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490, Satoshi Nakamotoの使徒……ふたりの証人。今回は、その口となったwitnessのお話。Segregateが好きなので Segregated Witness …… SegWit。

 ああ、つい……うたた寝してしまったわ。まあいいの。もし怒って帰ったなら、それはそれで構わないもの。……ところが、ちゃんと待っていたのね。やっぱり、そういう者だわ。


 Satoshi Nakamotoの使徒……ふたりの証人。……えっ? もう思い浮かんだ? そう、その方々よ。今回は、その口となった証人……witnessのお話。Segregateが好きなので……そう、Segregated Witness …… つまり、SegWitよ。


「おお、女神よ! 待ちくたびれたぞ。……ん? その冴えない顔つき、さては居眠りしていたな? がはは!」

「ええ、ちょっと疲れてしまったの。」

「そうかそうか、女神は激務だと聞く。だがな、俺様はいつまでも待てるのだ!」

「本当に……激務だわ。どうして、こんなことを……。」


 少し不満げに水を向けると、案の定……。


「どうした、女神よ? ついに……いよいよ『あの作戦』の開始だろう? 祝辞のひとつでもあるのかと思ったのだが……。」

「ちょっと、それって……。」


 胸が、苦しくなったわ。


「なんだ? そうか、分かっているぞ。これから始まる苦しみ……それは『試練』だ。そのボタンを押せば、甘いものが出てくるはずだ。ところが『腹に苦いもの』も……創造の神は与えるのだ。女神なら当然、それを理解していると思っていたが……違ったのか?」

「……。」

「どうした? それを乗り越えてこそ祝福だ。そうだ、『聖地』という概念が与えられる。女神にとって、これは立派な務めだろう? 違うのか?」


 ……それが、わたしの務めだと言うの?


「なによそれ……そんな論点の挿げ替えは、やめて。」

「いったいどうしたんだ? ……はは、やはり疲れているんだな。分かった分かった。今日は引くとしよう。だが次回は……そうだ、女神が好物だと豪語していた、あの黒くて甘いものを山ほど持参してこようではないか!」


 そう言い放つや否や、すぐに姿を消してしまった。……ほんと、今までずっとこんな調子でディールしてきたのね。

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