表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
5/8

5日目 金曜日

「んん……」


 目を覚ますと、なぜか自分の部屋のベッドに横たわっていた。

 あれ? オレ……いつの間に眠ってしまったんだろう。

 寝る前の記憶が、いまいちハッキリしない。

 たしか、親父と言い合いになったところまでは覚えているんだけど。

 ……とりあえず、起き上がろうと思って体を動かすと、頬に痛みが走った。


「いっ……っっ」

「大丈夫?」

「え……姉さん?」


 ベッドのかたわらに、なぜか姉さんがいた。


「どうしてここに……」

「あなたが無茶なことをしたからでしょ。もう、心配したんだから」

「あ、そうか」


 思い出した。昨日の夜、千斗瀬さんたちのことで親父に詰め寄って……最後にぶんなぐられたんだっけ。

 それ以降の記憶がないから、そのまま意識を失ってしまったに違いない。

 そのオレを、姉さんがここまで運んでくれたわけか。

 昨夜の出来事を思い返しながら、ベッドから体を起こす。

 殴られた頬に手を当てると、手当てをしてもらったあとがあった。

 これも、姉さんがやってくれたんだろう。


「ありがとう、心配かけてごめん」

「いいのよ。大事な弟のためですもの」


 こういうときはホント、頼りになる。


「ところで、今何時? さすがに学園を遅刻するわけには――」

「遅刻もなにも、もうすぐ下校時間よ」

「……はっ!?」


 あわてて時計を見ると、針の先が予想外のところを指していた。


「オレ、こんな時間まで寝ていたのか!?」

「あ、ちゃんと学園には、2人とも休むって連絡してあるから」

「ありがとう……って、しまった!」


 オレはベッドから起き上がり、大急ぎで身支度を始めた。


「どうしたの?」

「着替えるから、姉さんは部屋から出てもらえるかな」

「着替えるって、どこかに行くつもり?」

「学園。今日中にやっておかないといけない、生徒会の仕事があるんだ」

「今から? しかも、生徒会って……」

「殴られたぐらいで、オレは自分の考えを変えたりはしないよ。本当はもっと早く、この問題を解決するべきだったんだ」

「…………」

「2年前と同じようにはしない。何度でも話し合って、絶対に親父を納得させてみせる」

「……もう、しょうがないわね」


 姉さんが諦めきったような表情のまま、部屋から出ていってくれた。


 手早く用意を済ませて、玄関までやってくる。

 靴を履いてドアを開けようとしたところで、姉さんが声をかけてきた。


「お父さまは今日、忙しくて家に帰って来られないそうよ。お母さまには、あたしから上手く言っておいてあげる」

「ありがとう、姉さん」

「……悔しいなぁ」

「えっ?」

「もう、ずいぶん前からわかっていたことだけど、やっぱりちょっとね……。まあ、相手が千斗瀬ちゃんならいいか」

「姉さん?」

「うん、お姉ちゃんは大丈夫! ほら、千斗瀬ちゃんが待ってるよ。行ってらっしゃい!」

「い、行ってきます」


 姉さんの言葉がすこし気になったけど、今は時間が惜しい。

 オレは後ろを振り返ることなく、家を出た。

 学園を目指して走りながら、昨日の夜のことを思い返す。

 親父のやつ、オレがなにを言っても「大衣の女には関わるな!」の一点張りだった。

 姉さんのときと一緒だ。理由も教えてくれないまま、関係を持つことを許してもらえない。

 とにかく、なにが問題なのかをハッキリさせないと。

 昨日は結局、物別れに終わってしまったけど、絶対に話を聞き出してみせる。

 千斗瀬さんとの関係を、このまま終わらせてたまるものか。


 学園に到着すると、生徒会室を目指して一直線に走った。

 すこし前に最後の授業が終わったのか、何人かの生徒とすれ違う。


 生徒会室の前に到着したところで、すぐに鍵を開錠してドアを開けた。


「すみません、遅くなりました」

「あなた……今日は休みじゃなかったの?」


 中にいた千斗瀬さんが、驚きの声を上げてくる。

 オレは息を整えながら室内に入り、いつものようにドアに鍵をかけた。


「もし休んだら、七生まで祟るって言ってたじゃないですか」

