我妻アリサと帰り道③
我妻さんは実は、、、
お互い落ち着いて、我妻さんの絵を見る。
我妻さんの部屋には8個、絵が飾ってある。
どれも繊細で色使いも柔らかく、見ていて落ち着く絵だ。
「ど、どうかな?」
「うん、いい絵だね、とても綺麗だよ。」
「ほ、本当?」
「うん、本当だよ。」
「素人の俺から見ても素晴らしい絵だって言うのはわかるよ。」
「う、嬉しい。」
顔を真っ赤にして我妻さんが答える。
「他にも絵はあるの?」
「う、うん、、他の絵はお母さんの部屋とリビングと美術館に飾ってるよ。」
「へ〜、美術館にも飾ってるんだ?」
「う、うん、ま、前に、賞に選ばれて、、、」
「それは凄いね〜」
「う、うん、、あ、ありがとう。」
「こ、今度、よ、良かったら、い、一緒に美術館に行かない?」
「うん、全然良いよ、賞を取った絵も見て見たいし。」
「よ、良かった〜、嬉しい。」
「うん、喜んでくれて何よりです。」
「や、やっぱり、し、新城君は、や、優しいね、。」
「えっ?、俺は優しくないと思うよ。」
「や、優しいよ、、。」
「だ、だって、わ、私みたいな、さ、冴えない人間に、こ、こうやって、付き合って、く、くれるから、、。」
「我妻さんは、冴えない人間じゃないよ、素敵な女性だよ。」
「ひ、ひゃい‼️」
また我妻さんが顔を真っ赤にして面白い言葉を発した。
「ふふ、我妻さんは本当に可愛いね。」
「ぐふっ⁉️」
顔の真っ赤な我妻さんがむせた。
「大丈夫?、我妻さん?」
俺は咄嗟に我妻さんの背中をさする。
「し、新城君、、、?」
「大丈夫、我妻さん?」
「もう思い残す事は有りません、アリサは幸せでした。」
えっ?我妻さん、死ぬの?
「我妻アリサ、一片の悔いも有りません。」
めちゃくちゃ流暢に話すな笑
大丈夫だな。
「コンコン」
「は、はい?」
「失礼するわね〜」
「あら〜、お楽しみだったかしら?❤️」
「い、いえ、これは、アリサさんがむせてしまって介抱してたんです。」
「ア、アリサ⁉️」
「ガフッ⁉️」
「えっ?アリサさん?、アリサさん?大丈夫?」
「このまま逝っても良いです〜」
「良くないからね‼️」
「ふふ、アリサに春が来たわね❤️」
「新城君、お菓子と飲み物置いておくから、アリサをお願いね❤️」
「は、はい。」
「けど、まだ子供は作っちゃダメよ❤️」
親としてどうなんだ、、、、
それにうちの親とタイプが一緒だ。
それから少し時間が経ち、我妻さんの体調も元に戻ったようだ。
「我妻さん、落ち着いた?」
「アリサ」
「えっ?」
「我妻さん?」
「アリサ‼️」
「ア、アリサさん、落ち着いた?」
「はい‼️❤️」
「そ、それは、よ、良かった、、、」
俺の方が緊張するよ、、、
それに我妻さん、貴女、本当はちゃんと喋れるよね、、、




