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チート猫の日常  作者: クロポン
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にゃーさん西の森に向かう

「にゃー(東がだめなら西だにゃー)」

秘密の抜け穴から町の外に出たのちゴブリン退治するために、西の森に向かった。

「にゃー(それにしてもお腹空いたにゃー)」

ゴロゴロ鳴るお腹。

道の端の草むら飛び出てくるバッタ。

「にゃー(バッタさんにゃー捕獲だにゃー)」

バスンッジャンプして両手で捕まえる。

「にゃー(バッタさんゲットだにゃー)」

普通の野良猫ならすぐさま食すはずなのだが、バッタさんを離してしまう。

「にゃー(バッタさんには寄生虫がいるから食べられないという話を思い出したのにゃー)」

こうしてゴロゴロ鳴るお腹にムチを打ち、お腹が空いているがバッタさんを食べることを我慢することにした。

そうこうしているあいだに、西の森にたどり着く。

「にゃー(早くゴブリンを狩って依頼を果たすにゃー)」

西の森は、木々が生い茂り花も咲き乱れていた。

「にゃー(お花さんだにゃー)」

パク

「にゃー(お花さんは美味しいにゃー)」

花の美味しさに目覚めて花をパクパクパクと食べてしまう。

「にゃー(お腹が少し膨らんだのにゃー)」

そうして過ごしていると、森の中からガサガサと気配が伝わって来る。

「にゃー(なにかいるにゃー)」

気配のした方を見据えて警戒する。

草むらから出てきたのは、五匹のゴブリンたちだった。

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