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410, Sのラウンド9……。わたし、騙されていたのかしら……。結局、「血が流れる件」は、最初からビジネスとして組み込まれていたのね。つまり、止めるつもりなんて初めからなくて……。

 わたし、騙されていたのかしら……。結局、「血が流れる件」は、最初からビジネスとして組み込まれていたのね。つまり、止めるつもりなんて初めからなくて……。最初から、続行するつもりだったってことよね?


 ただ、そうなると……。あの「当事者」だって、深く関わっていたことになるわ。それを、わたしが女神として受け入れていたなんて……。……ううん、そこまで考えたくない。それだけは……。でも、しっかりと「援助」はしていたのよね? ……そこは信じても、いいのよね? そこだけは……、信じていたいの。あれっ、これではただの願望だわ……。


 でも、それは……わたしすら信じきれていなかった。なんというひどさ、そして……どれほど傲慢だったのかしら。こんなのが、女神だなんて……。このまま、代理としてターゲットにされたその大精霊が「消える」ようなことになったら、わたしは……。何とかしないと……。何とか……。今からでも、手はあるはず……。焦燥感で、胸が押しつぶされそう……。

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