二lyぁーさん町中に入る
「にゃー(ここが町中だにゃー)」
見渡す限り道なりに木造家屋が立ち並んでいた。
「にゃー(とりあえずご飯にゃー)」
ご飯がありそうなところをさがしにでた。
宿屋
「にゃー(ご飯くれにゃー)」
「ブヒブヒ(泊まりは銅貨三十枚飯なら銅貨五枚だよブヒブヒ)」
「にゃー(お金ならないのにゃー)」
「ブヒブヒ(文無しかい。話にならないねしっしっブヒブヒ)」
屋台
「にゃー(腹へったにゃなんかくれにゃー)」
「ブヒ(串焼き一本銅貨二枚ブヒ)」
「にゃー(金はないにゃー)」
「ブヒ(おとといきやがれブヒ)」
「にゃー(町ってお金がないと何にもできないにゃー)」
「にゃー(お腹空いたにゃー)」
途方にくれていると、馬頭の獣人が声をかけてくる。
「ヒヒン(なんだあんちゃん金がないのか?ヒヒン)」
「にゃー(その通りにゃー)」
「ヒヒン(そいつは困ったな。なら冒険者登録でもして仕事を斡旋してもらうってのはどうよヒヒン)」
「にゃー(冒険者登録にゃー?)」
「ヒヒン(冒険者に登録しとけば町に入る身分証明書がわりにもなる冒険者カードももらえるし、飯食えるくらいの仕事なら斡旋してもらえるヒヒン)」
「にゃー(冒険者登録にゃか、それはどこに行けばできるにゃー)」
「ヒヒン(それは冒険者ギルドだねヒヒン)」
「にゃー(冒険者ギルドにゃか? それはどこにあるにゃー)」
「ヒヒン(ギルドならすぐそこ。ほらあのうらさびれた建物さヒヒン)」
「にゃー(わかったにゃーありがとうにゃー)」
冒険者ギルドに向かった。