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411, Sのラウンド10……虹色のビット長

 わたしに託された暗号の研究成果を、さらに読み進めていくと……そこには、気になる言葉が記されていたわ。


 それは、「虹色のビット長」というフレーズ。……虹色? これは……そうよね。ビット幅が、虹色に「染まっている」ということ? ……って、なにを解釈してるのかしら、わたしって。そんなわけないじゃない。


 それにしても、この「虹色」とは、いったい何を示しているのかしら。妙に気になる……。悩ませてくるわね。でも……、そんな時間に、逆に救われている気もした。そう、ここは真剣に向き合うべきとき。この「虹色」の意味、それが何を指しているのか……ちゃんと考えなきゃ。


 ……もちろん、フィーに聞けばすぐにわかるのだろうけど。……それは、ダメ。


 それにしても……虹、か。女神であるわたしが、それをこの地に実現することなんて、本当にできるのかしら。……せっかく、あれだけの覚醒を果たしたのに。もう、自信を失いかけているなんて。


 でも……そう、苦しいときこそ……、虹について、考えてみるべきかもしれないわ。


 暗号と虹。一見、何の関係もないように思えるこの二つ……。だけど、ほんとうにそうかしら?

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