと、ルールを知らないものの考えは違う。
人は、何かを信じたりする。
その信じたものを考えのベースにして行動する。
宗教が違えば考えも変わる。
「Aの世界」では、神はいるのだろうか?
ただ、僕は思う。
次に繋がることが大切だと。
すぐに終わってしまえば考え思考することもできない。
なぜ、この世界があるかも謎だ。
世界には、矛盾と迷いがある。
信じたものから、まっすぐ進む人もいる。
今の自分は何を信じているのだろう?
ある意味、信じるものがある人は、幸せだ。
自分の考え、ロジックがある。
(本能的なもの理性的なものバランスをとらないといけない。そして、自分は何を理解しているのかを。)