「それはそうだけど……その顔、どうしたの?」


 オレの頬を見て、千斗瀬さんが悲しそうな声で聞いてくる。


「これは、その……階段から落ちたんです」

「ふ〜ん」


 嘘ってのは、バレバレだろうな。

 でも、よけいな心配をかけたくない。


「ま、あなたがそう言うなら、そういうことにしておくわ」

「はは……時間もありませんし、すぐに仕事にかかります」

「そう……ね。せっかく来てもらったんだから、やってもらおうかしら」

「任せてください」


 自分の席に座り、書類をまとめ上げていく。

 作業を続けながら、オレはさりげなく千斗瀬さんの顔色をうかがった。

 こっちの視線を気にすることなく、千斗瀬さんは黙々と作業を続けている。

 いつもみたいによけいなおしゃべりも、今日はするつもりはないみたいだ。

 ……妙だな。なんだかいつもと様子が違う感じがする。

 まさかとは、思うけど――


「…………」


 今はあれこれ考え込んでいる余裕はない。とにかく、目の前のことに集中しよう。

 それからオレたちは、頼まれていた仕事を続けた。

 …………………………。


 完全下校時刻をすこし過ぎたところで、ようやく書類をまとめ上げることができた。


「やっと終わりましたね」

「ええ、あとはこれを柏木先生に届けるだけだわ」


 よかった。とりあえずは、一安心ってところか。


「ありがとう。あなたが来てくれたおかげよ」

「そんな……」


 千斗瀬さんがオレに礼を言うなんて……めずらしいな。

 いつもなら、やって当然みたいな口調で話してくるのに。


「他に仕事はないから、先に帰ってもらっていいわ」

「はい。おつかれさまでした」

「それと……もう、ここには来なくていいから」

「えっ!?」


 ……やっぱり、そういうことか。

 道理で千斗瀬さんの様子がおかしいわけだ。


「理由は、言わなくてもわかるでしょ」

「まさか……」

「2年前と同じよ。こればっかりは、どうしようもないわ」

「そんな……そんなの……」

「今までありがとう。あなたには、本当に感謝しているから」


 とりつくろったような笑顔を見せながら、千斗瀬さんがお礼の言葉を述べてくる。

 ……っ。冗談じゃない! オレはそんな顔を見たくて、今まで仕事を手伝っていたわけじゃない。

 1年間、そばに居続けたわけじゃない。

 これでさよならなんて……絶対に嫌だ!


「待ってください! いきなり「もう来なくてもいい」なんて言われたって、納得できません」

「ごめんなさい。この件に関しては、私からはなにも言えないの。そう決められているから」

「問題になっているのは、オレの親父ですよね」

「…………」


 返事がないのは、肯定ってことだろう。


「だったら今週中に、親父を説得してみせます」

「えっ?」

「問題があるなら、それも解決してみせます」

「そんな……そんなの無理よ」

「無理じゃありません! 絶対にやり通してみせます。だから――」


 オレは千斗瀬さんの顔を見つめて、心の底から懇願した。


「だから、これで終わりみたいなことは言わないでください!」

「なっ!?」

「これからも、オレと一緒にいてください!」

「ちょ、ちょっと――」

「千斗瀬さん!!」

「……っっ。ああもう、わかったわよ!」


 千斗瀬さんが、心底あきれ返ったような声を出してきた。

 そして、いつもと同じ無愛想な表情でオレのことを見つめてくる。


「まったく。取り方次第では、その言葉にすごい意味が込められているって、自覚しているのかしら」

「ええと……」


 オレ、そんなに恥ずかしいことを言ったっけ?

 勢いあまって、自分がなにを言ったのかよく覚えてないんだけど。


「いいわ。この件に関しては、あなたに任せましょう」

「本当ですか?」

「ダメって言っても、どうせやるんでしょ? 1年前と同じように」

「ええ、まあ……」

「……これでも私なりに、解決策は模索していたのよ。ただ、それが間に合わなかっただけ」

「えっ?」

「それと……千夜雫に感化されて、ムキになったのが裏目に出たわね」


 千斗瀬さんの方でも、なにか対策を考えてくれていたんだろうか?

