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魔法屋の恋愛相談事件簿  作者: 高遠 泉
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それぞれの『獅子」ーアルカザイルー


本来、石喰いは血族によって産まれる。

突発的に石喰いの能力を持って生まれるわけではない。


戦争が起こり、王の采配の失敗の所為で長期化する事が目に見えてわかる頃、その頃『石喰い』とはまだ呼ばれていなかった、稀有な血の一族にも要請がかかる。


その頃の石喰いの能力もちは、『獅子』の称号の上位を占めていた為、国の上位貴族であれば持ち得ていた高貴な能力の代名詞でもあった。


そもそも、人に見えない魔力の元となる石を食べる事から別名石喰いと名付けられた彼らは、その本来の魔力の多さから優秀な人材を輩出していた。


魔石を食べる事もある彼らは、その他の者とは違い、整った容姿といつまでたっても衰えない若さで人々を魅了する高貴な一族であった。



しかし、状況は一変する。


長引く戦争を終わらせようと、当時の王が人質を取り、石喰いの一族たちを戦争へと駈りだす。

更には、石喰い達のお蔭で戦争が優勢になってきたと知った王は、最前線へと石喰い達を送り込んでいく。



その最後の戦場となった場所が『アルカザイル』である。


魔石を食する事で他の者よりは、飲まず食わずとも生き長られる事も出来る彼らだが、人は人で不死身ではない。

更には、食する魔石の質。

石喰いの能力による虐殺により、奪える魔石はもとより、己の魔石すらもが滅びの色へと染まっていく現状で助かる者などいなかったと言われている。


そして、もっと悪いことは起こる。


戦争に勝利を収めたこの国の王は、戦争に勝利をもたらせた『石喰い』を恐れたのである。


アルカザイルに石喰い達だけではなく、人質として城の地下に籠城させられていた石喰い達の虐殺が、同国民の手によって行われたと言われ、その後、高貴な一族を『石喰い』と蔑む呼び名が横行する。


『石喰い』は、死を呼ぶ不吉な存在。そして戦争により滅ぼされた哀れな一族として人々の脳裏に刻まれたのだ。



都市伝説の様なものかしらね。と、以前グレンが笑って言っていた。


石喰いの同志たちが私たちの他にいるのなら、会ってみたいわね。と寂しそうに。


その、アルカザイルに何があるというのか。

シルベスターは今までにない暗い表情をした二人を見ながら目を伏せた。




ようやっと本題に入れた。が、本当にパソコンの調子が悪く、コピペが上手く出来ない。

もーもー。

途切れ途切れになったり、いらん箇所に変な文章が飛んでいたら、それはこのパソコンの所為です。

決して、私の文才の所為では。と、パソコンに罪をなすりつけている人間、それが私です。

そして、誰かこれ見ているのか不安になるのですが、一名様がブックマーク?を付けてくださったのでその方の為に続きを書こう。そう思っている次第です。風呂、行ってきます。

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