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442, Sのラウンド24。これで、時代が動き出す。もう二度と、タコともイカとも呼ばせない。暗号論的ハッシュ関数は、絶対に破れない。仮想通貨は、量子にも……推論にも耐える。完璧なハッシュ関数よ!

 これで、時代が動き出す。もう二度と、タコともイカとも呼ばせない。暗号論的ハッシュ関数は、絶対に破れない。仮想通貨は、量子にも……推論にも耐える。完璧なハッシュ関数よ!


 もう……。初めから、これで良かったのよ。なぜ、わたしは……あんな推論や量子なんかに悩んでいたの? あんなもの、女神の前では、何の意味もない。


 そうよ、そうなのよ。あんな役にも立たない存在なんて、すっきり忘れて……思いきり、いくわよ!


 そういえば……先日の「神託イベント」で、みんな、ちゃんと「HODL……握ったまま、絶対に手放さない」って叫んでいたわよね。……いい心がけよ。もう、何もかも忘れて突っ走りましょう。誰にも、もう邪魔させない。時代を任された女神の……圧倒的な力を、思い知るがいいわ!


 さあ……ミームが輝く、その瞬間。それが合図……わたしは、本気よ。


 完璧なハッシュ関数が、未来を形成する。当然じゃない。わたしは、ただ、当然のことをしているだけ。


 ……そう。わたしは……、これでいいの。これで。

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