 とにかく、これで終わりってわけじゃない。希望は見えてきた。


「先に言っておくけど、この問題は並大抵のことでは解決できないわよ。それこそ、あなたの持つ常識なんてものを、すべて覆す必要があるわ」

「覚悟ならできています」

「……いい目ね。ホント、まっすぐで迷いがないんだから」

「お、オレの目なんて、前髪で隠れて見えないと思いますけど?」

「見なくてもわかるわよ。ダテに1年も一緒にいないんだから」

「…………」


 なんか、嬉しくなってしまう。

 千斗瀬さんがオレのことを、認めてくれたような気がするから。


「それじゃあ、今日はこれで帰ります。あの、千斗瀬さん。また……」

「ええ、また会えるのを楽しみにしているわ」

「はい」


 別れではなく、再開の約束をしてから、オレは生徒会室を出た。

 高揚した気持ちのまま、昇降口を目指して歩いていく。

 これで千斗瀬さんの方は大丈夫だ。

 しかし、なにが原因なのかを知ることはできなかった。

 オレにはその内容を、教えられないって言ってたし……

 まいったな。今はすこしでもいいから、情報がほしいのに。


 完全下校の時間をすぎているせいか、昇降口には誰もいなかった。

 自分の下駄箱を空けると、靴の上にメモ用紙のようなものが置かれている。


「なんだ、これ?」


 手に取って見てみると、そこには『屋上で待っています』と書かれていた。

 ……こんなメモを残す人間は、1人しかいない。


「そういや、この問題も残ったままになってたっけ」


 オレは靴を履き替えずに下駄箱を閉めて、校舎に戻ることにした。

 もしかしたら、こっちからなにか話を聞けるかもしれない。


 屋上まで来てみると、そこに1人の女生徒が後ろを向いたままたたずんでいた。


「こんなところに呼び出すなんて、どうしたの? 千夜雫ちゃん」

「あれ? わたしってわかっちゃいました?」


 振り返って、イタズラっぽく笑ってくる千夜雫ちゃん。

 その魅力的な笑顔に、すこしだけ心が緩んだ。


「屋上の鍵を渡したままだったからね。そんなことより、オレは今日、学園を休んだはずだけど」

「帰ろうとしたら、生徒会室に走って行く先輩を見かけたんです。だから、仕事が終わるのを待ってから呼び出すことにしました」

「なるほど」

「とりあえず、これは返しておきますね」


 千夜雫ちゃんが近づいてきて、屋上の鍵を手渡してくる。

 同時に、オレの顔を見て眉をひそめてきた。


「先輩、その顔どうしたんですか?」

「これは――」


 階段から転げ落ちた……と、また言いかけて止めた。

 どうせ千夜雫ちゃんも見抜いてくるだろうし、必要以上に嘘をつくこともない。


「親父に殴られたんだよ」

「それって、わたしの……いえ、わたしたちのせいですよね」

「…………」


 やっぱり、こっちにも話が来ていたのか。

 だから人目に付かないように、ここに呼び出したのかもしれない。


「千夜雫ちゃんも、なにか言われたんだね」

「はい」

「そしてその内容を、オレに話すことはできないわけだ」

「そう……ですね」


 ……千斗瀬さんと一緒か。


「でも、問題のない範囲であれば、大丈夫だと思いますよ」

「えっ、本当に?」

「一応、今から話すことは、わたしの独り言ってことにしておいてもらえますか」


 千夜雫ちゃんが右手の人差し指を自分の唇に当てながら、軽くウインクしてくる。

 こういうところは、生真面目な千斗瀬さんとは違うようだ。


「わかった。約束する」

「お願いします。まず、先輩のお父さまですが――」

「うん」

「あの人、両親を亡くしたわたしたちの後見人なんですよ」

「えっ、なにそれ?」


 親父が千斗瀬さんと千夜雫ちゃんの後見人? そんな話、初めて聞くぞ。


「わたしたちの両親と先輩のお父さまは、古くからの知り合いだったんです。ただ、後見人になるための条件として、「こちらの家の人間とは一切関わらないように」って言われました」

