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チート猫の日常  作者: クロポン
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にゃーさん爪とぎをする

たどり着いた町の周囲は、太い丸太で囲われていた。

門みたいなところに牛獣人がたっていた。

とりあえず左手をあげて話かけてみた。

「にゃー(町に入りたいにゃー)」

牛獣人門番

「ブモー(町の中に入るには身分証明書が必要だブモー)」

「にゃー(身分証明書ってなんにゃー)」

「ブモー(身分証明書がなければ銅貨二十枚だブモー)」

「にゃー(どっちもないにゃー)」

「ブモー(なら気の毒だが町にはいれられんブモー)」

「にゃー(そこをなんとかお願いするにゃー)」

「ブモー(そう言われても駄目なものは駄目だブモー)」

「にゃー(仕方ないにゃー)」

とぼとぼと門番から離れる。

こうなったらどこかはいれる場所がないか調べてみるしかないにゃ。

丸太柵を回ることにした。

ジャリ

「にゃー(そう言えば爪が伸びてたにゃーちょうどいい丸太があるし、これで爪のお手入れするにゃ)」

ガリガリガリガリ

「にゃー(なかなか研げないにゃー)」

ガリガリガリガリ

爪研ぎを夢中でやる。

はっと我に返る。

「にゃー(つい夢中になってしまったのにゃー)」

爪研ぎあとを見つめる。

「にゃー(丸太で爪研ぎすぎて、丸太の柵に穴が空いちゃったにゃちょうどいいにゃここから町に入るにゃー)」

モゾモゾモゾ

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