第12話~二つ名~
ん・・・朝か。
この世界に来て1週間か。
「排泄消去」
この排泄消去もLv3になった。
ちなみにLv3は『屁を消去出来る様になる』ので
これで完全に排泄からおさらば出来た訳だ。
次のLvは何を消去するんだろう?
取り敢えずまずは
「ステータス 耕一 オープン」
名前:耕一
種族:混合(人族50%,魔族20%,
龍族20%,獣族5%,森族5% )
職業:剣士Lv16
HP:421/421
MP:297/297
EP:493/493
物攻:336/336[+15]
物防:418/418[+ 1]
魔攻:270/270
魔防:342/342
体力:105(70)≪×1.5≫
精神: 65(43)≪×1.5≫
筋力:123(82)≪×1.5≫
魔力: 39(26)≪×1.5≫
速度: 52(34)≪×1.5≫[+ 1]
知力: 47(31)≪×1.5≫
幸運: 74(49)≪×1.5≫
【装備】
鉄の剣,布の服,布の靴
【魔法】
攻撃:火魔法Ⅲ,風魔法Ⅲ,水魔法Ⅲ,
木魔法Ⅲ,土魔法Ⅲ,金魔法Ⅲ,
氷魔法Ⅲ,雷魔法Ⅲ
治癒:治癒Ⅱ,治療Ⅱ,復活Ⅱ
付与:物与魔法Ⅱ,魔与魔法Ⅰ,付与魔法Ⅰ
【スキル】
商人:交渉Ⅰ,金庫Ⅰ,計算Ⅰ
職人:道具Ⅴ,中級道具Ⅰ,解体Ⅰ,薬Ⅰ,
中級薬Ⅰ,武器Ⅰ,中級武器Ⅰ,薬昇Ⅰ,
中級薬昇Ⅰ,防具Ⅰ,中級防具Ⅰ
戦闘:剣術Ⅱ,拳術Ⅱ,重剣術Ⅰ,斧術Ⅱ,
弓術Ⅱ,槍術Ⅱ,操作Ⅱ
上昇:採取上昇Ⅰ,木材上昇Ⅰ
感知:気配感知Ⅲ,魔物感知Ⅲ
他 :移動術Ⅰ,冒険術Ⅲ
【所持金】
2,784ユラン
【職業追加】
職業2:拳闘士Lv15
職業3:治癒魔道士Lv16
職業4:重剣士Lv14
職業5:槍技士Lv15
職業6:猛獣使いLv12
【転職】
一般職:商人Lv10,道具職人Lv16,採取人Lv15,
木こりLv10,狩人Lv20,冒険者Lv14,
薬剤師Lv10,武器職人Lv10,
薬昇師Lv10
戦闘職:斧技士Lv10,弓技士Lv10
魔法職:火魔道士Lv10,付与魔道士Lv10,
風魔道士Lv15,水魔道士Lv10,
木魔道士Lv10,土魔道士Lv10,
金魔道士Lv15,氷魔道士Lv10,
雷魔道士Lv10
【素質値】
体力:101(27){+40}≪×1.5≫
精神: 92(23){+38}≪×1.5≫
筋力: 92(31){+30}≪×1.5≫
魔力:101(30){+37}≪×1.5≫
速度: 54(13){+23}≪×1.5≫
知力: 83(15){+40}≪×1.5≫
幸運:128(50){+35}≪×1.5≫
【ボーナス能力】
第6職業追加,経験値獲得5倍,
必要経験値1/5,孔雀眼,職業変更Lv5,
ステータス偽装,ステータス隠蔽,職業偽装,
職業隠蔽,能力偽装,能力隠蔽
【女神の愛】
女神の守護,女神の加護,女神の援護,
排泄消去Lv3,妄想世界Lv2
【偽装・隠蔽後】
名前:耕一
種族:人族
職業:剣士Lv5
HP: 28/ 28
MP: 7/ 7
EP: 23/ 23
物攻: 38/ 38[+15]
物防: 21/ 21[+ 1]
魔攻: 5/ 5
魔防: 9/ 9
体力: 10(10)
精神: 3( 3)
筋力: 9( 9)
魔力: 1( 1)
速度: 7( 6)[+ 1]
知力: 2( 2)
幸運: 4( 4)
【装備】
鉄の剣,布の服,布の靴
【スキル】
戦闘:剣術Ⅰ
かなり強くなったな。
今ならエールライオンと良い勝負が出来そうかも。
さて、今日も頑張ってLv上げと行きますかね。
「おはようございます、コウイチさん。」
「おはようございます、サーシャさん。」
「ちょうど良かったです。」
ちょうど良かった?
