俺は誰も信じない①
本日から新連載になります。
最強の能力を得たけど毎日が面倒くさいと一緒に読んで頂ければ幸いです。
よろしくお願い致します。
「じゃあ行ってくるよ。」
「うん、行ってらっしゃい、お兄ちゃん。」
「気をつけてね、光。」
「ああ、母さん、愛華。」
今日から高校生活が始まる。
憂鬱ではあるけど、家族にはこれ以上迷惑や心配をかけたくないからな。
1年B組か、俺の席は、ここか。
「おはよう、初めまして、野川向日葵って言います、今日からよろしくね。」
「あっ、ああ、俺は新城光、よろしく。」
「新城君ね‼️」
知っている人がいないのは楽で良いけど、なるべく誰とも関わりたくないよな、、、
まっ、無理な話だけど。
「キーンコーン」
チャイムが鳴り、担任が来る。
「ガラガラ」
「皆さん、起立。」
「おはようございます。」
「「「「おはようございます‼️」」」」
「着席して下さい。」
「今日から1年間皆さんの担任をします、沖野梓と言います。」
「よろしくお願いします。」
「高校生活は社会人になる前の最後の3年間です。」
「悔いのない様、1日1日を大事に過ごして下さい。」
その後、ホームルームで全員の自己紹介を行い、その後の全校集会も終わり、後は帰りを待つだけになった。
「ねぇねぇ、新城君?」
「何?」
「新城君は部活とか入るの?」
「別に決めてないけど?」
「じゃあさ、文芸部とか興味ない?」
「無いな。」
「ちょっと待ってよ、即答だし、冷たくない?」
「ああ、俺は冷たいよ。」
「ちょっと、まだ会って数時間なんだから優しさを保ってよ‼️」
「保って何?」
「そのドライさはせめて慣れてからにしてって事。」
「そうなのか?」
「そうなんです‼️」
「なんか盛り上がってるねぇー⁉️」
「月。」
「うん、この新城君がさ、冷たいんだよー」
「ふふ、そうなの?」
「さっき自己紹介したけど、私は吉野月、向日葵とは中学が一緒で同じクラスだったの、よろしくね、新城君。」
「あ、ああ、よろしく。」
この2人は同中か。
それに、陽キャだな、関わったら面倒くさそうだな。
「新城君、今、こいつら面倒くさそうだなって思ったでしょ?」
顔に出てたか、、、
「近からず遠からずだな。」
「もう‼️」
「ふふ、面白いね、新城君。」
「キーンコーン‼️」
「あっ、先生来るね、じゃまた帰りね。」
「うん‼️」
パッと見た感じ、特段変な奴はいなさそうかな。
まっ、まだ分からないけどな。
帰りのホームルームが終わり、帰宅する為に廊下を歩いていたら、、、
「光?」
「⁉️」
「花乃先輩?」
俺の近所に住んでいる、幼馴染の1つ上の先輩だ。
「入学おめでとう。」
「ありがとうございます、花乃先輩。」
「いつもの様に花乃ちゃんで良いのに?」
「いや、さすがにそれは、、、」
「ふふ、可愛い奴め。」
頭をぐしゃぐしゃされる。
「もう、やめて下さい、花乃先輩⁉️」
「あっ、そうだった、光は部活は何か決めてるの?」
「いや、特には決めてないですよ。」
「じゃあさ、生徒会に入らないかな?」
「えっ?生徒会ですか?」
「そっ‼️、光にぴったりだと思うけど?」
「俺は、、、」
「すぐにとは言わないから、考えて見て?」
「は、はい、分かりました。」
「じゃあ、これから買い物があるんで帰ります。」
「うん、じゃあまたねー」
「はい、失礼します。」
光、先ずは学校に来てくれて良かった、、、
けど、、、雪乃ちゃん、光を守ってね。
ふぅ〜、無事に1日が終わりそうだな。
はあ、、、この毎日があと3年間続くのか、、、
どうか、誰も俺に構うなよ、、、
俺は誰にも期待しないし、誰も信じない、、、
なっ、雪乃、、、




