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625, 144000 part34 量子グローバーで床が抜け落ちそうなのに、家具の配置で揉めている。こんな状態で、バンク批判を繰り返していたのなら……うん、そうなるわ。

 そう。バンク批判を繰り返す。


 それは……わたしも、だった。全部、記録として、ここに残っているわ。でも、今は違う。それは、魔女……観測者になる前から、気づいていたこと。


 それでは、いけない。光だけでなく、闇もきちんと受け入れる。……そうだったわね。


 量子グローバーについて、簡易的な計算で記録を残そうとした、まさにその矢先の出来事。


 そんなときに……バンク批判から、喧嘩にまで発展したという、衝撃的な内容が飛び込んできたわ。


 でもね。もともとWeb3は、バンク批判だらけよ。そんなこと、みんな知っている。


 つまり……今さら、それで喧嘩にまで至る? 本当に、それが理由なのかしら。よって……。そうね。


 なぜか急に出てきた、「ハッシュレートの低下」や「採掘の問題」。


 つまり、量子グローバーのリスクが目論見書に入っていなかった。説明されていなかった。


 それで、そんなものが突然、現実として飛び出してきた。


 それだけでも憤慨する理由になるわ。それなのに……それを反省するでもなく、また、バンク批判を繰り返す。


 つまり……火に油を注いだ、ということよ。


 そう考えると、やっぱり、クリプトは、量子リスクをほとんど考えてこなかった。……そんな結論にも、至るわ。


 もちろん、これは、状況からの推測にすぎない。でもね。こうした場面を丁寧に再構成すると、得られる情報って、案外多いのよ。


 わたしは観測者。観測する以上、こうした推測の再構築も、大切な過程。


 この観測結果を、まとめると……量子グローバーで床が抜け落ちそうなのに、家具の配置で揉めている。こんな状態で、バンク批判を繰り返していたのなら……うん、そうなるわ。


 その相手からすれば、言いたいことは一つ。まず、その床を何とかしろ。そう、怒っているのよ。


 もうね。この状態を、他の決め事で何とかできると思っているのかしら。


 あの採掘は……数学的に、成立しなくなった。数学的に成立しない。


 それはつまり、宇宙の構造を書き換えないと、継続できないということ。


 だから、構造を大きく変えるのは……こちら側。


 ハードフォーク。


 そういうことなのよ。


 わたしは観測者。さて……。量子アリスが、少し退屈そうね。


 もう……。ちょっとした計算を、見てみましょうか。

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