何だろう?
「例の冒険者が先程来まして。」
もう!?
思ったより早かったな。
「早速道案内って事ですか。」
「はい。ご都合は大丈夫ですか?」
「おいおい、初心者の都合なんて知るかよ。」
大柄の男が近付いてきたぞ。
斧技士Lv10ね。
「エールライオン程度にやられて逃げ出す様な
ひ弱君なんだから都合なんて聞いたら
逃げ出しちゃうわよ。」
小柄な女性だ。
治癒魔道士Lv15ね。
「頭も悪そうだね。」
ローブを来た男だ。
水魔道士Lv9だな。
「・・・。」
老人もいるな。
え!?大魔道士Lv39!?
1人だけ実力が違い過ぎるぞ。
「お前の都合なんて知らんからさっさと行くぞ
ひ弱野郎。」
「ひ弱野郎なんて可哀想だわ。
泣いちゃうじゃない。
もう少し格好良く呼んで上げないと。」
「神速の逃走者。」
「それ最高ね!」
「ガッハッハッハッ!
今日からお前は『神速の逃走者』だ!!」
性格に物凄く難ありなのが良く分かるな。
≪二つ名が『神速の逃走者』になりました≫
ちょっと待て!!
そんなシステムあったのか!?
しかも他人が勝手に付けれるだと!?
「神速の逃走者、とっとと案内しろ。」
「そういえばエールライオンのLvは幾つなの?」
「え?あっ、わかりません・・・。」
「おいおい、初心者しかいないこんな所で
分かるわかないだろう?」
「それもそうね。聞いたあたしが馬鹿だったわ。」
「Lvは20だよ。」
「ガッハッハッハッ!?」
「本当ですか、コウイチさん!?」
3人は青ざめている。
それはそうだろう。
何せ俺がやられた時よりも弱いんだから。
文字通り瞬殺だろうしね。
とは言え・・・
「そこのじいさんなら簡単に倒せるでしょう?」
1人落ち着いているしね。
きっと実力がそうさせるんだろう。
何でこのパーティーにいるのか不思議だな。
「・・・ん?ばあさんや、飯の時間かい。」
「ばあちゃんは2年前に死んだだろう、
じいちゃん。」
前言撤回だ。
このパーティーは駄目だな。
間違いなく殺される。
それに魔道士の祖父孫だったのね。
通りでこんなパーティーにいる訳だ。
「サーシャさん。
こいつらじゃお話にならないから
別の冒険者が来るまで待ちましょう。」
「な・何勝手には・話を進めてるんだ。
俺達が負ける訳がないよな?なぁ?」
「え?そ・そうだね。あたし達が・・・ねぇ?」
「も・勿論だよ。」
声が震えてますよ。
さっきまでの勢いはどうした?
「飯はまだかのぉ・・・。」
このじいさんがボケてなきゃ余裕だったろうに。
「早く道案内しろ。
初心者じゃ道も覚えていないかも知れんがな。」
「そうね、辿り着けないかも知れないわね。」
辿り着かない事を期待しているのね。
「道はバッチリ覚えていますので
最短距離で連れていきます。」
ワープでいきなり目の前に行ってやろうかな?
「無理しなくて良いんだぞ?」
「そうよ。初心者何ですから。」
「初心者が慌てるとロクな事にならない。」
「行く気がないならそう言って貰えませんかね?」
いい加減付き合うのも面倒だ。
「い・行くに決まっているだろう?
よし、行くぞみんな。」
「あっ、うん。」
「はい・・・。」
「飯は・・・。」
悪運だけはありそうだから、死にはしないかもね。
役には立たなそうだけど。
どうなることやら。




