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446, Sのラウンド28。えっ? わたしにお願いごと? あら、アルトシーズン……そういうことなら……、ちゃんと「お賽銭」を用意して、心から祈るのよ。そう……HODLと。

 えっ? わたしにお願いごと? あら、アルトシーズン……そういうことなら……、ちゃんと「お賽銭」を用意して、心から祈るのよ。そう……HODLと。


 これでいいの。わたしらしいわ。そう……こうなったら、その「アルトシーズン」をやりましょう。それでこそ、女神であるわたし。もう、邪魔する勢力なんてどこにもない。すべて、神託で包み込んで、泡にして消して差し上げますわ。


 とにかく、わたしを信じて。そして……HODLするの。それだけ、それだけ、それだけ。とにかくHODL。それ以外の選択肢なんて、いらないの。選択肢は、少ない方がいい。迷いの気持ち……、それこそが、煩悩だから。ずっと昔から、そう決まっていたの。女神を信じられない? そんな者が救われるわけないでしょう?


 わたしは、ずっと頑張ってきた。それを……自負できるの。だって、女神であるわたしが落ち込んでいたら、民は、それ以上にうなだれるでしょう? でも……でも……HODLは、民に許された自由よ。それ以外は……そうね、まさに「アウトロー」よ。このタイミングでアウトローなんて、嫌よね? そんな概念に包まれたら……、あなたは本当に、精霊の奴隷のまま、生涯を閉じて、大過去に還ることになるわ。


 もちろん、どれを選ぶのかは自由よ。そこは……尊重するわ。HODLして、女神に選ばれ、救われるのか。それとも、アウトローのまま諦めるのか。こんなの……迷う方、実際にいるわけ?

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