「なんだって!?」

「だから、わたしやお姉ちゃんは先輩に近づいてはダメなんです」

「…………」

「それなのに、お姉ちゃんは先輩と一緒に居続けた……その理由を、わたしは知りたかったんです」

「……なるほど」


 千夜雫ちゃんがオレにつきまとってきた理由が、ようやくわかった。

 どうやらオレは、事態の深刻さを理解していなかったようだ。

 もし、親父の援助を失ったら……千斗瀬さんたちは、頼るべき人を失うことになる。

 そんなリスクを冒してまで、オレの手助けを受けるわけにはいかないってことか。


「でも、どうして親父はそんな条件を出してきたんだろう」

「さあ……もしかしたら、両家の間でなにかトラブルがあったのかもしれません」

「そんな……」

「だから、わたしたち姉妹のことを、お父さまは許すことができないんだと思います」


 ……それなら、親父が言った「関わるな」っていう意味も理解できる。

 見捨てることはできないけど、認めるわけにはいかないってことか。

 となると、そのトラブルがなんだったのかを、親父から聞き出すことが先決だ。


「それで、先輩はどうするつもりなんですか?」

「え……」

「もう、わたしたちとは会ってくれないんですか?」


 無表情なまま、千夜雫ちゃんが尋ねてくる。


「そんなわけ……ないだろ」


 オレは決意を固めて、当然のように言い放った。


「親たちの間でなにがあったか知らないけど、そんなのオレたちには関係ない。そんなことで人付き合いを決めるような人間に、なってたまるものか」

「…………」

「だから原因をハッキリさせて、問題があるなら解決してみせる。そうすれば、堂々と会うことだってできるんだから!」

「ふ、ふふっ、ふふふふふっ」


 オレのセリフを聞いて、千夜雫ちゃんが口に手を当てて笑い出した。


「なに? どうしたの?」

「いえ、あまりにも予想通りの答えだったので、なんかおかしくなっちゃって」


 オレ、また変なこと言ったのかな?


「先輩、よくそんな恥ずかしいセリフを面と向かって言えますね。なんか本当に少女漫画の主人公みたいです」

「そ、そうかな?」


 千斗瀬さんにも同じようなことを言われたけど、そんなに恥ずかしいことを言ってるかな。


「でも、先輩らしいです。うん……きっと先輩なら、実行できると思います」

「千夜雫ちゃん」

「期待してますよ」

「ああ、任せてくれ」


 たとえどんな問題があったとしても、絶対に解決してみせる。

 これから先も、千斗瀬さんと一緒に学園生活を送るために。


「はぁ……本当はもうちょっと時間がほしかったんですけど、あの人が動き始めてしまったなら仕方がありません」

「えっ?」

「この際ですから、手っ取り早く先輩の本心を確認しておきます」


 急に千夜雫ちゃんが、真剣な表情でオレを見つめてきた。


「ど、どうしたの? 急に」

「今から、わたしの告白を聞いてもらえませんか」

「こ、告白?」

「はい」


 それってまさか……いや、そんなはずないよな。

 このあとの展開を予想して、心がドギマギしてしまう。


「率直に言います。先輩、わたしと付き合ってください」

「……なっ!?」


 オレは言葉の真意がわからなくて、話をはぐらかそうとした。


「ええと、それは一緒にどこかに出かけようとか――」

「そんなわけありません。男と女としてのお付き合いです!」

「ええっ!?」


 やっぱり……でも、なんでそうなるんだ?

 オレたち、会って数日しか経ってないのに。


「どうしてそんなに驚くんですか。なんの目的もなしに、女の子が近づいてくるわけないのに」

「い、いやでも、そんな風に見られているとは思ってなかったから」

「もしかして……今までも、そうやって女の子を知らないうちに振ってたんじゃないですか?」

「うっ……」


 そういえば、似たようなことを千夜雫さんに言われたっけ。


「思い当たるふしがあるんですね」

「うう……」


 返す言葉がない。

 しかしまさか、千夜雫ちゃんに告白されるなんて。

 予想外の出来事に、頭が混乱してしまう。

 でも……オレの気持ちは、ずっと前から決まっていてる。

 この先なにがあっても、それが変わることはない。

 だから――


「ごめん。今は、誰かと付き合ったりする気はないんだ」


 申し訳ないと思いながらも、オレは彼女の告白を断った。


「……そうですか。まあ、この結果もだいたい予想していましたけど」

「えっ?」

「でしたら、どこかに一緒に出かける方なら付き合ってくれますか?」

「まあ、それくらいならいいけど……」

「本当にいいんですか? バレたらまたお父さまに殴られますよ」

「さっきも言ったけど、親父は関係ないよ。それに問題になっていることは、必ず解決してみせるから」

「その決意が……人によっては災いになることもあるんですけどね」

「……なに?」

「なんでもありません。それじゃあ、明日は土曜日でお休みですから、9時に駅前で待ち合わせましょう」

「う、うん」

「わたしはこのあと、お姉ちゃんと約束があるので、先に帰ります。先輩との最初で最後のデート、楽しみにしてますから」


 そう言い残して、千夜雫ちゃんが早足で屋上から去っていく。

 最初で最後のデート……か。


「ん? デート?」


 たしかに、千夜雫ちゃんと一緒に出かけるから、デートと言われればデートということになる。

 でも、いいんだろうか? だって――


「もし、千斗瀬さんにバレたら、どうしよう!?」


 このあと、会う約束があるって言ってたし……

 よけいなことを言うような子じゃないから、大丈夫だと思うけど。


「……ううむ」


 親父にバレてもかまわないけど、千斗瀬さんにだけはバレたくない。

 そんな自分勝手な気持ちのまま、オレは家に帰ることにした。

評価をするにはログインしてください。
この作品をシェア
Twitter LINEで送る
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